表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
139/410

3話

むつが最後と決めた場所は人形浄瑠璃も行う劇場だった。こういった場所に来た事のないむつは、興味もあり公演日程を見たり、チケットがなくても入れる範囲で見て回っていた。


特に、ここにも何かを感じる事はなかった。行った先々で、あればといった感じでとりあえずパンフレットを取ってきていたむつは、劇場でもパンフレットを貰い早々に出てきた。


鞄にパンフレットを入れ、ついでに地図も入れようとポケットから出した。帰りたい気分しかなかったが、一応、帰りがてらに寄れそうな所がないかを見ると、近くの神社があった。それも、道路を渡った目と鼻の先だ。


神社に寄って、その道を行けば駅に出れると分かると、むつは渋々道路を渡るべく横断歩道を探したがない。陸橋を渡るしかなさそうだった。


かつかつかつ、と階段をあがって、道路を渡り階段をおりて。鳥居をくぐると次は上り坂だった。上り坂は、わりと急だったが、むつは深呼吸をするとのぼりはじめた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ