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2018/2313

コレノス・イル・ラムシス②『東方大遠征:レーム北部攻略編』と『同盟軍指揮官ウルムス・サラシュスの再登場』と『州都でのさらなる戦後処理2』の物語

『東方大遠征:レーム北部戦役』、『アラマン中央軍:タルキュア防衛隊』


『タルキュア方面軍』は『総督代理コレノスとその副官サルブルス』が駐屯する『州都タルキュア市』にやってきていたわけだが、『タルキュア擾乱』の最中に発生したもろもろの事情──『『アンフィスバエナ』と『一時休戦』を取り決め彼らを『友軍ヘタイロイ』に迎え入れるためのアシストをしていること』や、『擾乱の最初のころに一度サイマス将軍の元から潰走して州都逃げ込んだままだった(といっても彼らを呼び戻さない判断をしたのがオルトロス候とダーマス候だったわけだが)ウルムスとサラシュスたちの処遇』──などのもろもろの処理に二人の老将軍はさっそく頭をひねらされていたのである。


 前回のオルトロス候の言葉に引き続いてダーマス候も汗をかきながら言う。


「し、しかし『タルキュア州』からの排除には成功している(重要)。そして最終的に我らは『アンフィスバエナ』たちも下し『降伏』させたのだ。そうだな『アンフィスバエナ』ども? 私が何か間違ったことを言っているか?」とダーマス候。




 問われて魔王フェルゾは『ふん』と鼻を鳴らして、

『……間違ってはないな。そうだ、『降伏』したのだ。我らが『貴族戦士ヘタイロイ』に迎え入れるよう『双角王』に進言するという条件付きでな』と魔王フェルゾ。


「「「「はぁ!? 『魔族』を『貴族戦士ヘタイロイ』に!?」」」」とコレノス&サルブルス&ウルムス&サラシュス。


 想定通りの反応に老将軍二人はとっさに『またこの議論をしないといけないのか?』と『うんざり』した。そしてやっぱりリカノスが便乗して『ひっくり返そう』としたのである。


「そうだ! オルトロス候とダーマス候が『双角王』から与えられた『権限(公職)』を利用して『アンフィスバエナ』を『貴族戦士ヘタイロイ』に迎えようとしているんだ! それを条件に自分たちに協力させ自らも『免罪アデイア』を得ようとしている! コレノス殿とサルブルス殿も『怒り』を歌うべきだ! 老将軍二人は自分たちが一度『アンフィスバエナ』に『生け捕り』にされたのに『自害』しなかったことを誤魔化すために『悪事』を行っているのだから!」とリカノス。


 いきなりこんなこと言われても詳しい事情を知らないコレノスたちは答えられるはずもなく、しかもそこでカリクセノスが突如『噴き出した』のである。


「ブッ! ひゃっひゃっひゃ! なに『自分は被害者』みたいな言い方してるんですかリカノス殿! 『裁判』の結果に従うことを承諾したのにここで『裏切り』ですかぁ!? 自分がやってることが最高に『下種』なのに気づいてないんですね~! ひーひっひっひ! おもしれ~!」とカリクセノス。

「なんだとおおおおおおおお!! 死ねぇええええええ!!」とリカノス。


 カリクセノスの相変わらずの『空気読めなさ』にリカノスは『激発』して殴りかかろうとしたが、『クノム人世界』の摂理ロギアである『自由市民に対して暴力をふるうのはご法度』の定めによってぎりぎり理性を保ち、代わりに地面を殴りつけたのだった。


「くそったれぇえええ!! 『下種』なのは『自分たちはうまくやった』と得意顔の『裏切り』と『魔族』どもだろうがああああああ!!(激情)」とリカノス。

「……あー、なんかおおよそ察せれた気がしますねぇ(無表情)」とコレノス。

「いや『早とちり』しないでくれ(汗)。ちゃんと最後まで聞くんだ(焦り)」とオルトロス候。


 ここからは簡潔に示す。オルトロス候はいかの説明をしたのだった。


「現在我ら『アラマン王国軍』は東に『ハリスキーナ』を控えながらも『中つ海』が『静謐ソーフローシュネー』を失ってしまっていることは知っているだろう!? そう、今まさに『本拠地』である『クノムティオ』で起こっている『騒乱』の実態を完全に把握できておらんのに、さらに『レーム三将軍』なる敵と戦っている最中なのだ! しかもさらには南の『レーム大砂漠』には『べニア』にいる『貴族戦士ヘタイロイサイガス』殿から『大魔王が出現して『冒険者ギルド』や『コロコス人太守』と戦争状態にある』との情報も入っている! そんな状態で『タルキュア擾乱』が発生している段階で並の軍隊なら『詰み』だ! そうだろう!? 違うか!? だが我らは『世界最強の軍隊』だから何とか乗り越えることができた! そう、我らは『世界最強』を証明するために取れる手段は何でもとったにすぎんのだ!」とオルトロス候。

 

 さらにダーマス候も参戦する。


「そうだ! 『戦争』においては『どんな手段』であっても『勝利』すればそれは『正しい行い』になるのが世の定めだ! だから我々は嘘をついて敵を欺くし、寝首だってかくし、『一騎打ち』を仕掛けながら集団で襲ったりもする! それと同じで今回は『擾乱』を鎮圧するために『魔族との講和』を選んだというだけだ! すべては『世界帝国コスモクラティア』と戦うために兵力を温存するべきだからだ! そなたらはどう思うんだコレノス殿!? そなたにはここで『講和』せずに戦闘を続けたとして、よりよい方法があったというのか!?」とダーマス候。


「……と、とにかく落ち着いてくださいお二人……みなさん(苦笑)」とコレノス。


 そうやって二人の『方面軍責任者』だけでなくキクラネスやヘラスケスハグニアスやテルアモスまで一緒になって迫ったのでさすがにコレノスがその分後ろにさがる。その彼にサルブルスが言った。


「……先輩は知らないかもしれませんけど今『俺が考えた最善の案』をしゃべると殺されますよ(忠告)」とサルブルス。

「てめぇに言われなくてもわかってんだよタコ(呆れ)。あー、まあそのなんですねえ、俺的にはなっちゃったものは仕方ないかと……」とコレノス。


 そうなると今度はやっぱりリカノスが吠える。


「はぁ!? いったいどこが『仕方ない』だ!? 『魔族』の脅しに屈しただけだろうが!」とリカノス。

「ですからリカノス殿、あなたはそれ以上『恥』を上塗りするような真似をよしてくださいといっているのです。あなたがこれ以上『誓言』を破り続ければ『神罰』が『アラマン王国』に下りますよ(けん制)」とサレアス。

「『魔族』どもを受け入れるくらいなら『神罰』で全部滅ぼしていただける方が『幸運』だちきしょうがぁ!(自棄)」とリカノス。

「え、なにこの迷惑な人(素)」とサルブルス。

「なんだと貴様アアアアアアアアア!!!(怒髪天)」とリカノス。

「……うちのサルブルスがすみません」とコレノス。

「いや、うちのリカノスの方が悪かったです。許してください」とアイアス。

「同じく申し訳ないです」とミュシアス。

「俺はいつからお前らのものになったああああああ!!(全方位攻撃)」とリカノス。


 そこでうんざりしている『アンフィスバエナ』の中でしぶしぶ『一番おせっかいな性格』のニラトが釘をさした。


『別に自殺願望があるのなら勝手に首でもくくって死ねばいい。だが貴様が駄々をこねればこねるほど『不本意にアンフィスバエナに負けた』と喧伝するだけだということをいい加減理解しろ、見苦しいぞリカノス(嘲笑)』とニラト。


 ついに『アンフィスバエナ』たちも本格参戦したのであった。次回へ続く。

 本編について作者のどうでもいいつぶやきですが、今まで作者は作中の『信仰生命財産を保証する』の『信仰』とは『自分自身の信じる宗教を強制的に棄教させられないこと』だと思っていました。ですが『2024年/7/3投稿分』でサレアスが自分を祝福してくれた神々に感謝した時にリカノスが『神々が許すわけがない』と怒鳴ったのに対して『自分の信仰が保障されているはずです』と返したやり取りを見て、『そう意味だったの……!?』と驚いてます。


 カムサ「え、知らなかったの?? 知らないのに書いてたの???(驚き)」


 ハッシュ「以前『カルシャーナ帝国が東方の神殿を破壊しまくったから『信仰の保障』を要求する文化が広まった』って自分で注釈してなかったか?(突っ込み)つまりそういう意味じゃねーか(呆れ)」


 イスティ「『神々が許すかどうかは『定命の者』に知ることができない』からこそ、『許してもらえたと自分で思えること、共同体やその外に向かって宣言すること』はとても重要です。これは『自分の行いを強制的に改悛させられない』ことや『自分の名誉を守る』ことにも影響するからです。つまり『悪い噂を立てらない権利』とでもいえるでしょうか?(ちょっと違う気がする)どっちにしても『生命や財産』と同じくらい『自分の正義が尊重される』ことが重要だと考えられているということですよ(早口)」


 ニムル『そもそも『クノム神話』に『改宗』とかないしね。クノム人をやめて冒険者になるか、いったん奴隷になってから主人の民族の共同体に加入させてもらう以外でクノム人が『クノム神話』を『捨てる』ことは基本的にないし……てことは『棄教』って実は自分から『奴隷』になるようなあり得ない行為ってこと??』


 そうなのかもしれません(曖昧)。

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