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〜序説〜

 昔々、それは今から1000年も前――時の時代を平安時代と呼んでいた頃、美しき都、平安京から少し離れた山奥に世にも美しき女が住んでいた。




――その名は『蘭狐(らんこ)』。




絹のような極上の白い肌に銀糸のような長い髪、長い睫毛に縁取られた金色の瞳をもったその女は統べての者を魅了し、薔薇のように艶やかな唇で妖艶に微笑めば、どんな男も一瞬で籠落した。



―― ただ、一人の男を除いては……


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