表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
264/410

6話

「あ、むつさんだ」


「やけくそ気味に叩いてるね」


横から画面を覗いている祐斗と颯介は、むつを見付けて楽しそうに笑っている。


「ちょっと…祐斗邪魔。あたしが見えない」


「えー?だって、俺も見たいっす」


テーブルにパソコンを置いて、その前にむつ、祐斗、颯介が座り後ろのソファーに冬四郎と西原が座って画面を覗いていた。


「むつさん後ろのソファーから見たら良いじゃないですか。床に座ってると冷えますよ?」


「そしたら遠いでしょ?ってか、何でそんなに見たがるのさ」


「何があったのか知りたいからだよ」


颯介が言うと祐斗は、うんうんと頷いた。


「むっちゃん寒いなら西原さんに抱っこして貰ってゆっくり見たら?」


にやっと颯介が笑いながら言うと、祐斗もにやにやとしていた。むつは、無言のまま祐斗の太股をぱしんと叩いた。


「痛っ…俺が言ったんじゃないっすよ」


「颯介さんの所まで手届かない」


「とばっちりっすよ」


「2人ともちゃんと見る気ある?」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ