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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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4話

しらみ潰しに、館内をくまなく探せば山上が見付かる可能性もある。だが、敵の手の内にあるとしたら、探し出すのも難しいのかもしれない。


玄関ホールを呟いた、むつの喉乾いたという呟きも聞いていたような輩だ。探し回っても隠されるかもしれないし、ここから出る事も出来ないかもしれない。


そして、山上の様子と禿の言葉を信じるとなれば、かなり身体を交換されている。という事になる。右腕を動かさないのも足を引きずるように歩いていたのも、会話している女性の方を向かないのも、それな全て納得がいく。


むつはしばらく考えていた。契約をして、得たいものと身体の1部を交換する。そして、すぐに全てを交換するというわけではないようだ。


禿の話に乗るべきかも、とむつは思い始めていた。




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