表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
242/410

5話

むつは足を組んで座り、颯介と祐斗の方を見ていた。だが、目には映っていないかのように、ぼんやりとしていた。


奥にあったドアの隙間から式神は、劇場内の裏側に入って行った。昨日とは違って、しっかりと電気がついている。だが、人の気配は全然しない。


広い劇場とは言えど、劇場のスタッフはもしかしたら、あまり多くはないのかもしれないと思った。それか、それぞれに作業をしているのか。


昨夜もどこをどう通ったのか、むつにはさっぱり分からなかった。また1つ1つ部屋を潰していくとなると、かなり時間がかかりそうだ。


むつは、げんなりとした気分になったが仕方ない。もうしばらく、ゆっくりと颯介と祐斗には資料を眺めておいて貰う事になるだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ