表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シツ記  作者: こここ
1/11

ある雑誌記者の記録1

リフォーム済

9月6日 20時

職場にて仕事に励んでいたところ、S氏より「至急会えないか」と電話あり。

一区切りついたところだったので誘いに乗り東区の居酒屋へ向かう。

S氏と何度か行ったことのあるOという店だ。

私が店に到着した時にはS氏は既に二杯目のジョッキをテーブルの上に置いていた。

注文をして煙草を銜えたもののライターが見つからず困っている私に、S氏が自分のライターを差し出してくれた。

礼を言いつつも内心私は戸惑っていた。

何とはなしに態度がおかしい。

神妙というのか。

この感じは前にもあったと記憶が蘇る。

私は深々と煙を吸い込みS氏から視線を外した。

ハイボール、鰈の煮つけ、ポテトサラダが卓上に乗せられていくのを眺めながら、私はどう言うべきか考えていた。

「なあ、Sさん。俺は」

「聞くだけでいいから」

言いかけた私の言葉を遮り、S氏はジャケットの内ポケットから何かを取り出した。

グラスと皿の間に置かれたそれは一枚の写真だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ