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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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3話

晃に連れて来られた、沼井が入院してるという病院はかなり大きい。晃いわく、芸能人や政治家なんかも利用するような病院だそうだ。


入院してる病棟までエレベータで行き、ナースステーションで受付をして、首から下げる許可証を受け取った。


「面倒だけど、そーゆー特別な部屋なんだよね、これが。事前に予約しないと、入れないんだよねぇ。これ、首から下げときなさい」


許可証を受け取ったむつは、首からぶら下げた。オフホワイトの廊下は、消毒液の臭いとどこかの部屋から聞こえてくる機械音だけで静かだった。


2人は警備員の居るドアをくぐり、さらに個室になっている部屋の前で足を止めた。晃が軽くノックをすると、中からかちゃんっという音がしてドアが開けられた。用心深い事に、内側から鍵をかけてあるようだ。


「失礼します、宮前です」


「失礼します」


晃に続いて、挨拶をしてドアを開けた男に会釈をしてむつも入っていった。



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