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死後(デッドイン)  作者: 糞袋
第二章・番犬
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ファッションは人それぞれ

最近ハッピーだったこと・念願のエアロバイクを手に入れたこと。

最近ショックだったこと・エアロバイクを漕いで汗をかいていたら、その汗が畳に滴りまくって、畳にカビが生えたこと。


着替え終わりました! もう入って来ても大丈夫ッスよ!」

 その呼びかけを聞いて、二人がドアを開けて部屋に入ってくる。

「もー、追い出すなんてダイゴちゃんは恥ずかしがり屋なんだか……ら……」

「そう言う問題じゃ無いですよマリオさ……ん……」

「? 二人ともどうしたんスか?」

 自分の姿を見て言葉を失ったマリオとサレムに、ダイゴは首を傾げる。何故二人がそんな反応をしたのか、理由が分からなかったのだ。

 しばしの沈黙の後、最初に口を開いたのはサレムであった。

「ク、クールジャパン……ってやつですね!」

「え、何が? あ、服装が?」

 ダイゴが納得したように掌を叩く。そんな彼の反応に、彼女は頷くが、その表情は硬い。そんなサレムを、マリオが援護した。

「そ、そうね! とってもクールよ! 抜群に個性的よ!」

「マジッスか!? ありがとうございます!!」

 ダイゴはその言葉が、二人の最大限のお世辞だとは気付いていない。何故なら馬鹿だから。

「いやー、俺これでも服のセンスにゃちょいと自信あるんスよー!」

 いけしゃあしゃあとほざくハゲ。その頬は誇らしげに紅潮している。そんな自称お洒落のダイゴの服装は、下が普通の黒いズボンだった。非常にお洒落だとは言えないまでも、目を見張る程の問題は無い。ならば何故二人はお地蔵さんの様に、慈悲深い笑みを顔の上で固めたままなのか。ダイゴの上半身を覆う服に、哀れみを感じたからだ。

「特にこの乙Tシャツ! こいつは期間限定品のレア物なんスよ! 店頭に並んでから、何故か全く売れなくて、その限定期間が半分に縮んだんで、本当に買えたのが奇跡っつーか何つーか!」

 そう言うハゲの上の服装は、黒いTシャツに白い文字で、大きく乙と書かれたものであった。

「他の服も、これと同じ乙シリーズなんス! タンクトップに始まり、果てはパジャマまで!! ちなみにTシャツだけでも、色違いで四着あります!」

「へ、へえ! それは凄いわね!」

「あは、あはは……」

 衝撃の衣類事情を受けて、二人の表情は更に強張る。だが、それでも何とか気を取り直して、マリオは口を開いた。

「と、ところでダイゴちゃん」

「え? どうかしました?」

「ダイゴちゃんはこれからどうする気なの?」

「え? どうするってのは、どういう……」

 その質問に、ダイゴは疑問符を頭上に浮かべる。しかし、彼が考えごとの海に呑まれる前に、マリオが助け舟を出した。

「だから、これから死界でどう生活していくのかってことよ。仕事や住居のアテはあるの? どうやら手持ちのDPも無いみたいだし」

「ああ、住居のアテはあるッスよ。……まあ、仕事のアテはまだ無いッスけど」

 だから、明日にでもユキタカと一緒に、己の仕事を見つけなければならない。そんなことを考えていると、マリオが思いもよらないことを言った。


「もし仕事が無いんだったら、獄犬で働いてみない?」


「え!? で、でも獄犬って試験とかがあるんじゃ……」

 ハローワークでユキタカが言っていたことを思い出す。確かに彼はそう言って、獄犬に入るのは止めた方が良いと忠告してくれた。故に今の申し出に、ダイゴは酷く戸惑った。夢じゃないかしら、と己の頬を抓ろうとした時、マリオが苦笑しながら言った。

「確かに、獄犬に就職するには試験が必要だわ。……でも、それ以外に、"獄犬隊員二名以上に推薦されれば就職可能"という条件もあるのよ」

 その言葉に、ダイゴは再びハローワークでの会話を思い出す。あの時ユキタカは、獄犬隊員と面識があれば、手が無いこともない、と言っていた。その時は、その手段の内容を聞かずに諦めた。獄犬隊員と面識など、ダイゴには無かったからだ。しかし、今マリオが言った就職条件が、その手段と合致するのだとしたら、これはまたとないチャンスに思われた。自然、ダイゴの目は興奮で輝きを増す。

「サレムちゃん。ゼインの記憶を通して分かったダイゴちゃんの戦闘能力は、どれくらいかしら?」

「はい。かなり力任せで粗っぽいですが、この世界に来たばかりの一般人にしては、中々のものです。痛みに対する免疫も、かなりあるようでした」

 サレムは表情を引き締めて言った。確かにダイゴは、生前祖母によくケチョンケチョンにされていたせいで、本人の望むところではなかったが、かなりのタフネスを身に付けていた。マリオは満足そうに頷くと、ダイゴの目を見据える。そのグリーンの瞳に映る、坊主頭の背筋が伸びた。

「ダイゴちゃん。貴方の力なら、鍛えれば十分獄犬で働いていけるわ。推薦なら私とサレムちゃんがする。後は、貴方の意思次第よ」

 ダイゴは動揺する。期待していたとはいえ、実際にそう言われると心臓が跳ねるのを止めることは出来なかった。

(え? え!? 俺が獄犬に必要とされてる!? 何これ夢!? やはり夢なのか!?)

「夢じゃありませんよ」

「もう慣れてきたッス……。てか、心象切らなくて大丈夫っスか!?」

「大丈夫です! 鍛えてますから!」

「答えになってないんだよなぁ……」

 ダイゴはそう言いながらも、しばらく考えてから、口を開いた。

「……俺なんかが入っても、足引っ張るだけッスよ? それでも良いんスか?」

 入りたい、という気持ちはあった。それでも、そう念を押さずにはいられなかった。途中で見限られてしまうのが、怖かったのだ。

 その問いに、サレムがはっきりと答えた。

「大丈夫です! その時は私達が支えます!」

 その言葉に呼応するように、マリオが笑顔で頷く。その笑顔は、先程のダイゴのファッションに対するものとは違い、僅かも偽りを感じさせなかった。それを見て、ダイゴは俯く。そして、ポツリと言った。

「俺、弱いッス。……けど!」

 呟きは、熱を帯びる。その瞳にも、同様に炎が灯った。

「こんな弱い自分、直ぐに振り切ってみせます! 鍛えまくって、強くなってみせます! だから!」

 決意の色が、彼の全身から燃え上がる。その爆熱を言葉に変えて、ダイゴは二人にぶつけた。

「それまで、支えてもらっても良いッスか!?」

 それは、助けを乞う情けない言葉だった。

「御安い御用ですよ!ダイゴさん!」

「いくらでも支えるわ。こっちから誘ってるんだもの」

 そんな言葉すら、サレムとマリオは受け入れた。黄色と桃色が、やけに眩しく映る。その眩しさが、ダイゴの目と心に沁みたのだろう。

「……ふぐっ……うっ……!」

 気付けば、彼は泣いていた。

「どうしたの!? まさか、入りたくなくなった!?」

 慌てるマリオに、ダイゴは目を潤ませながら微笑む。

「いえ、違うッス……!ただっ、二人の優しさがっ……。魂に響いただけッスよっ……」

 答えになっていない。しかし、それで十分だったのだ。マリオとサレムは顔を見合わると、再びダイオの方を向いて微笑んだ。

 ダイゴの目から溢れたにわか雨は、それから直ぐに去っていった。元の底抜けのアホ面に戻った彼に対して、マリオが言う。

「それじゃ早速獄番に就職する旨を、報告しに行きましょうか。移動するから、付いてきなさいな」

「ウス!」

 ダイゴは元気の良い返事を一つして、部屋から出て行く二人についていった。

 

 部屋の外には、これまで三人が居た部屋と同じ色の、清潔感のある白い色の廊下が続いていた。

「何か、普通の病院見たいなとこっスねー。医療部署っつーから、もっと簡易的なもんかと思ってたんスけど」

「獄番は死界内でもかなり重要な役職だもの。だから、内部の施設も充実してるのよ」

「加えて、先程マリオさんが言ったように、ここは死界内の獄番の中でも、トップの大きさを誇りますからね。ですから、病床もその規模に合わせて、大きくなってるんです。まあ、それでも本物の病院には敵わないんですけどね」

 三人がそんな会話をしながら廊下を歩いていくと、大きな広場のような所にたどり着いた。やはり白で埋め尽くされている空間に、ダイゴは目を丸くしながら、マリオに問う。

「お、何か広い所に出たっスね。ここはどういう所なんスか?」

「ここは職員や患者が寛ぐための広場よ。ほら、何人か人も居るでしょ?」

 マリオの言う通り、広場には何人かの職員とおぼしき白い制服を着た人間が居た。それぞれは、談笑したり、はたまた熱心に議論を交わしたりしている。それを見て、ダイゴは思ったことを口にした。

「何か雰囲気の良い部署っスね」

「休憩中はね」

「え?」

 ダイゴがマリオの言葉に、そう反応した時だった。広場の壁に存在している扉が、ウィィンと開いた。咄嗟にそちらの方を見れば、その扉の横には数字の書いてあるボタンが存在している。どうやら、エレベーターのようだ。そのエレベーターが開いたのを見て、もといエレベーターの中を見て、職員達はさっきまでの、どこかのほほんとした雰囲気を一変させて、二人の白衣を残してバタバタとどこかに行ってしまった。

 二人の白衣のうち、眼鏡をかけた金髪の男性職員が言った。

「どうされました! ヒーカンさん!」

 その言葉を浴びながら、人影がエレベーターから出てくる。それは、頭から血を流した茶髪の青年を背負った、赤髪モヒカンの男であった。ダイゴは、ヒーカンという人間が一体誰なのか、一瞬で見当が付いた。

 そんなダイゴの視界の中で、モヒカンが口を開く。

「さっき無限大蛇(ウロボロス)の連中に、いきなり襲われたんだ! 俺がちょっと離れて、こいつが一人になった隙に、奴ら大勢で不意打ちをしかけてきやがってよ! 全員俺が叩きのめしたは良いが、こいつは初撃の打ちどころが悪かったみてえで……。おいミール! しっかりしやがれ!」

「う、うう……」

 青年が呻く。どうやら、彼の名前はミールというらしい。何とか、意識はあるようだ。それを確認してから、ヒーカンが言う。

「直ぐに治療してやってくれ! こっから下の階の診療所は、俺が叩きのめした無限大蛇の連中で満室なんだよ!」

 その言葉に、ダイゴは驚愕する。現在自分達がいる階が、どれ程上に位置しているのかは知らない。だが、この階と同じ規模の病室が下に有ったとして、それを満室にするほどとは、一体どれだけの犯罪者を倒したのだろうか。それ以前に、無限大蛇とは一体何なのか。そもそも、この二人組は一体何者なのか。尽きない疑問に、ダイゴが目をパチクリさせていると、バーコード頭の中年男性職員の方が口を開いた。

「じゃあ、私が治療するよ。付いて来なヒーカンさん」

「悪いなセンジロウ!」

 そう言って、ヒーカンは中年職員に付いて行った。その後を、眼鏡を掛けた青年が追った。

 一部始終を見守ってから、ダイゴはマリオに問う。

「今のも、獄犬の隊員の人達ッスか?」

「ええ、今のは獄犬のヒーカンとミールちゃんよ。ちなみに、ミールちゃんは先月試験を経てこの獄犬に入ってきたわ」

 頷いたマリオに、彼は少し眉を下げて言った。

「大丈夫ッスかね、ミールさんって人。……頭から、血を流してましたけど」

「大丈夫よ。死界の医療技術にかかれば、あれぐらいの負傷なら三秒で完治するわ」

 一瞬、その言葉を冗談だと思ったダイゴであったが、今まで見てきた限りだと、あながち嘘でも無いかなという気が起こってきた。そんな彼に、マリオが言う。

「ちなみに、あの子達は第六部隊だから、私やサレムちゃんとはグループが違うわ」

「第六部隊? 獄犬って部隊で分かれてるんスか?」

「ええ。獄犬は基本的に八部隊で構成されているのよ。第一部隊と第四部隊以外、一部隊七、八人くらいの人員が居るわ」

「へー、ってことは第一と第四は違うって事ッスか?」

 その問いにサレムが答えた。

「第一部隊と第四部隊は四人の隊員で編成されています。第四部隊は只の人不足ですが、第一部隊は少数精鋭という理念の下、敢えて少ない人数で編成されてるんです」

「なーるへそ。ってことはマリオさんやサレムさんもどっかの部隊に属してるって事ッスよね? どこの部隊に属しているんですか?」

「「第四部隊よ(です)」」

 二人は声を揃えて言った。

「……ってことはつまり、お二方の居る部隊は今人不足って事ッスか?」

「「そうよ(です)」」

 再び声を合わせる二人。ダイゴは全てを察して、口を開いた。

「……じゃあもし、俺が第四部隊に入ったら、お二人は助かったりするんスか?」

 それを聞いて、サレムが目を輝かせる。

「入っていただけるんでですね!?」

「アンタまだ心象切ってなかったんかい!!」

 息をするように心を読むサレムに、ダイゴがシャウトする。その叫びを受けて、マリオが笑った。

「……ってことはつまり、そういうこと?」

 頷き、答える。

「……俺、第四部隊に入ります。そうすりゃ今回誘って貰った恩を、より早く返せると思うんで」

 その言葉を聞いて、マリオとサレムはハイタッチした。その時、さっき診療室に行った筈のヒーカンが戻ってきた。

「おんや? マリ姉さんもサレムも、そんなにはしゃいでどうなすったんですかい?」

「あ、ヒーカン。ミールちゃんは大丈夫だった?」

「へい。どうやら傷は流血の量の割に浅かったみたいでさぁ」

「あら、それは良かったわね」

 マリオと会話していると、ヒーカンがダイゴに気付いた。

「お? マリ姉さん。こいつは誰ですかい? 見ねえツラですが」

「ああ、紹介するわ。この子はダイゴちゃん。私達第四部隊に新しく入ってくる子よ」

「ウス! これから宜しくお願いするっス! ヒーカンさん!」

 そう言ってダイゴはヒーカンに頭を下げる。そんな彼の坊主頭を見て、モヒカン頭の彼はくしゃりと顔を歪め、笑った。その世紀末な見た目とは違い、その笑顔からは人の良さの様なものが滲んでいる。

「おう! こっちこそ宜しく頼むぜダイゴ!! ……てことはダイゴの就職手段は推薦ですかい?」

「はいそうです! 私とマリオさんが推薦しました!」

 ヒーカンの問いに、サレムが嬉々として答えた。よっぽど、新しい隊員が入ってくることが嬉しいのだろう。その瞳は輝きっぱなしだ。

 すると、モヒカン頭はこんなことを言った。

「んじゃあ、最初に研修しなきゃなんねえってことか」

「研修? 何スかそれ?」

 ダイゴが首を傾げる。ヒーカンが意外そうに言った。

「お、二人から聞いてねぇのか? 獄犬では推薦で入った奴には一週間の研修があんだよ。それで試験の代わりに適性を見ようって訳だ」

「へえ、やっぱり入隊するにはそういう事しなきゃなんないんスねぇ」

 ダイゴが納得したように頷いた時、後ろから声が聞こえてきた。

「まあ、試験よりも手っ取り早く仕事をやっていけるかどうか分かるからね。そういう点で研修はかなり良いと思うよ」

 振り返ると、そこには先程ヒーカンに背負われていた男、ミールが立っていた。実際に地面に降り立った姿を見て、ダイゴは気付いた。ミールもかなり背が高いということに。実際、185センチある彼を、ミールはほんの僅かに見下ろしている。もっとも、その横に立っているヒーカンは、そんなミールよりも更に10センチほど高身長であったが。

「お、ミール! 傷は大丈夫か?」

「もう大丈夫です。やっぱり、病床の医療技術はすごいですね。事あるごとに驚かされますよ」

 その茶髪の下に除く白い肌には、もう流血の跡は見られない。ヒーカンが安心したように言う。

「いやあ良かったぜ! 傷が浅くてよ!」

「……すいませんヒーカンさん。不覚を取ってしまって……」

 ミールが申し訳なさそうな表情をするが、ヒーカンは至って気にしていない様子でこう言った。

「気にすんな! 今回は相手も多かったし、仕方ねえって! ま、次は勝てるように、鍛えとくこったな!」

 そういって笑うヒーカンに、ミールも安堵したように表情を和らげる。そんな二人のやりとりを見てから、マリオが口を開いた。

「無限大蛇、ねえ。最近、多くなってきたわよね。昔は、そこまで頻繁に顔を見せることはなかったのに」

「お陰で、直ぐに奴らが無限大蛇の構成員だって分かりましたがね」

 無限大蛇。その単語が、ダイゴは気になり始めた。すると、彼の心を読んだサレムが、横からこう言った。

「無限大蛇というのは、死界に存在している犯罪者組織の一つです。大勢でDPを不正に集めて、内々で分け合ってるんです。そうすることで、効率よく転生しようと目論んでいるんですよ」

「なーるへそ」(もう心読まれても驚かねえぞ……)

 そんな会話をしている横で、マリオが今度はミールに顔を向けた。

「じゃあミールちゃん。研修中、先輩としてダイゴちゃんの事を助けてもらっても良いかしら?」

 その言葉を聞いて、慌ててダイゴはミールに対して頭を下げた。

「不束者ですが、お願いしますミールさん!」

「……分かった、出来る限りのサポートはするよ。でも、俺もお前と同じで入隊してから日が浅いから、別に敬語は使わなくて良いぞ?」

 苦笑しながら、ミールが言う。どうやら彼は、やたらめったら先輩風を吹かせるような、そんな人物ではないらしい。

「わ、分かったぜ……。み、ミールさん」

 ダイゴがおずおずと言葉を紡げば、彼は再び苦笑いした。

「……さんも要らないよ」

「あ! す、すんません!」

 慌てて謝罪するダイゴを見て、ミールは頬を緩ませた。それを見て、ダイゴは獄犬隊員は皆優しい人間なのではないかと、そんな期待を抱いた。

人生楽ありゃ苦もあるさ。

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