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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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6話

むつに押しきられた藤原は、しぶしぶ貧血の薬を出すのと、明日診察に来る事を条件に帰っても良いと言った。


颯介の車に祐斗と西原が乗り、冬四郎の車にむつと晃が乗って、むつのマンションに向かった。途中、颯介は祐斗のアパートに立ち寄り、着替えを取りに行かせた。冬四郎はコンビニに立ち寄り、飲み物何かを買い込んだ。


帰って来たむつは、ソファーに座ってぐったりとしつつも、嫌そうな顔をしていた。


昨日は、颯介と祐斗と西原が泊まり、今日はその3人に冬四郎と晃が加わった。肌寒いはずの夜だったが、男ばかりが5人も居るせいで、暑苦しいうえに狭苦しくむさ苦しい。


ゆっくりしたいのに、というむつの小さな呟きは誰にも聞こえてはいない。

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