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13/25

ステータスの違い

近日中って言っといて普通に1週間経ってしまった…。

自分には週一投稿が限界なのかもしれない。

(訳:すいませんでしたm(_ _)m)

「…オークですか?」


「あぁ、初心者の1つの関門ってところだな。」


「確かに力は強そうですよね。」


「オークは動きこそ遅いが、あのデカい棍棒を力任せに振り回してくる。

 それを避けきれずに粉砕される奴が結構いるんだ。

 それに、かなり生命力もあってな、頭を半分ぶっ飛ばしても生きてた個体もいたらしい。

 もちろん身体に穴が開こうがお構いなしだ。」


「うわ、ゴキブリみたいですね…」


「ん?ゴキブリって何だ?」


「あ、ゴキブリっていうのは僕の世界にいた虫の1種です。

 頭だけでも1ヶ月生きたり、家の中に1匹いたら他に100匹はいると言われるほど生命力と繁殖力が高い虫なんですよ。

 こっちの世界にはいないんですね。」


「あぁ、そんなの聞いた事もねぇな。

 ま、とりあえず次はオークだ。今回は少し厳しいかもしれんから、無茶はするなよ?

 一応危なかったら助けに入るが、間に合わない事もあるからな。」


「わかりました。気を付けます。」


 と、そこでアテナとアルリスがこちらをじっと見つめているのに気が付いた。


「…どうかしましたか?」


「あ、いえ!なんでもないです!お気を付けて!」


 何故見ていたのかは教えてくれなさそうだ。


 気を取り直して、オークを見る。

 オークは相変わらず、のそのそと巨体を揺らしながら歩いている。


 厳しいかもしれないと言われたので、念の為にステータスを確認する。


 ===================

 ツキナガ ユウ

 Lv 40

 ステータスポイント 75

 STR 17

 INT 0

 VIT 10

 DEX 0

 AGI 15


 HP 227/227

 MP 167 /167


 物攻 341

 物防 306

 魔攻 256

 魔防 306

 速度 331


 スキル

 限界突破 ヘルプ 必要経験値減少+2

 スニーク+3 身体強化+5 自然治癒+5

 ===================


 レベルは上がっていないものの、身体強化が+3から+5に、自然治癒が+2から+5に上がっている。


 オークがどのくらい強いか分からないが、速さでは上回っているはずなので、ヒット&アウェイで戦うことにする。

 力は強くても当たらなければ良いのだ。



 準備を終え、いよいよオークに向かって歩き出す。

 現在の距離はおよそ50mほど。

 巨体のせいで距離感が分からなくなりそうだ。


 10mほど近付くと向こうもこちらに気付いたのか、進行方向を変えて向かってくる。


 正面からぶつかるのは得策ではないので、今回も横に走る。


 オークはこちらが逃げると思ったのか、いきなり鳴き声を上げて走り出した。


「ブヒィィィイイイ!!!」


「うるさ!」


 あまりの大音量に思わず耳を塞ぐ。


 そうこうしてるうちに後ろへ回り込んだ。


 今の距離は、およそ10m。

 思いっきりダッシュで近付いてからの攻撃ならば、おそらく大丈夫だろう。


 そう考えて、早速実行する。


 至近距離まで近付くと、改めてその大きさに驚かされる。


 走った勢いそのままに、オークの右膝裏に渾身の飛び蹴りを入れる。


「プギィィィイイイ!!」


 オークがまたも大音量で鳴いて、バランスを崩した。


 巻き込まれないように、すぐさま後ろへ逃げる。


 オークは体のバランスが悪いのか、そのまま前に倒れ込んだ。


 これはチャンスと、オークの頭の方にダッシュで回り込み、横から頭を思いっきり蹴り飛ばす。


 すると、ゴキッブチッと嫌な音がしてオークの頭がちぎれてしまった。


「ピンポーン。スキル必要経験値減少の限界突破が可能になりました。」


「へ?」


 レベルアップのアナウンスが鳴ったのでおそらく倒せたのだろう。

 事前に厳しいかもと言われていたので、正直呆気なかったなと思う。


 とりあえず戻ろうと、3人の方を見てみると、今度はガルムまでこちらをじっと見つめている。

 ただ、ガルムは笑っているので悪い事ではないだろう。


「倒せたみたいです。どうかしましたか?」


「ククク…いや、なんでもない。」


 そう言うガルムは笑いを堪えきれないようだ。


「ユウさん」


 ここでアテナから声が掛かる。


「はい、なんでしょう」


「ユウさんは、本当にレベル40ですか?」


「え?それはどういう?」


「…本来オークは推奨レベル100以上のモンスターです。」


「え?!推奨レベル100以上なんですか?あれで?」


「そうです。

 オークは攻撃力が目立ちますが、防御力もそれなりに高いんです。

 つまり、本来レベル40ならば蹴り1発で体勢を崩し、もう1発で頭を蹴り飛ばすなんてほぼ不可能なんです。」


「うーん。確かに、ホーンラビットとかシャドウウルフとかの時もあんまり強いとは思いませんでしたけど、なんなんでしょうね?」


「これも女神様の恩恵ですかね…」


 アテナが考えているところにガルムが口を挟む。


「まぁ良いじゃねぇか。助っ人が強いに越したことはないだろ?」


「それはそうですが…。気になるものは気になるのです。」


 話が纏まりそうにないので、レベル上げをしようと思う。


「あの〜、レベル上げしてきますね?」


「あ、はい!是非頑張ってください!」

「おう!さっさと強くなってくれよ?」


 2人の返事を聞きつつ、次の獲物にアタリをつける。


 辺りを見回すと、この階層にはオークの他に、杖を持ったゴブリンや鉄のような鈍い色のスライムなど、少し変わったモンスターがいるようだ。


 それぞれヘルプで調べる。


 ーーーーーーーーーーーーーー

 ゴブリンメイジ 推奨レベル90

 魔法を使うゴブリン。

 ディレイの速い魔法が多い為、近付くのは容易ではない。

 その分、耐久力はかなり低い。

 ーーーーーーーーーーーーーー


 ーーーーーーーーーーーーーー

 メタルスライム 推奨レベル89

 金属でできたスライム。

 速度がかなり速く、体当たりでも相当な威力がある。

 槍などの突く攻撃に弱い。

 ーーーーーーーーーーーーーー


 この階層は推奨レベルが90前後らしい。


 ついでにオークも調べる。


 ーーーーーーーーーーーーーー

 オーク 推奨レベル103

 豚の頭を持つ人型のモンスター。

 平均的にステータスが高いが、特に物攻が突出して高く、速度がかなり遅い。

 転ばせた時は、暴れる可能性があるので注意が必要。

 ーーーーーーーーーーーーーー


 今回のオークは暴れなかったが、次は分からないので気を付けよう。


「そういえば、さっきレベル上がったんだったな。ステータス」


 ===================

 ツキナガ ユウ

 Lv 45

 ステータスポイント 90

 STR 17

 INT 0

 VIT 10

 DEX 0

 AGI 15


 HP 242/242

 MP 182 /182


 物攻 361

 物防 326

 魔攻 276

 魔防 326

 速度 351


 スキル

 限界突破 ヘルプ 必要経験値減少+2

 スニーク+3 身体強化+6 自然治癒+5

 ===================


 身体強化が+5から+6に上がっている。

 少々上がるのが早すぎな気がするが、良い事なので特に気にしない。


「そういえば、限界突破できるんだった。

 ヘルプ、限界突破しといてくれ。」


「スキル必要経験値減少を限界突破します」

「スキル必要経験値減少が+2から+3になりました。」


「んー。限界突破出来るようになったら、限界突破しといてくれるか?」


「承りました。」


「さてと、準備も出来たし、オーク狩りしよ。」


 この階層で1番レベルが高いオークの方が、獲得経験値は多いだろう。


 某RPGゲームでは、メタルスライム系の経験値がかなり高いが、とりあえず倒しやすそうなオークを狩る。


 早速、1番近いオークに向かって走りつつ、後ろに回り込む。


 身体強化のスキルがレベルアップしたことで、さっきよりも身体が軽く感じる。


 オークから50mという所まで来ると、なるべく足音を立てないようにして距離を詰める。

スキル スニークのお陰か、走っても意外とみつからない。


 10秒ほどで足下に辿り着いた。


 先程、オークは倒れると暴れる可能性があるとわかったので、1発で頭を蹴り飛ばす事にする。


 その場から垂直にジャンプし、大きな肩に手を掛けて素早く()じ登る


 そして、オークが行動を起こす前に頭を思いっきり蹴り飛ばした。


「ピンポーン」


 またも、オークの頭がちぎれてレベルアップの音が鳴った。


 そうして、約5時間程、ガルム達からストップが掛かるまでレベルを上げ続けた。

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