表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神川探偵事務所にようこそ  作者: 神川 真琴
6/9

報告書 盗撮事件について カメラの映像 6ページ

第6話、前回文が長すぎる事に気付き、今回は前より短くしてみました。

訂正箇所は無いと思いますが、あったら直します。

「持ってきたぞ、これがお前が言ってた、写真部室の防犯カメラ映像と、全クラスの欠席表だ…って…」


「スヤー…スヤー……」


「寝てる…おい、起きろ、起きろ真琴」


「…ファア…朧月先生?って事はもう8分経ったんですね」


「正確には10分だ、全く俺が用意している間に寝るなんてな」


「私もやる事終わりましたし、集中力がきれかけてたので」


「…やる事?まあいい、ほら欠席表だ」


朧月先生は少し呆れた表情を浮かべながら、欠席表を私に手渡した、思っていたより数が多いですね


これで今日の分か…多いなぁ下手な小説よりあるぞ。


…どうしよう、これプラス写真部の防犯カメラ映像か…私1人でやると時間かかりそうだな。


「…朧月先生は写真部の防犯カメラの映像を見てくれませんか」


「俺がか?」


「はい、これは2手にわかれた方が良さそうです」


「なるほど、で何時何秒からだ」


「そうですね、事件が発生したのは9時ですから…大体8時〜10時ですかね」


「… わ、わかった」


さて、この無駄に多い書類に目を通すか、見間違いがあったらダメだらな、何回も見直そう。



2分後



「終わった、やっと終わったこの大学人数多すぎない」


「まだ2分しか経ってないぞ」


…2分しか経ってなかったのか、個人的には10分ぐらい経ったと思ってた、しかしこの大学生徒の人数、私の時より増えましたね


まぁ私の時は、テロリスト事件や誘拐事件やらが重なって、転校する人が多かっただけなんだけど。


「お疲れ様、で、何かわかったか」


「わかった事?」


「いや、犯人を見るけるために欠席表を見てたんじゃ無いのか?」


「犯人を見つけるため、と言うよりちょっとした確認ですよ、ふと犬飼さんの発言を思い出しましてね」


「犬飼の発言?犯人の匂いが、土と絵具が混ざったような匂いって奴か」


「いや、そっちじゃ無くてですね、[このクラスに犯人がいて欲しく無い]と言うか発言ですよ」


「…なるほど、それの確認か」


「はい、ですが…他のクラスで遅刻もしくは途中退出した生徒はいなかった

正確に言うと遅刻してきた人はいましたが、その人はまだ学校に到着していない」


「やはり犯人は2年A組にいるのか」


「そうなりますね、まぁ最初からそうだと思っていましたし、休憩がてらの確認です」


「なるほど」


外部からの侵入があれば、この大学に大量に仕掛けられた防犯カメラが見つけてるはず


あの時のように強引に突破されないように、セキュリティもしっかりしている、空間移動系能力者でも、侵入は難しいほどに。


「…ところで先生、映像はどうでしたか」


「それがだな、この映像8時から全く時間が進んで無い」


「それってどう言う意味ですか」


「さっきから映像の時間が 8:21:52 と 8:22:51 を行ったり来たりしている」


「あ〜あれか、よく怪盗物の作品でカメラ映像を誤魔化す為によく使う」


「それと同じ状態になってる」


やっぱり私の予想通り、防犯カメラの映像はいじられてたか。


「…先生この映像はどこで管理してましたか」


「え〜とだな、普通に職員室で管理してるぞ」


「なるほど」


職員室か…流石に職員室に忍び込んで、防犯カメラ映像をいじるのは難しそうだ、そう考えるといじられたのは、カメラだけか…


「で、どうするんだ、もう男の事情聴取を始めるか」


「ちょっと考えさせてください」


「わかった」


後残ってる生徒は6名、 

1番 色薔薇(いろばら) 大和(やまと) 19歳

能力 色付け:触れた物に色をつける


2番 上崎(うえざき) (ただし) 20歳

能力 認識変化:人の認識を変える


5番 大林(おおばやし) 瞬也(しゅんや) 19歳

能力 瞬間移動:頭に思い描いた場所に移動する


10番 西野(にしの) 日電(ちにでん) 20歳

能力 電気(オール)


18番 猫道(ねこみち) (わたる) 19歳 

能力 猫会話:猫と会話できる


そして 9番 二宮(にのみや) 顎門(あぎと)

カメラ映像でかなり時間を使いましたし、これ以上待たせたら、ストレスが溜まって、質問に答えてくれなくなる可能性もある。  


よし、ここは一気に行こう。


「…先生、次の事情聴取は顎門を除いた、5名と一気にします」


「ん?それはどう言う」


「5人同時の集団事情聴取です」


「ご、5人同時だと、それは大丈夫なのか」


「まぁ10人だったら流石に無理ですが、5人なら大丈夫でしょ、それに二宮 顎門には時間を使いたいと思いまして」


「そうか、俺にはなんの考えがあるのか分からんが、従おう

一様確認だが、集団事情聴取をする生徒達は顎門を除いた5名、 色薔薇 上崎 大林 西野 猫道 の5名でいいんだな」


「はい、その5名を呼んでください」


「わかった、今呼んでくる、少し待っていてくれ」


朧月先生は立ち上がり、指導部を出て行った…集団事情聴取、私も初めてやるけど、大丈夫かな


集団でやった方がメリットあるからいいんだけど、まぁデメリットもあるから、この選択が正しいとは言えないんだけど。


ま、大丈夫でしょ、私は神川 真琴 探偵 こんな事でつまずいていたら、この先やっていけない、私ならできる、自分を信じて。


今回はカメラの映像確認でしたね、ほんの2話前で映像確認は後にしようと言ってたような気もしますが、人の意見なんてコロコロ変わるものです。

さて、次は集団事情聴取です、5人一気にやって大丈夫なのか、次回をお楽しみに。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ