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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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3話

10分近くは、坂を上り続けただろうか。流石に、息切れはするし、じっとりと額に汗か浮かんでいた。ニット帽の中が、蒸れていて余計に暑い。


むつは坂を上りきり、ようやく神社の前に来たと思ったが、次は境内までの階段だった。


「まじか…暇人は体力あるなぁ」


1人、文句を垂れつつも階段を上って、上っていく。帰りはこれを下っていくのかと思うと、げんなりする。


手水できちんと手と口をすすいで、むつは賽銭をあげて柏手を打っておいた。特に願い事なんかはないが、来ました、という挨拶のような物として行った。


参拝を済ませ、ぐるっと境内の中を見て歩くと、他にも幾つかの神を奉っているようで、社の隣には説明書きもあった。いちいち、全てを見たわけではないが、劇場の近くなだけあって芸能の神も奉られているようだった。

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