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東亜戦記  作者: 栗林
1/14

第一話,帝国の現状と歴史

注意:

かなり適当、

軍事知識があまり豊富じゃない=いろいろ間違ってる

正直日本が活躍するのを書きたかっただけです

ただの軍隊なので艦魂とかは一切登場しません

あんまり悲壮なのは苦手なので結局ハッピーエンド



あと、作者は決して中国が嫌いではありません

政治ではなく文化や中華料理などは好きです。


8/31ベトナム戦争の戦争という文字が抜けていたので修正しました

*内地*


2005年、ある晴天の日、東海道本線にて

東京〜大阪を結ぶ特急「燕」が鉄路を疾走していた


車内は旅をしている人、仕事で乗っている人

ちょっくら隣町に用事があるという人で溢れていた

「お久しぶりです、小此木さん」


「おや?これまた懐かしい、山城さんではないですか?」


「どうです?最近は?」


「ははは、戦場は大陸だから、海軍はあんまり仕事がありませんよ」

大日本帝国は真珠湾攻撃にて第二次攻撃隊を出撃させ

見事米空母を殲滅、その後も史実どおりの快進撃を見せ

ミッドウェー海戦では圧倒的劣勢のアメリカ軍が蓄闘し

何隻と何十機に損害が出るが結果的には日本の勝利に終わる


これにより太平洋での戦力を大きく失ったアメリカ

ルーズベルト不信がさらに上がり大統領の座を降りる

アメリカは日本の思惑通り講和に転じた

1942年10月、日本と連合軍の講和が東京で行われ

東京条約が結ばれる事となる、太平洋の利権を手に入れた日本



1943年2月には中国とも講和、長い長い日本の戦争は終わりを告げた

日本と戦う必要がなくなった連合軍はその戦力をドイツへ向け

史実よりも早く1945年1月、激しい抵抗を見せたドイツは敗北

なおこの時日独伊三国軍事同盟は解消されており日本も海軍の一部を

派遣、連合軍にとってはどういう風の吹き回しかわからなかったものの

日本海軍の護衛により終戦は早くなった

元からではあるも名実共に戦勝国となる



実は、1943年、日本でクーデターがあった

あの体制を崩すべく海軍将校を中心に発生した

クーデターは成功し以後民主化が進む事となった


また大東亜共栄圏は無事建設され

アジアの国々は次々と独立していった


戦後インドネシアなどに攻め入ろうとした

英仏蘭、インドネシアなどの国々に日本は

支援しこれを撃退した


一方、この世では冷戦が始まっていた

中国では国共内戦が激化し日本が支援していた国民党は敗北

日本は台湾という国土を譲渡し国民党を匿った

さらに今度は中国(中華人民共和国、中華民国は台湾とする)とソ連の

連合軍は満州国に攻め入り戦後日本軍とも違う独自の軍隊を

持った満州国だが戦力が足りず1949年には降伏


満州民主主義人民共和国が成立

これにより日本はソ連、中国、満州と社会主義国と

隣り合わせになってしまう、いくら大日本帝国と言えども

これだけの戦力に対抗する力はない、今、日本では軍縮が

行われていたのであった



ここで日本とアメリカは手を結ぶ事となる

共通の敵がいる日本とアメリカの利害は一致した

ここに、日米同盟が結ばれかつての敵同士は共闘することとなる


ちなみに両国はビキニ環礁で

核実験を度々行いその恐怖を知る事となる

この実験のおかげでいかに冷戦が危険なものかを両国のみならず

世界が認識した



1950年、満州軍が1945年に日本から独立した韓国に

攻め入る、韓国も大東亜共栄圏の一員であり日本とも

同盟関係にあった、日本は同盟に基づき陸軍を派遣した


だが予想外の苦戦をする事になる

日本陸軍は機械化が進んだことには進んだが

それでも旧式の装備をしている部隊がまだある



だいぶマシになったとはいえ工業力不足は目に見えており

戦車の置き換えさえ進まなかった

流石にハ号やチハは引退したものの一式中戦車や三式中戦車は

この時日本が保有する戦車の半分をしめていた


これらが万週軍のT-34にかなうはずもなく

また主な戦場が朝鮮半島であったため朝鮮戦争と

言われたこの戦争の主力も戦車ではなかった

(もっともこの時陸軍は軍自体の貧弱さを痛感することとなる)


最も活躍したのは新たに陸軍航空隊より

独立した大日本帝国空軍(以下日本空軍)であるが

その航空機時使用していたキ-301こと七式噴進戦闘機も

mig-15に対しては劣勢であった



幸いこの戦争は空軍に

アメリカのF-86セイバーが日本空軍に支給されたり

アメリカ陸軍などが日本陸軍と共闘したり

日本海軍航空隊の活躍により、なんとか国境まで押し戻せ

休戦となった



しかし旧式化しきっていた日本軍の

貧弱さは国内のみならず世界に知れ渡った

日本はこれをなんとかしようと完全に立ち直り

きっていたアメリカにさらに接近し兵器の開発(特に陸軍)も

共同で行ったりすることが多くなった


空軍も自国産航空機のみならず

他国の航空機も運用するようになった

(研究材料として使われたものも少なくない)


1954年、台湾に中国が攻撃を開始

1年後には日米の介入で休戦となるが

この時も中国が使用しているソ連戦闘機に

日本空軍戦闘機はかなりの損害を出した

(戦果も多く挙げた)



この年日本は帝国計画を開始し

重工業を発達させ遅れ気味だった近代化を進めた

今や親米国家となっていた日本やその同盟国

アメリカは心置きなく協力した

1955年、また中国が台湾を攻撃し始めた

この時の攻撃は前回の比ではなく台湾の一部は焦土と化す



しかしアメリカ軍の介入により1958年

休戦となる、この時すべての軍需品を日本が生産し

一気に景気はよくなる、既に戦前以上の国力を

持っていた日本、さらに発展を遂げ俗にいう高度経済成長が始まった



一方、宇宙開発にも日本は積極的で

町工場の職人たちの活躍や高度な技術を持つ研究部の

活躍もあり史実よりも早い1965年に月へ到達している

何故かこのロケットの名前は「サムライ3号」であった


史実どおりベトナム戦争が勃発

日本軍久々の戦闘であるが

近代化を果たした日本軍は予想外の善戦を見せるも

結局はアメリカと共に撤退した



国民の反感を買うこととなるも

これによりオイルショックなどでおちていた景気は多少回復した

その後しばらくは安泰となるが冷戦は終わっていない


日本海軍は連合艦隊の中でも精鋭であった第1艦隊、第2艦隊ほか

数々の部隊をソ連の太平洋艦隊と対決すべく要所要所に米艦隊や

他の同盟国海軍と共に配備していた



1980年代になると米国の巡航ミサイル「トマホーク」や

日本製の巡航ミサイル「八四式巡航噴進弾」

(アメリカ軍と共に戦うため兵器の番号を皇紀から西暦に変更)

を主にアリューシャンやほかの戦略的に重要な地点に配備した

しかし、共産主義を維持しきれなくなったソビエトは

1991年崩壊しこれによりアジアに大東亜共栄圏を築いていた

日本と世界一の軍事・経済力を誇るアメリカが超大国となった



しかも両国は本当にかつて戦ったのかと

疑うぐらい密着していた

だが、冷戦が終結しても日本は緊張していた

史実以上に大国化していた中国、そしてその同盟国で

ソ連の技術をそのまま持っていた満州は以前として日本を中心とした

国々と敵対関係にあった



日本の国防の重点は

アリューシャンなどから朝鮮や本土の日本海側へと変わっていった

ちなみに湾岸戦争には日本も参戦し開発したばっかりの

第三世代主力戦車である九〇式戦車(外見は90式そのもの)と

ちょっと古い七八式戦車が活躍し七八式はT-80に対抗できる戦車として開発され

九〇式戦車はいかなる戦車にも勝てる戦車として開発された

両車両はエイブラムスにも引けをとらぬ性能を見せ

また状況によってはエイブラムスよりも能力が上であることが判明


かつて戦車開発に悩んでいた日本軍は

今やほかの先進国が運用する戦車と

同等か場合によっては上である戦車を開発できるまでに成長した



また空軍では八〇式対地攻撃機が

A-10に並び大いに戦果をあげた

防御力ではA-10に劣り損害もA-10に比べると

大きかったがそのかわり攻撃力はA-10以上で

かつて貧弱さを世にさらした日本軍が世界の強軍にも

引けをとらない航空機を持っておりその実力の高さを照明した

(ちなみに誘導爆弾の質はアメリカよりも低かったが

 パイロットの技量、精神力がものを言ったらしい)


ほか空軍は主力戦闘機としてF-15を七八式噴進戦闘機として

F-15Eを八九式噴進戦闘爆撃機として運用している

空軍航空機は半数が米国や欧州のものを使用している

(ただし海軍航空隊はずっと自国産航空機を使用している)


このほか、アイオワ級戦艦と共に

トマホークを装備した長門型、大和型戦艦4隻が最後の活躍をしている

(これ以降日本海軍は戦艦をすべて退役させているただし大和については

 最後の大活躍があった)


1995年領海侵犯をしていた国籍不明の

3隻ほどの艦隊を発見した大和とミサイル艇高潮、駆逐艦東郷が

追尾、砲撃してきたので正面の46cm砲6門で砲撃

2隻を撃沈、1隻を中破させ乗組員を捕まえた



それは中国の工作船であった

時代遅れの戦艦が工作船を撃沈したというニュースは

世界中に発信され世界で大寒巨砲主義の象徴と

呼ばれる大和人気がおこり、戦艦大和ブームが起こった

だがブームの最中大和はほかの戦艦と共に予備役となり

1997年長門、陸奥、武蔵と共に退役し長門と大和は呉

陸奥と武蔵は横須賀で記念艦となり保存されている

(ただし大和はモスボール状態で一般公開されるのは5月27日の海軍記念日のみ)


2000年になると今度はテロ組織などとの

戦争が活発化し対中満のほうが重要と

した日本はアフガン、イラク戦争へは後方支援役として参戦

前線では戦わなかったが武装ゲリラとの戦闘は幾多もあった

ところが2004年、いよいよアジアの雲行きが怪しくなり

日本軍は同地帯から撤退、内地へ呼び戻された




2005年4月6日、突然中国・満州同盟軍が

朝鮮半島に攻め入りなんとか侵攻を防ぎきった韓国、在韓日本軍は

停戦交渉をするもこう拒否された

「我々は日本帝国主義という邪悪な物を始末する為に

 日本帝国を消しアジアを解放する、そして共産主義の勝利の為

 戦後勝利した暁には日本帝国を排除し東海人民共和国を設立し

 アジアに正義の大共産圏を設立する、その一歩として傀儡政権である勧告を消す」

もちろん中国や満州にも

この政策に不信をもつ人々もいたが

彼らは皆、政府によって弾圧された

第一韓国は日本の傀儡政権ではない

その事をしっている人々はなお自国に反感を覚えた



現在8月、突然の出来事で具体的な作戦が

まだ発動されず韓国・在韓日本軍は防衛戦を行っていた

「しかし、今年の10月には反攻に転じるそうですな」


「いつまでも防衛戦を行っていては国力がですね…

 それと、そういう事はあまり公でいわないでください」

「中国や満州のスパイがいれば今後の戦局に大きな影響をもたらします」


「そうですな、すまないすまない」


現在日本は大きな経済力と軍事力を持ち

実際の日本とは違い、94%ほどの愛国者がいる

国号に帝国という言葉があるがその意味は

廃れており単に最後の皇帝(天皇陛下)がいるだけの

名ばかり帝国となっていた



また海軍将校のクーデター後

自由度が増し実際の日本ほどではない(皇室批判などが検閲に引っかかったりする)

がかなり好きかて言える国であった


しかも近頃オタク文化が活発化してきており

それを国は逆に利用し有効活用している

守る伝統は守り、取り入れるものは取り入れる

バランスの取れた国家であった



発言力も高く経済力も米国に次ぐ

軍事力も近年非常に高い事が照明されている

だが中国、満州、特に中国は現実以上の軍事大国と化しており

中国は人口を生かし予備役も合わせて800万が兵士で満州も600万の兵員を持っていた

日本軍は陸海空軍合わせても120万、劣勢は明らかであった

(ちなみに日本軍は現在志願制軍隊でなのにこれほど人員が集まる

 のはいかに日本への愛国心が高いかがわかる)


大日本帝国は最後に経験した苦戦である

ベトナム戦争以来の大きな戦争を体験する事になる…


…というわけで実質的な物語は次回からです


日本ばかりだとあれなので敵側や

同盟国もえがいていこうと思います

飽きやすい私ですがいつまで続くことやら…

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