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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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4話

むつは、話し相手がいなくなってつまらなくなったのか、むっつりとしながら、説明を読んだりしてぶらぶらしながら時間を潰していた。


だが、しばらくするとむつは何だか居ずらくなってきていた。資料展示室には、色々置いてあるものもあるが、受付の女性と居た時には気にもならなかったが、今は人形に見られてるような気がしていた。


人形に見られるという事はないと分かっていても、何となくそんな気がしていたのだ。


むつは悪い事をしたでもないのに、そそくさと資料展示室から出ていった。そして、行く場所もなく土産物店を見に行く事にした。


鑑賞教室に来た人たちなのか、何人かが歌舞伎化粧の柄のハンカチなんかを見たりしている。むつは、ほっとした心地で土産物を物色し始めた。

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