城内探検(下)
そう言えばOOが何か言ってなかった事を思い出した。報告作者なんだったか忘れました。
(๑>•̀๑)テヘペロ
メモ取るの忘れてた!思い出すか、新たにこじつけで決めたら言いますね。皆さんはそんな事忘れてた頂いてもいいんですよ?
王様の声がする。川吹兄弟がそう言ったので、気になった。聞くしかない。
〈何?何故他の国が勇者召喚をしているのだ?〉
〈我が国は世界で最も優れている国と言っても過言ではありません。他国の様に身分で差別がある訳でもなく知識面に置いても、技術面、軍事力に置いても他より優れている。人は集まり発展してきました、それが他の国からは不評なのでしょう。故に個々で力に差は有りますが一騎当千以上の勇者を求めたのでしょう。〉
〈それは分かっておる、魔王は居ないが魔物が多く蔓延り世界が終わろうとしている。それなのに…もしかすると魔王が召喚されたのかもしれん。それは過去にもあった事だ。〉
〈成程、ですがくれぐれもそうだと思わない出ください、完略者様達の中に居るかも知れません。完略者様達に関しては後でステータス表示をする時に分かるでしょう。〉
〈分かっておる。歴史には魔王が居ない、しかし魔物が蔓延り過ぎた時代もあった。魔王が召喚された事もあった。可能性の一部として考える事とする〉
〈了解しました。ではそろそろ昼になるので昼食等の準備を進めます〉
勇者?魔王?まぁ、そこは居るかもしれない。と言う思いだけを置いておくとしよう。そうなるとこの国は6割以上で悪くない国と言う事だな。声を出す訳には行かないので2人にジェスチャーで帰ろうを示し部屋に戻って行った。
「この国は良い方ぽいな」
「そうだね(そうだな)」
「あの口振りからすると昼食前か後に話してくれるだろう。話は変わるが飯が美味いと良いな」
「ゲテモノとかないよね?」
「異世界だから分からんな、まぁ、味も何が出てくるかも御楽しみと言う事だな。そろそろ部屋が近いんじゃないか?」
ゲテモノも美味しいやつは美味しいらしいけど…見た目が…、そのな……食べる気を無くすと言うかなんというかだ。当たって、いや、食べて砕けろだな。食べて崩せの方がいいかな?体調が崩れるみたいな。ちょっと楽しみでちょっとこわ……
〈あー!やっと見つけました!〉
「ねぇ?ゆーちゃんが話聴きたいって言ったよね?昼食までに、それに少し外出てて言ったよね?もうそろそろ案内されるんだけど?」
小晴が怒ってる。2人…いや4人に救援を求めよう。まず川吹兄弟だ。…、……、………、居ねぇ!ガチャ。部屋入ったな!あいつら!薄情者兄弟め。後は小晴以外の2人に……ダメだ、敵だ。俺はギルティー以外無いらしい。言い訳は?いいわけないがない、少なくとも今は駄目だ。謝り倒しだ!王女が小晴達に内緒話をしてる。待って、ねぇ!待って!終わった。
「へぇ?それで許されるとでも思ってるの?」
俺は怒られた。小晴以外の3人に。王女なんで一緒に怒ってんだよ。口パクしてきたぞ、なになに?アホの子と言ったお礼?これが口は災いの元と言う訳か……。
あれ?俺口に出てないから悪く無くない?俺は悪くないぞ!なんか口癖になるかもしれない。
俺は悪くないぞ!
次回
昼飯とステータス
になると良いな。多分無理だろうけど。
ちょっと世界のご飯を調べないと……参考資料をね。ご飯描写と戦闘描写って難しいと思うんですよ。