称号
少し長いかも?そうでもないですか(*_ _)人ゴメンナサイ
「え?称号?ヘルプ、これなに?」
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称号
一定の条件を満たした場合に獲得する
付属効果が有るものと無いものがある
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限界への到達
ステータス内のいずれかのレベルが上限に達した
効果は特にない
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「…期待したのに。別にいいけど。」
「おーい、ユウー!」
「あ、ガルムさん。すごい音でしたよ?」
「いやー、ストレスが溜まってたもんでなぁ、ガッハッハッ!」
「そうですか…」
「それより、どこまでレベル上がった?」
「今は580ですね。それと、ジュエルバッファローっていうのもいましたよ。」
「お、調子良いな!にしても、ジュエルバッファローか。」
「どうしました?」
「いや、ジュエルバッファローはレベルの割に結構強くてな。この辺の強さに慣れてきた奴が結構やられてんだ。」
「確かに、他のモンスターと比べても速かったですね。」
「そう、そのスピードにあの鋭い角が加わると、一発でお陀仏だ。
ただ、体から生えてる鉱石は高値で売れるから倒せるならラッキーだぜ。」
「確かに装飾品として人気が出そうですね」
「そういうこった。さて、そろそろ行くぞ?」
「どこにですか?」
「山頂だよ。第二の目標は覚えてるな?」
「あぁ、ボスですか…」
「ここのボスはちょっと厄介だが、多分大丈夫だ」
「そうですか。僕はもう動けますよ。」
「よし、なら早速行くか」
山頂へは歩いて30分程かかった。
途中、出くわしたモンスター達も狩ってレベルを上げる。
〜山頂〜
「アイツがここのボスだ。」
山頂には直径50mはありそうな大きな火口の跡があった。
その中心に巣を作って眠っている、蜥蜴と蛇が混ざったような奇妙なモンスターがいた。
「あれは…バジリスクですか?」
「あぁ、石化と猛毒のブレスを吐いてくる厄介な奴だ。
ステータスがいくら高くても当たったら普通に死ぬ。」
メドュスネークの時もそうだったように、おそらく魔防の値で抵抗は可能だろう。
しかし、メドュスネークと1度も目を合わせていないので、どの程度の数値で抵抗できるのか見当もつかない。
「分かりました。とりあえず倒してきます。」
「おう、気を付けろよ。」
火口跡の中に入ると、結構離れているはずのバジリスクが起き上がってこっちを見てきた。
「シャー!!」
早くも見つかってしまった。
警戒しているだけなのか、威嚇しかしてこない。
バジリスクまで40m、30mと距離を詰めても動く気配がない。
これ以上近付きたくないので、とりあえず衝撃波を飛ばしてみる。
しかしそれでも、全く動かない。
そのまま衝撃波が当たるが、かなり弱めだったのでダメージは無さそうだ。
次は少し強めに撃ってみる。
ブォン!!
バジリスクはそれでも動かない。
そのまま衝撃波が当たる。
ドン!
思ったより強かったのか、バジリスクの巣を破壊し、粉塵を巻き上げた。
「シャー!!!!」
先程よりも大きな鳴き声が聞こえたと同時に、粉塵が晴れた。
そこには、血走った目でこっちを睨んでくる無傷のバジリスクがいる。
巣を破壊されて怒ったようだ。
口から、灰色、赤色、青色、黄色がぐちゃぐちゃに混ざった奇妙な色の煙を吐きながらこっちに走ってくる。
「あれがブレスか…こっち来るな!」
衝撃波を飛ばしてみても、構わず一直線に走ってくる。
「来るなって!」
一瞬だけ狂化して思いっきり衝撃波を飛ばす。
「ギャァァァァァァア!!」
流石に耐えられなかったのか、悲鳴をあげて地面をのたうち回っている。
口から吐いていたブレスも止まっている。
「今のうちに…」
まだ地面を転がっているバジリスクの所まで走って行き、腹を蹴ってみる。
しかし、ビクともしない。
「こういうタイプのモンスターは血も危ないだろうなぁ…」
猛毒のブレスを吐いてくるモンスターは、その血も猛毒というのはよくある話だ。
今まで通り攻撃して、血が付着すると危ないかもしれない。
「…いい事思い付いた。
ヘルプ、衝撃波の説明見せて」
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衝撃波
拳、脚、剣などの物理攻撃で衝撃波が出せる
衝撃波の形は攻撃方法に依存する
※任意で発動
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前に見た時より説明が詳しくなっている。
「ちょっと危ないかもしれないけど、やってみるか」
今まで衝撃波を飛ばす時、拳や蹴りで飛ばしていた為、打撃のような衝撃波になっていた。
そこで、形が攻撃方法に依存するならば、斬撃のような衝撃波を飛ばす事も出来るのではと考えた。
しかし、今ここに刃物は無い。
仕方がないので手刀の形を作り、思いっきり振り下ろす。
思った通り、縦長の斬撃のような衝撃波が出た。
今も地面を転がっているバジリスクまでまっすぐ飛んで行き、腹に小さな切り傷をつくった。
まだ威力が足りないようなので、狂化してもう一度思いっきり振り下ろす。
すると、先程よりも速く鋭い衝撃波が飛んで行った。
またも腹に当たり、今度は血が噴き出す程の切り傷ができた。
地面に撒き散らされた血はボコボコと沸騰し、蒸気を上げている。
強酸性の毒のようだ。
それでも倒せなかったので、しばらくの間遠くから衝撃波を飛ばし続け、一分程かかってやっとバジリスクを倒すことができた。
「しぶといなぁ、もう…。狂化の痛みも多少は慣れたけど、まだキツイな…」
「おつかれさん」
「ガルムさん、狂化し過ぎました。ハハ…」
「まぁ、動けるなら大丈夫だろ。それよりユウ、面白い事するじゃねぇか。」
「あぁ、衝撃波ですか。ついさっき思い付いたんですよ。」
「思い付いたからって、そんな簡単に出来るもんじゃねぇぞ?」
「え、そうなんですか?」
「お前がやったのは、手刀で衝撃波を飛ばす。ただそれだけだ。そんなのは誰だって思い付く。でもな、さっきみたいに斬撃を飛ばすとなると、ただ手刀で衝撃波を飛ばすだけじゃダメなんだ。」
「…確かに最初の1発はちょっと微妙でしたね。」
「そういうこった。平均的なステータスの奴がやろうとしても、レベルが最大近くなけりゃ単純に力が足りねぇ。それに、わざわざ手刀でやらなくても、ナイフでも何でも使えば簡単に出せる。手刀でやるのは、あくまで最終手段だな。」
「なるほど。でも、僕は武器を持つ気は今のところないですし、出来たのでいいんじゃないですか?」
「ま、お前がいいなら構わん。それと、推奨レベル400のこの迷宮のボス、バジリスクの推奨レベルはなんだと思う?」
「…600ぐらいですか?」
「ん〜、違うな。正解はレベル800だ」
「高すぎでは?」
「まぁ、これはあくまで個人での推奨レベルだ。そもそも1人でボスと戦うやつなんてよっぽど強いか、ただの馬鹿だ」
「…」(じとー)
「…まぁ気にすんな。」
「はぁ、それで、個人が800ならパーティだとどのくらいですか?」
「パーティだと平均レベル650ってとこだな」
「それでも高いですね…」
「理由は簡単。ブレスと体液が凶悪だからだ。」
「確かに、当たったらひとたまりもなさそうですね」
「基本的に囮に逃げ回らせて、遠距離で倒すのが定石だ。ブレスと体液に当たらなきゃただの硬くてちょっと速い蜥蜴だからな。」
「なるほど」
「それから、迷宮のボスは他のモンスターより経験値が高い傾向がある。レベルも上がってるはずだ。」
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ツキナガ ユウ
Lv 606
ステータスポイント 1299
STR 150
INT 80
VIT 80
DEX 56
AGI 150
HP 2625/2625
MP 3465/3465
物攻 3270
物防 2920
魔攻 2920
魔防 2920
速度 3270
スキル
限界突破 ヘルプ 必要経験値減少+10
スニーク+15 身体強化+20 自然治癒+20
観察眼+6 遠見+5 集中+6 感覚強化+10
早駆け+10 衝撃波+10 狂化+5 スタミナ+10
称号
限界を超えし者
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「称号が変わってるなぁ…」
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限界を超えし者
ステータス内の、レベルが上限に達した数が5を超えた
効果は特にない
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「ないのかよ!」
「ん?どうした?」
「あ、いえ!なんでもないです、ハハハ」
「そうか、レベルはどうだった?」
「30近く上がってました」
「いい調子だ。さ、帰りもレベル上げ続行するぞ」
「はい!」




