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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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5話

むつは野菜を入れてあったボウルを軽く洗い、水を入れて置き、冷凍庫から生姜とニンニクのチューブと中華調味料の缶を出してきた。


「ご飯とお風呂のが優先順位上よ」


「はいはい。昼飯食ってから、何も食べてなかったのか?」


「そうね。…お水も飲んでなかったな」


そう言えば、喉乾いてたんだよね、とむつは冷凍庫から麦茶を出してコップに注ぐと、ごくごくと飲んで、ふーっと息をついていた。


「風呂上がりの牛乳かよ」


「お風呂上がりに牛乳飲んでたのは、小学生までよ。ってか、パックの牛乳は好きじゃないからもう飲まないし」


「贅沢なやーつ」


西原は、じゃっと水を鍋に入れて蓋を閉めた。

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