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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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5話

「もぅちょっと待ってて」


むつは、そう言うと2人から視線を外して何処かを見ているようだった。


頭の中で映像として見ながら、むつはふと式神の歩みを止めさせた。見覚えのある部屋を見付けたのだ。むつが山上と女性を追って行った時に入った、頭が沢山ある部屋だった。


用心深く、部屋の中を探っていくが特に怪しい物は見られなかった。それに、作業をしてしているスタッフが居てあまり動かす事が出来ない。


物陰に隠れながら、そろそろと式神を移動させて頭がある部屋から次の部屋に向かわせた。ドア1枚で繋がっている部屋には人形があった。吊るすようにかけられている物や、箱に入れられている物、机に置かれている物がある。


人が居るうちは、動かないのかと思いむつは身近に置かれている人形を隅々まで見ていく。


式神が小さすぎるからか、凄く至近距離でしか見えないため、移動させながら全体を見るしかなかった。

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