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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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7話

源太が自信無さげに言うと、むつ以外の視線が向けられた。


「あっ…いや、前にそこで乗り移るのを見たから、たぶんそうだと」


しどろもどろに源太は言い、むつの方に助けを求めるように顔を向けたがむつは何処を見ているのか、それに気付いていなかった。


「むつ?」


一点を見続けているむつに気付いた冬四郎が、気遣わしげにむつの隣に座った。


「ん?あ、肩痛い?ごめんね…あとで湿布張ってあげるから」


「まぁ痛くない訳じゃないけど。お前、よく登ったな落ちたらどうするつもりだよ」


「そこまでは考えてなかった」


「で、今は何が気になってんだ?」


「源太の言ってた、職員が人形になってる話、本当なんだなーってね。けど、さ…あの人以外は出てこなかった。出てきたのは人形ばっかりで、人の姿になってるのは居なかったね」




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