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神川探偵事務所にようこそ  作者: 神川 真琴
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報告書 盗撮事件について 2ページ

第2話です、今回は初めての登場と言うこともあって同じ日に投稿します

多分これも訂正箇所があると思います

「どうかね真琴くん、電話の電波に問題はなかったかい」


と、私の元担任が話かけてきた、今回は電話の調子が悪いと言う、事で来たが…特に問題点は見当たらない。


「ええ、特に問題は見当たらないですよ」


私はそう答えると、元担任は「おかしいな」と呟きながら、首を傾げる。


私の名前は 神川 真琴【しんかわ まこと】 体重45kg 身長135cm 年齢37歳  女性 仕事は探偵だ、はっきり言って小学生みたいな体型をしている。


別にこれは作者の趣味ではなく、単純にそう言う病気である、11歳ぐらいの時に階段から落ち、その時にホルモン分泌を司る脳下垂体が壊れ


その結果、成長に必要なホルモンの分泌が止まり、11歳から全く成長していない、そのせいでタバコを吸ってると、すぐ怒られる、だから最近はタバコも酒を飲んでいない。


まぁこの体型だから、映画も子供用の値段で観れるんだけど

……別にわざとじゃない、チケットを購入しようとしたら


店員が私の年齢を確認もせずに子供用の値段を請求したから払っただけだ、その時は映画の値段も知らなかったし。


そう、私は悪くない年齢を確認しなかった店員が悪い。


「悪いね真琴くん、他の仕事もあっただろうに」


「いえいえ、仕事と言っても依頼者が来るまで待つぐらいしかないですし、依頼者の接待ぐらいなら津上くんにもできますから」


「津上?あぁ〜確か記憶喪失の子だったか、あの子を元気にしてるか」


「ええ、元気ですよ、6年前までは言葉もまともに喋れなかったのに、今では頼れる助手ですよ」


「そうかい、そりゃよかった」


多分元担任との会話で薄々分かると思うが今私は、母校である 暁月大学 (あかつきだいがく) に来ている。


なぜ来ているのかも、薄々分かると思うが、単に依頼を受けたからだ、元担任が言うには最近電話の調子が悪いから調べて欲しいとのこと


はっきり言って探偵の仕事ではない様な気もするが、私からすればお金が貰えるから、依頼してくれた方が嬉しい。


そう言えば今は皆んな何をしているんだろうか、この仕事が終わったら久しぶりに連絡するか、2カ月前にもした気もするが…まぁいいか。


「しかし、君は変わらないね、私なんか白髪が生えて腰が曲がってきたよ」


「それはそうですよ、先生もう73歳じゃない逆にまだ先生やってる方が凄いですよ」


「いやいや、まだ若い奴らには負けたくないんでね」


「そうですか、でも体には気をつけてくださいよ」


こんなたわいもない話をしていると、職員室のドアが勢いよく開き、そこから汗だらだらの指導部の 朧月先生 が息を荒くさせながら、入って来た。


私が卒業してから結構経ったと言うのに、全然変わってない、少し顔にシワがあるけど、それ以外は全然変わってない


それどころか昔よりもガタイが良くなった様な気すらする。


「ん?朧月くん、一体どうしたそんなに汗だらだらで、今日のランニングは遠くまで行ったのかい」


「お、おはようございます若林先生」


「いやいや、もう同じ教員なんだ先生はつけなくてもいいよ」


「ですが…その、なんと言うか、若林さんだと少し違和感があると言うか」


「そうかい、まぁ朧月くんの好きにしてくれればいいんだけどね、で、君がこの時間に職員室に来るのは珍しいけど…なんかあったのかい」


そう言えば、この2人って昔は生徒と先生だったけ、朧月先生が言うには色々お世話になった先生で尊敬しているって。


そう考えると若林先生って結構やってるな、確か25歳からこの大学の先生をやってるんだっけ、って事は48年間この学校に勤めてるのか、改めて凄い先生だな。


「それが…今日真琴が来ていると聞きまして」


「私に何か用ですか」


「…そこにいたか、すまん今日眼鏡を無くして、よく見えなかった」


「用は眼鏡の捜索ですか?」


「いや、眼鏡ぐらいなら自分で探せる、それよりも探偵のお前に依頼したい事があってな」


「依頼ですか?一体どんな物ですか」


「それがだな、女性更衣室の盗撮事件なんだが…頼めるか」


「私は別にいいですけど…学校的にいいんですか探偵に頼んで」


「本当は頼みたくは無いが…無罪の子を犯罪者にする可能性があるし、それに警察沙汰にすると面倒だからな」


「なるほど、わかりました、とりあえず話を聞かせてください、何時ぐらいに発生して、犯人の目星はついているのか、とか」


「その話は指導部室でしよう、ここじゃ少し話にくい」


「分かりました、ではいきましょう」


私は職員室にいる先生達にお辞儀をし職員室を去った、なんか去り際に「本当に37歳」とか「小さかったすね、なんかの能力ですかね」とか「合法ロリだ」とか聞こえた様な気がするが、気にしないでおこう


もう私も37歳なんだ、そんな事にいちいち気にする程子供じゃない…別にもっと身長が欲しいとか、スリムな体型になりたいとか、思ったこと無いし…


別にこの体型でも、ラブレターくれた人とかいたし…まぁ、なんか犯罪臭がしたから、捨てたけど


そう考えると私の事を好きになる奴は、ロリコンなんじゃないか、って何考えてるんだが私は、今は盗撮事件に集中しよう。


「なんだあれ」


「なんでこんな所に小学生が」


「朧月先生って子供いたって」


…わかっていたが、周りの目がキツい、そりゃ190cmの指導部と135cmの女性だからな、側から見たら迷子になった子供を指導部が案内している様に見えなくもない。


やはりもうちょっと身長が欲しい、贅沢は言わない大体173cmぐらい、そしてバストはFぐらいの…やめだやめだ、それは私ではなく別の人間だな


私は私だ永遠にこんなロリコンホイホイみたいな見た目の………いや、やっぱやだな。


盗撮事件編が始まりました、序盤の事もあり、犯人が割と分かりやすいように作っています。

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