エルンスト編
アラン「イセン国メンバー続くな。じゃ、さっそく自己紹介からな」
エルン「イセン国第一隊所属エルンスト・メディシスであります! よろしく」
アラン「あぁ、なんかあいつの後だと、あんたの人の良さが輝いて見えるわ」
エルン「は?」
アラン「こっちの話。つーことで人気投票の1位と最下位予想をお願いします」
エルン「人気投票。そうでありますね。ここはやはりカイル様が1位でしょうね。間違いなく」
アラン「まぁ、立ち位置的にそれが無難な答えだわな」
エルン「いえ。本心ですよ。あの方はまさしく、王にして王になるべくお方です」
アラン「俺が会った時は結構フ抜けてたけどな。で、最下位は誰なんだ?」
エルン「……」
アラン「なんで無言で俺を見んのさ! しかも軽く殺気」
エルン「小耳にはさんだのですが、あなたはカイル様を襲われたとか。あまつさえ、リルディを誘拐しようとしたとか?」
アラン「うっ。んな、前の設定を今ここで出すのかよ」
エルン「我が主の命を狙い、そのうえ、か弱き女性に手を出そうなどとっ。万死に値する行為かと」
アラン「い、いや、それは俺にもイロイロ立場があるつーか。なんで戦闘モードなんだよっ。俺にはまだやんなきゃいけねーことがあんだって!!」
アラン逃亡のため、エルンスト編は以上でした。