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1 キャラクターメイキング

キャラクターメイキング

名前・性別・種族・外見・能力値・生い立ちなどを決める過程

性別・種族・外見・はーFree Wowld Onlineーにおいては二つの方法で決定することができる。

ひとつは従来通り選択肢を選んでいく方法、もう一つはどのように戦うか活躍するかを想像する方法。

後者ははどのように動きたいかを想像しそれをAIが読み取り設定する。

それらの入力が終わった後、どのような生い立ちかをアンケートに答えて決定します。

















気がつけば宇宙空間のようなところに存在した。

「キャラクターメーキングを開始します。」

どこか女性的なコンピューター音声が現状を教えてくれる。

「脳波の状況を測定しますので何も考えづリラックスしてください」

どこか落ち着くような音楽が同時に聞こえてくる。

「測定終了しました。この後の測定は、どのように行いますか?」

次の入力はどの様に行うかを聞いてくる。

「すべてを思考入力で行いますか、選択して行いますか、思考入力を行いませんか」

「思考入力とそれ以外に何か差が生まれるんでしょうか」

入力方式が複数あるというのは何かそこで差が生まれるのだろうか。

「能力値的な差は生まれません。最初から想像したような戦い方ができる様なキャラクターを作成できます。

   選択式の作成では客観的なキャラクターが作成できます」

「能力値に差が生まれないのに創造したい戦い方ができるですか?」

「選択式の入力では初期技能の膨大さと組み合わせによって見落とすことがあるかもしれません。

  その代わりバランスよく活躍できるキャラが作成できます」

「バランスよくですか?」

「冷静に考えどのような技能が必要かを選ぶことができるからです」

その言い方からして思考入力は冷静に選択しないような言い方だ。

「思考入力は違うんでしょうか」

「思考入力では予期せぬ初期技能が入ることがあります。また AIが選定するところがあるので自分で決めた感が少ないかもしれません。」

要するに、最初から思うような動きができるかもしれない方法とすべて自分で決め手活躍できるかも知れない方法の違いか。

「それでは、どの方法で行いますか」

「すべて、思考入力で行う。」

「了解しました。戦っている光景を想像してください」

その言葉と同時に想像する。戦っている様子を踊るように戦っている様子を、同時に支援魔法をかける様子を、攻撃と同時に魔法を発動する様子を

そのように戦うキャラを想像する。

「入力終了しました。このまま、次の段階に進みますか?」

「はい」

「キャラクター名を登録してください。またはランダムで登録しますか、それともAIに任せますか」

「ランダムは分かりますが AIに任すとはどの様なものですか?」

「初期装備や戦闘方法に合っている名前をAIが考えます」

「何かメリットは存在しますか?」

「特典として初期所持金がランダムで10倍にAI任せだと5倍になります。ただし挑戦できるのはそれぞれ一回ずつになります」

「それではランダムを」

目の前にスロットのようなもが表示され文字が高速で回転し始め、やがて停止する。

少しの時間がたってから名前が表示される。

             ☆跡台石し

「この名前にしますか?」

なんと読むのか分からない名前が表示される。

これはない。

「やめておきます。それとAIに挑戦します」

「それでは、AIがあなたにふさわしい名前を作成します」

まあ変な名前になったらキャンセルすればいい。

先ほどに比べれれば時間がかかる。

「作成が終了しました AIがあなたに付ける名前はぎん になります。よろしいですか?」

「はい」

無難な名前だしこの名前で登録する。

「これらの情報を登録し、生い立ちへ続きますか」

「はい」

「後で登録は変更できません。よろしいですか?」

「はい」

「それでは生い立ちを決めるためのアンケートに入ります。『はい』か『いいえ』で答えてください。準備はよろしいですか?」

「はい」

宙に浮かんでいるような感覚だったが足元に地面の感覚が生まれる。

「冒険者は未知への挑戦者ですか?」

「はい」

「冒険はつらいものだと思いますか?」

「いいえ」

「人はあった瞬間から信頼されますか?」

「いいえ」

「空の色は青ですか?」

「はい」

わけの分からない質問がいくつも続く。

「地位を捨てて冒険者になる人はいると思いますか?」

「はい」

あまりの量と単調さで半ば朦朧としながら、最後の質問にたどり着く。

「高貴なるものも一夜にして地位を奪われても耐えられると思いますか?」

「はい」

「質問は終了します。これらの結果を持ってあなたの生い立ちを決定します。」

長いアンケートは終了したらしい。

「では最後の選択になります。」


いや最後の選択ってアンケートは終わったってさっき言っていたよな。

「最初のスタートする街はどこにしますか?」

その言葉と同時にいくつもの選択肢と地図による位置関係の説明、都市の大雑把な特色が表示される。

「最初のスタート地点か、約束していた場所を選択するか。」

「そこはどこでしょうか」

「城下町シュロスで」

「初期の登録都市をシュロスに登録します。これで登録は終了しました。正式サービスをお楽しみにしてください。」




難産の末に何とか完成しました。皆さんよろしくお願いします

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