表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/25

国王エドワード・エルノーツ

リアルが忙しく、少し遅くなりましたが失踪はしないのでご安心ください。

そして遅くなってすいませんm(*_ _)m

ちょっと短くなっちゃいました(´・ω・`)

「では、始めるとしよう。」

「会合とは言っても、あまり堅くならんでもよい。単に顔合わせのようなものだ。

 そなたたちの間で、各々挨拶は済んでいるのであろう?」


 エドワードがこっちを見ながら聞いてくるが、緊張するなと言うのは少し無理があると思う。

元々人見知りなのだ。


「あ、はい」


「では、こちらも挨拶をしよう。

 まず、私はエルダス神国現国王、エドワード・エルノーツだ。」


 エドワードは少し白めの金髪を後ろだけ伸ばし、ゴムのような物で縛っている。

 頭がすっぽり入るサイズの水晶が(ちりば)められた王冠を被っており、身体を覆う程の白いマントを羽織っているようだ。


 エドワードが隣の女性とアイコンタクトを取る。


「私はエルダス神国現王妃のアリル・エルノーツと申します。

 異世界の方、どうかよろしくお願いします。」


 アリルが頭を下げてくるので、慌てて頭を下げる。


「は、はい!よろしくお願いします!」


 アリルはエドワードとは違い、肩辺りまである明るめの茶髪だ。

 白い色のドレスを着ていて、銀で作られたであろうティアラを身に付けている。


 どちらも白色の衣服を纏っているあたり、おそらく国の象徴として白色が使われているのだろう。

 2人ともかなり若く見える。


 最後に、後ろに居た騎士が前に出てくる。


「私はエルダス神国聖騎士団団長を務めているマルクです。

 普段は国王様と王妃様の護衛をしております。」


 護衛の騎士は団長だったようだ。


 マルクは赤みがかった茶髪で、優しそうな顔をしている。口調も丁寧だ。


 マルクやアルリスは白く塗られた鎧を身に付けているため、この国の騎士団は皆この鎧を付けているのだろう。


 あちら側の挨拶が終わったので次はこっちの番だ。


「僕は月永悠です。長いのでユウとでも呼んでください。」


「ユウ殿か。ふむ、何か質問はあるか?」


「…そうですね、厄災は今どんな状況ですか?」


「やはり、女神様から聞いておるか…。

 厄災はまだ迷宮の中から出てきてはおらん。ただ、着々と地上へ近付いてきておる。

 進む速度はかなり遅いが、恐らくあと半年の内に地上へ出てくるだろう。」


「半年ですか…。強力なモンスターを操ると聞いたんですが、どの程度の強さなんですか?」


「ふむ…それは実際に戦闘した、そやつらに聞いた方が良かろう。」


 そう言ってエドワードが、ガルムとアルリスを見る。


 ガルムが話し始める。


「俺の本気の攻撃なら倒すのは簡単だ。でもな、どうも倒したモンスターを吸収して自分のエネルギーに作り変えてるみたいでな。

 延々とモンスターを召喚してきやがる。

 しかも、俺達が戦った時はイジスっていう障壁魔法の使い手がいて、そいつが動きを封じてたから簡単だったんだ。

 だから、自由になったヤツらがどの程度なのか、正直わかんねぇ。」


「本体をどうにかしないと意味が無いと言うことですね。」


「あぁ。ただ本体も盾や鏡のモンスターで守られてて倒すのは容易じゃない。

 実際、俺の攻撃で傷1つ付いてなさそうだったからな。」


「…なるほど。なら、早急にレベル上げが必要ですね。」


「そういう事だ。だからお前には中級者向けのとある迷宮に着いて来てもらおうかと思ってる。

 なぁに、俺も行くから安心しな。」


 一瞬、中級者向けの迷宮と聞いて驚いたがガルムも一緒なら、と少しホッとした


「…分かりました。

 今の所はこのぐらいです。ありがとうございます。」


「そうか。では、これで会合はお開きとしよう。食事を用意させたから今日はゆっくりしていくと良い。

 では、私は仕事に戻らせてもらうぞ。」


「はい、お忙しい中ありがとうございます。」


「気にするでない。元々こちらの都合で勝手に召喚したのだ。

 最大限歓迎するのは、人として当たり前の事よ。」


少し微笑みながら言うエドワードを見て、この王様は国民から人気が出そうだなと思った。


「そうですか。では、僕も期待に応えられるよう頑張ります。」


 エドワードは頷くとマントを翻し、アリルとマルクを連れて召喚の間を出て行った。



 その後、用意された豪勢な食事を満喫し、これからは城に泊まると良いと言われた為、与えられた部屋に戻った。

 宿代が浮くのは素直に嬉しい。


 部屋でゆっくりしていると、ドアがノックされた。


「はい、どなたですか?」


 ガチャ


「俺だ。…そんなに怖いか?」


 声を掛けながらドアを開けると鬼のような大男、ガルムが立っていたので少しビクッとしてしまった。

 少ししょんぼりしている所を見ると、気にしていたらしい。気を付けよう。


「いえいえ!そんな事はないですよ!

 …それで、どうかしましたか?」


「あぁ、明日から潜る迷宮について話しておこうと思ってな。」


「なるほど。確かに事前に知っていた方がいい事もありますからね。」


「そういう事だ。」


「ここで話す事でもないので中でゆっくり話しましょうか。」


「あぁ、邪魔する。」


 そんなやり取りをして部屋の椅子とテーブルがあるスペースに2人で座る。


「まず、明日潜る迷宮の前に、明日は聖女様と護衛で副団長殿が着いて来る。つまり、森で出会ったメンバーって事だ。」


「ん?そんなに難しい迷宮なんですか?」


「いや、このメンバーは厄災との戦闘でも柱となるメンバーだ。だから、お互いの戦闘も見てどんな感じかっていうのを、(あらかじ)め知っておこうって話だ。」


「なるほど戦力の把握ですね。」


「そういう事だ。」

「次に、迷宮についてだが、明日行く迷宮はトラップの類はほとんど無い。あるとしてもモンスターハウスぐらいだ。その代わりモンスターが少し他より強くなっている。勿論、経験値もそれなりに得られるぞ。

 お前はシャドウウルフの群れを返り討ちにしてるから、これぐらいの迷宮の方が丁度いいだろ?」


「なるほど、そうなんですね。」


「あぁ、明日からしっかりレベル上げしてもらうぞ。半年で、俺ぐらい強くなってくれ。」


「いや、ガルムさんぐらい強くって…」


 元とはいえ、S級なんだよあなたは……


「はは、冗談だ。」


 そう言ってニカッと笑う。


「まぁでも、それぐらい強くなって欲しいってのは本心だがな。」


 口には出さないが、顔がニヤニヤしてるので戦いたいという欲望が丸分かりだ。


「善処します。」


「おう。じゃあ、ゆっくり休めよ。」


 そう言ってガルムは部屋から出て行った。


 ガルムが出て行ったのを見送って、ベッドに寝転がる。


「時間は約半年。レベルはせめて500ぐらいまで上げたいな。ふわぁ〜…ねむ。」


 明日はいよいよ初めての迷宮だ。


 ワクワクするが、それ以上に疲れが抜けていないのかとても眠い。

 ウトウトしてそのまま意識を手放した。

国王の名前が鋼の〇金術師の主人公に似てるのを今気付きました。

パクリではないです、オマージュです←ココ重要

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ