表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
263/410

6話

むつはパソコンから視線を西原に向けた。


「あ?言わなかったっけか?俺、祐斗君と道場行っててさ。祐斗君を送ってる途中で湯野さんから祐斗君に連絡あったから一緒に来たんだよ」


「…何で?」


「何でって…」


「何かあった時の為に、居て貰えたら心強いかと思ったから俺が頼んだんだよ。実際、居て貰って良かっただろ?」


颯介が西原の代わりに説明すると、むつは確かにと呟いて頷いた。だが、冬四郎は納得出来ていないようだった。


「何かあったんですか?」


「そうですね…むっちゃんが閉じ込められたのと、気絶した社長を引きずってきたくらいですね」


ざっくりとした説明に冬四郎は、首を傾げて、むつの方を見た。だが、むつは説明する気ないようで、パソコンの画面を見ていた。


「これ…4画面ずつしか見れない?」


「そうだな。全部で幾つだっけ?客が入れる所と裏方の方とかなり台数あるみたいだがら…見るのはちょっと大変かもな」


くず湯をスプーンでかき混ぜながら、むつは昨日の18時からの防犯カメラの映像をじっと見ていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ