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【一章】追悼と邂逅 Ⅵ



「えっ……?」


 意識を取り戻した時、おれはクレアと呼ばれていた女性に手を引かれていた。何故か、おれの体がリリになっている。

 記憶の世界などではなく、現実の世界でのことだ。

 つい先ほどまで、おれが座っていたベンチには、意識を失った、おれの姿があった。ユークリッドの爺さんは、異変をいち早く察知してこちら側に飛んでくる。


『エリシャ、何故そこに、リリの中にいる……?!』


「ユークリッドの、爺さん……」


 そんなことを言われたって、いきなりのことでおれにもわからない。ただ、リリの姿を見ていたら吸い込まれてしまったとしか言いようがない。


『なるほど、記憶を見るという力が暴発して意識がリリに取り込まれてしまっているんだろうな。ということは、リリの意識は休眠状態にあるか。または今はエリシャの中にリリの意識はずなのだが、まだ目覚める気配はないな。この手の現象にはリオに聞いた方がいいかもしれんな』


「どうしたんですか、先生?」


『ええい、厄介な。とりあえずリリのフリをしておけ、おまえとリリの体が心配だ。そこの白猫に適当な言い訳をして共に休憩を取れ。リリの沽券に関わるからな、らしくしろ』


 ユークリッドの爺さんは、おれ(リリ)の手をぐいぐいと引っ張って来る。リリのフリをしろって、いくらなんでも無茶振りがすぎると思うんだけど、でも、今起きてることがシャナが言ってた碌でもない竜人のせいだったりしたら、危ないのはおれの体にいるリリだ。

 正直、何が起きているのか全くわからないけど、黙って爺さんの言うことに従っておいた方が良さそうだ。

 詳しい話を聞くのは、とりあえずそれからでも遅くはない。


「く、クレアさん。あっちに、知り合いの子が……ひとりで疲れて寝ちゃってるみたいなので、ちょっと様子を見に行って、いいですか?」


「子供がひとりだけなんて確かに危ないですね……。わかりました、親御さんか来るまで一緒にいましょう」


 一応、リリが親御さんに当たるんだけど、たぶんリリは他の知人にはおれのことを言ってないんだろうなと思う。

 大根役者。などと、爺さんには悪態を吐かれたけれど、なんとか自分の体と無事に合流することができた。

 クレアという人は、竜人のおれの体を手慣れた様子で診察する。脈拍を計ったり、ベンチに横に寝かせたりして唸るように様子を見ていた。爺さんがおれが下手なことを言わないように、クレアから思考を盗み見て情報をくれる。

 どうやら彼女は、孤児院の院長であり医者。そして、かつては孤児であり、リリの生徒だったらしい。だからリリのことを先生って呼んでいたのか。

 

「失神してますね、たぶんあまり人混みとかに慣れてないんでしょう。緊張感や不安、恐怖心から来る脳貧血かと思います。ちょっとすれば目を覚ますかと」


 ちょっと見ただけでそこまでわかるのか。まだ一言も交わしてないのに、何もかも見透かされているようだ。

 それよりも、獣人というか、異常なまでのリリの五感の鋭さが今自分自身にどれほどの悪意や害意を向けられているのを感じると気が滅入って来る。

 まだ、何もされてはいないけれど、この体はこれまで何をされたか、どんな仕打ちを受けていたのかを覚えている。記憶だって、思い出そうとすれば鮮明に過去の出来事を思い出す。だけど、こんなの勝手に記憶を覗いていることに変わらない。

 どうにか過去に意識を向けないようにしているが、黙っていても些細な疑問に脳が答えを寄越してくる。

 結局、ユークリッドの爺さんがおれの精神がリリの体に過干渉できないようにしてくれた。

 精神の指向性の決定権とやらを使ったらしい。つまり、おれの意思の力というものは爺さんに比べて弱いということらしい。どうやら、おれが直接他人の記憶を覗こうと干渉したことと、リリの意思の力が弱っていたこともあり、その結果、意識を取って替わってしまったみたいだ。


「あっ、リリ先生、この子目が覚めたみたいですよ」


「……クレアさん、それに、ふべっ?!」


 どうやら、おれの体には本当にリリが入っているみたいだ。爺さんはおれの姿をしたリリの顔にへばり付くと、何があったのか直接脳内で会話をしている。それで状況を把握した様子のリリはおれを真似るような口調で話し始めた。


「……あ、いや、ごめん。人混みとかあまり慣れてなくてさ。追悼式終わってからメシ食ってたらリリを見つけたんだけど、声をかけようと思って立ち上がったらなんか気を失ってさ」


 リリが演技が上手いのは意外だけど、普段からおれの細かい仕草を見ているんだろうな。もしもこのまま元に戻れなかったとしても、リリなら上手くやっていけそうだ。

 縁起でもないけど。


「まだ幼い様子ですが竜人がここにいるってことは、追悼式に参列したんでしょう。緊張感から解放されて気が抜けてしまったのかもしれませんね」


「……うん、そんな感じかな。おれ、こういう場所に来るのってはじめてでさ。あんま気が乗らなかったりして」


 それは、おれの本心でもあったし、リリの本心だったと思う。リリも、追悼式はどこか忌避感を持っていたのかもしれない。というか、リリの記憶のがおれに筒抜けだったように、おれの記憶もリリには筒抜けだったらどうしよう、人間だった頃の記憶とか、もしかして見られたらかなりまずいんじゃないかと心配していたら『エリシャの魂に刻まれた情報をリリが知る術はない、その逆も然り』だと教えてくれた。

 急に魂とか言われても実感が湧かないけど、リリが知ることになるおれの過去は、せいぜい五・六年程度なんだと思う。それはそれで問題があると思うんだけど、リリも今はそれどころではなさそうだ。中途半端な嘘なら、このクレアって人に見抜かれてしまうから、慎重にならざるを得ない。


「それより、リリは墓参りか。なんだか、嫌そうだけど」


「えっ、おれ、いや、わ、わたしは……」


 なんでリリはおれの姿になってもそんなに堂々としてられるんだよ。こっちは、それどころじゃないのに。急に周りの世界が大きく見えて、なんだか心細いのもあるけれど、全然声が出ないし、悪意のある視線に恐怖を感じて身がすくんでしまう。こんな状態で平然としていられるはずがない。


「聞いてくださいよ、リリ先生ってばお墓参りや外出の度に暴漢に襲われて抵抗しないんです。昔から、嫌がらせを受けてるのは知っていたけど、なんでもないって誤魔化すばかりで誰にも頼ろうとしないので、私だって堪忍袋の緒が切れました。こんな幼い体の内臓があちこち破裂するくらい暴力を振るわれて、なんでもないわけありません!」


 おれは、リリの過去をよく知らないけど、クレアって人が言っている意味はよくわかる。何をされたのか、体が覚えているから。この二十五年間、リリに味方してくれる人々もたくさんいたが、リリを目の敵にしている人々もたくさんいる。

 リリは、恩には必ず応えるし、恨みを買えば必ず報いを受けるようにしているらしい。だけど、その在り方は両極端だ。

 困った時はお互い様だと助け合う一方で、謂れのない因縁を付けられたら黙って言いなりになる。特に下手に出たリリには免罪符を得たとばかりに好き勝手なことをして、その結果リリは何度も傷付けられてきた。肉体的にも、精神的にも。

 どこかの誰かが吹聴した「リリ・クルースニクは不老不死」という噂が広まってからは、暴力行為は次第にエスカレートしていった。

「戦場で怪我しただけ、どうせすぐに治るから」だなんて笑いながら決まった言い訳をする包帯姿のリリは見慣れていたけれど、その理由を知ってしまった今はそんなことをした奴らが憎いとさえ思うのだが、情けないことにこのちいさな体に刻まれた恐怖を前には手も足も出ない。

 戦場で怪我をすることよりも、守っている人々から傷付けられているほうが圧倒的に多い。リリは自分が争いの種になることを嫌い、誰にも口出しできない現状を作り出してしまった。

 そして、この現状に昔から異議を唱えてきた者たちのひとりが、このクレアという人物だ。

 おれの姿をしたリリは、耳が痛い話を聞かされている様子で気まずそうにしていた。


「じゃあ、なるべく早くここから離れたほうがいいんじゃないか……。なんか、二人とも危なそうじゃんか、ここにいたら」


「ええ、私たちも日課さえ済ませばいつまでもこの場所に留まるつもりはありません。公共の場を占拠されるのは不本意ですが、私だって事を荒立てたくはないですから」


「……おれもついて行くよ。竜人が側にいれば、無闇に当たり散らかして来るような連中もいないだろうし」


 リリは内心戸惑いながらも、おれだったらそうするだろうなって行動をしている。それとは逆に、おれはあまりリリらしくない振る舞いをしていると思う。こんなに悪意を向けられる経験なんて今までなかったから、怯えたままだった。でも、無駄口を叩かないのが、かえってそれでよかったのかもしれない。少なくともこの場は、リリの機転でやり過ごせると思う。

 つい先程、おれがシーナ様の親族である事を明かしたばかりだから、表立ってちょっかいをかけて来るような連中は居ないと信じたい。

 リリの姿をしたおれの頭の上にはユークリッドの爺さんが、くたびれた様子で『ひとまずはどうにかなったみたいだな』と、安堵していた。

 それから、特に問題なく献花台に花を置き、そのままヤドリギへの帰路に着いた。シャナを忘れているような気もするが、話がややこしくなるので爺さん的にはおれたちを一刻も早くリオに診せたいらしい。




 ヤドリギに帰って来てから自分たちの身に何が起きているのかリオに説明したら浮かない顔をしながら、ボイラー室の扉の前まで連れてこられた。

 分厚い金属の扉には関係者以外立ち入り禁止の文字や黄色と黒のストライプ模様が乱雑に巻かれたようなデザインが施されていて、その上で何重にも鍵が掛かっている。どちらかといえば、封印なんて言葉がしっくり来そうだ。

 ちなみに、外側の鎖や錠前はすべてダミーで、この扉はリオにしか開けられない造りになっているらしい。


「……まあ、いつかは見せることになったんだと思ったけど、秘密ってものは案外長持ちしないモノっスね」


 リオが扉に手を翳すと光の線が幾多にも走り、呆気なく開いた。継ぎ目のない金属の塊のようなものが口を開けると、その先からは青白い光が漏れてくる。


「はやく入るっス」


 リオに急かされるように、おれとリリがボイラー室に入ると扉が閉じて出入り口の形跡すらなくなってしまった。

 なんだかボイラー室と言うよりは、近未来的な研究室って感じがする。室内は、地下室とは思えないほど広い。地上部分のアパルトマンがすっぽり入ってもまだ余裕がありそうだ。

 中でも目を惹くのは、青白い蛍光色を放つ培養槽の中に浮かんでいる肉体のあちこちが損壊した黒髪の大きな白竜の姿。

 

「竜の亡骸(したい)……?」


「失礼な、ちゃんと生きてるっスよ」


 リオはがしがしと髪を掻きながら、深くため息を吐いた。


「というか、こっちがぼくの本来の体っス。今は、この一帯を守る障壁としての動力源として利用しているから身動きが取れないんスよ。ぼくが、リリさんの妹と言うのも実は嘘っぱち、リリさんの細胞を培養して作ったクローンみたいなもので、作り物の人形と言ったほうが正確っスね」


 リオの本来の体。リオが、竜人。

 目の前で気怠げに話すリリの双子の妹のリオは作り物。

 いきなりそんなことを言われても簡単には信じられないけど、冗談を言っているようには聞こえない。

 それにリオがいくらイタズラ好きでも、わざわざこんな大々的な仕掛けを悪ふざけで作るような奴じゃない。

 ちゃんと、それなりの理由があるはずだ。

 自分の本当の体を水槽に沈めてまで、リリの妹として過ごす理由。理由なんて想像もつかないけど、もしも他のみんなが知らないことだったら、おれは如何なる理由があってもリオを許せなかったかもしれない。


「それって、他のみんなは知ってるのか……?」


「身内で知らないのはエリシャだけだったっスよ。いずれはネタばらしする予定だったけど、いかんせん現実味のないハナシっスからどう打ち明けるかは悩んでたんだけど、まあ、その機会が向こうからやって来たんだから儲け物っスね」


 杞憂で済んでよかったと思って安心している自分と、これまでリオと過ごした思い出が本物なのか偽物なのか、疑念に苛まれる。


「さあ、二人ともそこの椅子に座るっスよ。男言葉のリリさんも悪くはないけど、二人ともいつも通りが一番っスから、ちゃっちゃと治しちゃうっス」

 

 リオの言う通りにして、おれたち椅子に座る。

 リオは培養槽に触れたまま動かなくなったかと思えば、中に居る竜人が薄っすらと目を開くと、指先を少し動かすような仕草をする。

 一瞬、軽く眩暈がして視界が暗転した直後にはおれは元の体に戻っていて、リリもまた同じ姿に戻っているみたいだった。

 培養槽を確認すると、リオの本体だという竜人は再び眠りに付き、リリの妹としてのリオが頬を膨らませながらご立腹と言った様子。

 

「それで、なんでこんなことになったのか、こまかーく説明を要求するっスよぼくは」


 リオが、椅子に座るおれに乗り掛かるように食い気味で睨みつけてきた。好奇心と怒りが半分半分と言った感じだ。

 そりゃあ、おれだって説明したいのは山々なんだけど、まだ自分でもよくわからないし、あくまでも仮定の話になる。

 ユークリッドの爺さんにでも詳しく説明してもらったほうがわかりやすいかもしれないけど、今は食べ損ねたパフェの代わりに店長が焼きたてのアップルタルトを振る舞っているからこっちには来れない。どちらかといえば「自分の始末は自分でつけろ」らしい。


「なんか、おれの『パーソナリティ』は『記憶』に関わるものなんじゃないかって爺さんが仮定していた。そのせいなのかもしれないけど、おれは特定の人の過去の記憶を見ることができるみたいだ。まだ、リリでしか成功したことはないけど、たぶん、波長というか、ノイズというか、そういうものを感じる相手なら同じようなことができるんだと思う」


 リオはおれから飛び退くように離れると、近くのテーブルにあった紙に興味深そうに唸りながらメモを取っている。


「ちなみに、今までそう言ったものを感じた相手は?」


「……今のところ、特に強いのはリリとリオくらいかもしれない。他の人にも感じないほどじゃないけど、似たような違和感はある」


「ふむふむ、つまり今のところリリさんに限定した能力が発現していて、記憶領域に双方向の通り道を形成して情報の循環が行われているが、不安定が故にその道が断たれてしまった場合、今みたいに意識が入れ替わってしまうと。いや、でも見えない繋がりが混線しているようなもので、アニマの反発とも思えるっスね」


 リオはしばらくの間ペンを走らせる。

 リリは「リオがこうなったらテコでも動かないよ」だなんて笑いながら言うと、培養槽のまわりを掃除しはじめた。

 久しぶりに会った友人を懐かしむように分厚いガラス越しにリオの本来の体を見つめるリリは、どこか悲しそうな目をしている。


「とりあえず、もう一回リリさんの記憶を見ようとしてほしいっス。再現性があるか確認したいっス」


「……いや、それが今はリリを見てもリオを見ても何も見えないというか、できないというか」


「ふむ、困ったっスね」


 リオは、ペンの後ろの部分でこめかみを軽くトントン叩きながら、何かを思い浮かんだ様子で近くの引き出しから部品を取り出すと手慣れた様子で羽飾りを模したネックレスを完成させる。


「まだよくわからないから気休め程度のアニマギアのお守りっスけど、それを肌身離さず持っておくっス。少なくとも、記憶の混線……意識が入れ替わるなんてことはなくなると思うっス。だけど過信しないように、今日と似たような違和感を覚えたらすぐに意識を逸らすこと」


「……なんでアニマギア?」


「要は『パーソナリティ』の根幹にある竜の力をそれで抑制すれば、変に暴走したりすることはなくなるんじゃないかなって思ったんスけど『パーソナリティ』なんてイレギュラーの塊だから、本当に気休め程度っス。今後も頻発する可能性だってあるかもしれないから、その都度ラボに来られてぼくが治すのも障壁が揺らぐからあんまりしたくない。危ない橋は渡らないに越した事はないっスからね」


 リオは、ネックレスをおれの首に着けると「早いか遅いかわかんないっスけど、そろそろ一年経つし誕生日プレゼントっスね」と、嬉しそうに笑っている。


「……あぁ、うん、ありがと」


 知らないことを知るたびに、わからないことが増えていく気がする。きっと、そんなことを考えているから生返事になってしまったのだと思う。リオからプレゼントを貰えたのは嬉しいけど、なんだか複雑な気持ちだ。


「なぁ、リオ」


「大丈夫っスよ、ここまで見せておいて今更隠し事なんてしない。エリシャの秘密も知ったんだから、ぼくの秘密だってちゃんと説明するっス」


「それなら、おれはリリの過去を勝手に見ちゃったりしたんだけど、これ以上なにか説明できる事は……」


 おれが人間だったなんて話をしたら、いくらなんでも笑われてしまうだろうか。本の読みすぎだと思われてしまうだろうか。でも、他に言えるおれの秘密なんてそれくらいしかない。二人の過去や秘密に比べたらフェアじゃないと思うけど、後ろめたいと思う他人に言えない秘密なんてそれだけだ。


「笑わないで欲しいんだけどさ、おれ人間だった。ついこの間まで、ただの学生で普通に暮らしてた。まだちゃんと人間だった頃を思い出せないし、馬鹿げてるだろうなとは思うけど、本当に、本当におれは人間だった。冗談でも、嘘でもない。おれが二人に隠してた秘密は、それで全部だ」


 リリとリオは、顔を見合わせるといつも通り変わらずにおれの頭を撫でてくれた。


「やっぱり、エリシャはいい子っスね。誰かに否定されるかもしれないことを勇気を出して言ってくれたんスから、笑ったりもしないし馬鹿にしたりもしない、ぼくは信じるっスよ」


「わたしも信じるよ。エリシャには、わたしの弱いところたくさん知られちゃったみたいだし、ユークリッド様でも覗けないわたし自身も思い出せない昔の記憶があるから、もしもエリシャの力でわたしの過去が見れるならわたしが知らないわたしのことを、教えて欲しいな」


 秘密を知れば、幸せな日常が壊れてしまうんじゃないだろうかって不安があった。だけど、秘密を抱えたまま過ごすのはとても疲れるし、暴かれそうになると神経質になって余計に疲れる。たぶん、そういうことをお互いに受け入れられる間柄を信頼関係があるってことなんだろう。シーナ様やリリたちのちぐはぐな家族はきっと、目には見えない強固な繋がりがあるのかもしれない。



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