漆黒令嬢は聖女に深く愛される
昨日は色々ありまして、更新できずすみません。あと明日も少しやばいかもしれません。主に体の方が仕事でもちそうにないので。
「なんでしょうか、エミットさん」
エミットさんは同じクラスの生徒で、いままで話したことないのですが。何かあったのでしょうか。
「放課後お時間がありましたら、お茶しませんか?」
「お茶ですか、えっと」
どうしましょう、今日はルーナと放課後会う約束ですが。せっかく誘われましたし、参加したいですけど。エミットさんとは面識ないですし、いきなりお茶するというのも。でも親睦を深めるためには……
「少しごめんなさいね。ノッテさん、少しいいかしら」
「ルーナ様。はい、なんでしょうか」
「この後一緒に行って欲しい場所があるのだけど、いいかしら」
「ごめんなさい、エミットさん。お茶はまた今度に」
「はい、今度また」
エミットさんは残念そうに私の元を離れていきました。
「ルーナ様行って欲しい場所と言うのは」
「私の部屋に行きましょう、話があるの」
ルーナの言う話が何かわからないけど、とにかくルーナの部屋に行くことにした。
「ルーナ、話って?」
「話っていうのは。そうね見てからの方が説明しやすいかしら。ミシェルお菓子を用意してもらえる?」
「はい、ルーナ様。今お持ちします」
見るって、何を見るんだろう。
「ノッテどうぞ。ルーナ様も」
「ありがとうございます。ミシェルさん」
「そんな。私のことなどミシェルと呼び捨てにしてください」
あれ? ミシェルさんなにかいつもと違うような。目の中に桃色の光も見えるような……
「私は美しいノッテ様のことがす━━」
「ふんっ!」
あっ、ルーナが祝福使ってミシェルさんを殴った。痛そう、でもなんで……
「目は覚めたかしら、ミシェル」
「ルーナ様! 申し訳ありません、ノッテ様のことを綺麗と言ったばかりか好きと言いそうになるなんて。ルーナ様の方が美しいのに!」
「別にノッテは私と同じくらい綺麗だから、間違いじゃないわ。でも、あなたは私が好きなんでしょ。私だけを見て、私だけを好きになりなさい」
「ルーナ様……!」
「ノッテは私だけのものよ」
「ル、ルーナ。えっとどういう事なの?」
なんかちょっと背中がぞくってなった。ルーナの目もなんかちょっと怖かったし。
「シェイが、言っていたこと。祝福がおかしくなった効果よ。ノッテのことを何とも思っていなかった人でも、こうして乗ってに気を惹かれるようになってる。私一番のミシェルですらこうよ」
「それってつまり」
「今のノッテは周りから好かれるようになったってこと。許せないわ、今までルーナのことを毛嫌いしていたって言うのに」
ど、どうしよう。ルーナの機嫌がすごく悪い、えっとこういう時は━━
「私はルーナのことが一番好きだから。他の人に好かれるよりルーナに好かれたい」
「ありがとう、ノッテ。今日は一緒に寝ましょう、外を歩いてたら攫われるかもしれないわ」
「攫われるなんて、学校だからないよ」
「わかってるわよ、私が寝たいだけ。だめ?」
「私もルーナと一緒に寝たい」
「良かった」
ルーナと一緒に、今日も寝れる。いつもはルーナに抱きしめられてるけど、たまには私が抱きつきたいな。後ろから抱きしめられるのも安心できてすごく好きだけど。ルーナにされてばかりなのも嫌だし、たまには私からしてみたい!
「シェイきょうはルーナの部屋で寝るから私の代わりに部屋から出て欲しいんだけど」
あれ、シェイがこない。いつもならすぐに来るのに、どうしたんだろう。
「シェイ?」
「わかった……」
「大丈夫……?」
顔すごく赤いし。なんだかはぁはぁ言ってるし。そもそも息切れするのかな、シェイって祝福そのものだし。
「ちょっとチェロの体に入ったら……疲れた。感触とかの五感の刺激が強くて」
「体に入るって。え?」
「ノッテの体に入ってたから、試したら入れて。拒絶されると出来ない。ノッテにも入れる」
「そう、なんだ。えっと、部屋に帰れそう?」
「大丈夫」
いつもとかわらないシェイに戻って、ルーナの部屋から出ていった。私と姿が一緒だらこういう時はすごく助かる。目の前に自分の顔が急に現れてびっくりすることもあるけど。
「それじゃあ、暗くなるまで話して。それから寝ましょう」
「うん」
んん、幸せ。
ルーナの腕のかな暖かくて幸せ。ルーナと一緒だと起きたくなくなっちゃう。ずっとこうしていたい、ずっとルーナと一緒にいたい。
「ノッテ、私のノッテ。今日はこのまま一緒に居ましょう」
「るーな。でもじゅぎょうがあるからおきないと」
「大丈夫、ノッテ具合が悪くて休むことになってるのよ」
「え?」
私が具合悪くて休むことになってるって
「シェイに聞いたら、まだ祝福が元に戻っていないって。だから元に戻るまで私の部屋で一緒にいたい過ごしましょう」
「でも……」
「誰にもノッテは渡さないわ。ノッテを愛するのは私よ」
「ルーナ……」
「大丈夫、誰にもノッテは渡さないから」
ルーナの瞳の中に桃色の光が見えて、もしかしてルーナもおかしくなった祝福の効果受けてるの?
ルーナがわたしをもっと好きになったから。こうなってるの?
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百合ネタはあれですよ、イチャイチャのネタが無いのです。同じのだと飽きてしまいますしね。ストーリーはまだあるんですけどね。
そしてチェロちゃんと感覚共有して刺激が強かったシェイ。
ヤンデレになってるルーナ。
次回はどうなるのか。




