昼食とステータス(下)
花粉を滅ぼしたい
やっとステータスとかの話を終わり。ここまで10話くらいですかね?長かった、次回からやっと訓練等ですね?
俺の幸は低いわけじゃない、安心した。もし普通の人は50くらいありますとかだったら絶望して部屋にこもって居た。確実にな!王様の話を聴きます。聴いてないと後が怖い。
〈ステータスの見え方は人それぞれだ、他の人のステータスを見ても自身同様の感じで見れる。まぁ、そこはいいだろう。訓練等は国の者達総出でバックアップする。〉
〈そして、ここからが重要だ、我が国はとても優秀な国である。それは世界共通になっている事実だ。しかし、それを良しとせぬ者や国もあるわけだ。我が国が1番完略者を安全に呼ぶ事が出来強くする事が出来ると言う事でそなた達を召喚した。ただ召喚を行なったので更にこの国が強くなるのでは?と考えた国が自分達もまた召喚の儀式をしたのだ、道徳を棄ててな〉
「道徳を棄てた?それはどうゆう事だですか」
あ、勇者みたいな野郎が質問した。学級委員長は……あー話を全部聴いてから質問しようとしてたみたいだな……そして微妙におかしな言葉言ってるから緊張でもしてんのかな。
〈それなら説明をしよう、まず異世界から人を呼ぶのは大変だ、魔力がとても多くいる。この国は他の国の人の5倍は必ずステータスが上だ、それこそ魔法での強者は魔力だけかも知れんが10倍以上あったりもする。そして術が、いや、魔法と言うか……の難易度がとても高い。端折っても出来るがそうすると要求魔力の他に命が持っていかれる、それも何百人、何千人とな。
つまり他の国は何千人の人を殺して人を呼んでいる事になる。だから道徳を棄ててと言ったのだ。〉
「成程、分かりました」
あ、今回は噛んでねぇ。リラックス出来たんだろうな。他の国は自身の国の民を使ったのか奴隷を使ったのかって所だろうな。まぁ、どちらでも酷い事には違いない、犯罪奴隷みたいのだったら、まぁ、別にいいかな?と思わなくも無いけど。
〈そしてそうなると私も狙われるがそなた達も狙われるかも知れん。私は魔王として、そなた達は破壊者とでも呼ばれるかも知れんな〉
魔王?いなかったんじゃ無いのか?今は。待てよ?この国の名前が魔国だったからそこの王で魔王か、うーんめんどくさい所に来たな、全員そこに辿り着いたらしく納得顔になってるな。数人俺と同じくめんどくせーって顔してるな。バレるぞ!アホの子は心を読める!って今いなかった、ラッキー!なんか寒気が……気のせいか。
〈と、まぁ、こんな所で良いだろう。してそなた達の中で1番強いかもと思う奴はいるか?〉
「「「「「「あいつです」」」」」
俺の後ろには誰も居ない、妖も霊も居ない。さては!?異世界だから感知出来ないなにか別の者が!
バッ!っと後ろを行き良いよく振り向くが居ない。もしかしたら感知出来ず目に見えないな……
「「「「「お前だよ!神夜!」」」」」
うーん、ゆーちゃんと言ってる声も少数あるな。
俺だ!(*`ω´*)ドヤッ 何にドヤってるんだろうな、俺は。
〈やはりお主か、物を壊すなよ、城とか国とか、勿論世界もだ。壊すなよ?〉
わざわざ歩いて肩に手を置いて言うな、誰が壊すんだよ、城と国なら分かるが世界は無理だろ。
「ゆーちゃん声出てるぞー」
狐子佳、それは誠か?誠っぽいな、お前らだって壊す可能性あるだろ!俺だけじゃないぞ!お前らだって!
「なら皆ステータスはどのくらいある?」
皆で共有した、ステータスはどのくらいかと。結果低くても600前半高くても700後半と言う事だ。俺のステータス?忘れろ、あれは嘘だ。600前半の人の列みたいな感じで列分けしてるけど俺だけ2列くらい離れてるのは何故だろうな、この世の不思議の1つに違いない。
勇者みたいなやつのクラスは勇者だった、それなのにあいつは700前半の所に居る。もう意味が分からない。
「おい、勇者、何故そこに居る?勇者だろ?ステータスもっと高いだろ?おかしくないか?」
「おかしいのは君では?神夜?」
「俺は悪くない、悪くないんだ」
「あいつだけ人間辞めたのか」
「そうっぽいな、ちゃんと有名なセリフ言ってから辞めろよ」
「そう言う問題じゃないだろ、確かに言って欲しかったけどな」
こいつら好き勝手いいやがって、ここで正論を言ってやろう。
「お前らだって人間辞めてるだろ!」
辞めろ、そうか!みたいな顔でそのセリフ言うんじゃねぇ!倫理は!道徳は!守れよ!お前ら!ただし、悪人なら別に良いよ。
それを見ていた王様達は男女の仲も良く、皆仲良しなんだな、でも騒がしい過ぎると思っていたとかいなかったとか。
離れていたはずの王女は心の声を聴いていた。その能力は王城くらいならちゃんと聴こえるのだ。神夜の説教が決まった。神夜の苦難はまだまだ続く
まぁ、前書き嘘なんですけど。多分他の国に召喚された人達の話かな?訓練の話をしてからにするか、他の国の人達をやってしまうかは作者の気分によります。