表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
35/410

2話

階段で5階まで戻る気はないのか、むつはエレベータの方に向かっていく。西原も一緒にエレベータに乗り、よろず屋に戻っていった。


ばんっとむつが乱暴にドアを開けて入ると、颯介がコーヒーを立ったまま飲みながら驚いたような顔をしていた。口に含んでいたコーヒーをようやく、飲み下して少しむせていた。


「お、おはようっ…」


「おはよ…ちょっと、ごめん」


むつは颯介の空いてる手を取ると、手首に親指を当てた。西原は何をしているのかすぐに分かった。首を傾げ、むつは西原の手を取ると同じようにした。


「むっちゃんと西原さん?どうしたんですか、朝早くから」


「ちょっと、用事のついでに。むつにおはぎの相談を」


「おはぎ?」


颯介は何が何だか分からない様子だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ