表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
159/410

4話

「短いなぁ」


地上から光が差してる事に安心したのか、むつはそう呟くと改めて周りを確認していく。地肌剥き出しの壁と板の敷かれた通路。それから、生きてる人ではない人の多くの気配。だが、それらから悪い感じはしなかった。集まりやすい場所なのかもしれない、と思った程度だった。


そして、ふと1人だとつまらないな、と思った。仕事を颯介と祐斗とする事がそれほど多いわけでもないが、遠出する仕事には誰かが一緒だった。それが今では1人だった。留守番の山上が居ないからだと思うと、何だか腹が立ってきた。


何もない、と判断したむつは、地上に出た。そして来た時よりも、綺麗に手入れされ日差しの届いている小道を歩いて行った。売店みたいな物を見付けて、とりあえず入ってみた。土産物がぽつぽつと並んでいた。あまり、人が来るような場所ではないというのが分かる。


それでもむつは、一回りして見て土産物の饅頭を2箱買って出て。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ