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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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4話

「律儀なお兄さん方だよね」


「何で?」


紙袋からファイルを取り出して、広げていたむつは颯介の方を見た。


「差し入れもだけど、宮前さんもわざわざ俺にまで声かけてくしさ」


「普通じゃない?」


むつは肩をすくめて見せて、1と手書きで書かれたファイルから白い封筒とメモを取り出した。


1のファイルに入っていた封筒は7枚。2のファイルに入っていた封筒は4枚だった。沼井の分は何枚だっけと、むつは見返すとこっちは5枚だった。


沼井は4枚の封筒で下半身が動かなくなっている。という事は、他の2人もそれと同じくらいかそれ以上に酷い状態という事だろう。


手紙の内容はどうせ同じだろうと思いつつも、むつは1枚ずつ確認していく。やはり、思った通り内容も同じなら封筒も手紙の書かれた紙も同じようだった。

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