表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

~プロローグ~

最近悪役令嬢ものにハマってしまい、自分で書きたくなってしまいました(笑)文章とか下手くそですがそれでも読んで下さると幸いです!


うぅぅ…………凄く頭が痛い。どれぐらいかというと今にも割れてしまいそうなくらい痛い。ごめん、語彙力無くて。私の名前はリリス・アイリーン。アイリーン家っていう公爵令嬢に生まれた。今私は、十七年間もの前世であろう記憶が頭の中でフラッシュバックされている。あぁ、私転生したんだっていうのが正直な感想。そのままじゃんって思うかもしれないけど頭がパンク寸前なんだから仕方ない。とにかく寝よう。寝れば治ると思う。そこで私は意識を手放した。



起きても気分は最悪だった。まだまだ頭が痛い。ズキズキ痛む頭を気にしつつ体を起こすと自分の記憶について考えた。前世は普通の女子高校生でゲーマーで新しいゲームを漁る毎日、最近ハマったのは乙女ゲームだったっけ?懐かしいなぁ……と思い出に浸っているとコンコンと扉がノックされ、部屋にプラチナブロンドの髪をした男の子が入って来た。

「お身体の方はどうですか?高熱で倒れてしまったとお聞きしました。」

「いえ、ご心配のほどではございません。ご心配をお掛けして申し訳ありません。」

心配してくれた男の子に私はニッコリと笑顔で返す。すると男の子は一瞬あっけに取られていたが、すぐに輝くばかりの天使のような笑顔になった。

「それは良かったです。」



その後の男の子の話は全然入ってこなかった。自分の記憶の整理に忙しく、それどころではなかったのだ。とりあえずはい、ええ、など適当に済ませておいた。どうせ大した話ではなだろろう、お見舞いで重要な話をする人なんているわけないと。それよりもこっちのほうが重要だ。確か私は普通に暮らしていた筈だ。どうやって死んだかは不思議と覚えてない。まぁ、死んだ瞬間は即トラウマになると思うからありがたいね。しかし残念ながら大したことはわからなかった。



「それではまた、近いうちに来ます。」

どうやら話が終わったようだ。

「ええ、分かりました。」

私は記憶の整理をひとまず中断して、とりあえず返事を返した。ん~内容分かんないから後で控えてるメイドにでも聞こう。男の子は最後にもう一度天使のような笑顔を私に向けると扉を開けて出ていった。可愛いかった~

すると直ぐに

「お嬢様おめでとうございます!」

と私専属メイドが興奮気味に話かけてきた。

「第二王子のアルル・ミズリット様との婚約者になればもう将来は輝かしいものになりますね!!」

へぇー第二王子と婚約……婚約ねぇ………………

「って!私と誰が!?」

「だ、第二王子のアルル・ミズリット様とですが……」

は?私そんなの聞いてない!何で勝手に決めるのさぁ。私は話を聞かないことを棚に上げて抗議する。ん?待てよ。アルル………………ミズリット?私は聞いた事のある名前に首を捻る。確か私の名前はリリス・アイリーン………

「!」

私はある実事に気付いてしまい、言葉を失った。そしてその事実を否定するべく、メイドのアルミナに尋ねる。

「ね、ねぇアルミナ。」

「何でしょう、お嬢様。」

「えーっと、あの……わ、私の兄の名前ってルイシス・アイリーンだったりしない?」

恐る恐る聞くと、聞きたくない答えが返ってきた。

「ええ、まさかルイシス様をお忘れですか?」

「いや、何でもないわ。」

……はぁ…………どうやら私の予想は当たっっていたらしい。私は頭を抱えたくなった。



私の転生先は幸か不幸か前世で凄くハマって裏の裏ルートまでやり尽くした乙女ゲーム、【恋と友情のロマンス学園】──通称恋ロマ──の悪役令嬢だったのだ!!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m続きも書いて行きますので、これからもリリスのことを見守っていただけると幸いです!


「面白かった!」・「更新早くして」などの感想や評価を貰えると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ