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"52+1"  作者: ソルト
1/3

〜激動のサーカス〜

2XXX年、僕たちの生きる世界ではサーカスが人気だ。サーカス戦国時代とも呼ばれ、数多くのサーカス団が存在する。

あの狂気さと人を楽しませるおかしな芸、そんなサーカスに僕は魅了されたー。


「…ぃ。…ばな。」

(ん、なんだよ。まだ眠たいのに。)

「起きなさい!橘!」

母が僕を起こしに来たみたいだ。

「はいはい、わかったよ…。」

「もう、八重ちゃん来てるわよ。」

「今行くから。」

「もう、ちゃんとしてちょうだいね。」


此永橘。それが僕の名前だ。

新しい制服に袖を通しリビングに向かう。


「おはよう!橘!」

「おはよう。」

幼なじみの八重。叶八重は、京都でも有数の格式高い名家のお嬢さんだ。八重と通学するのも7年目になる。なんで僕なんかを毎朝迎えに来るのか不思議だ。


「今日から私たち中学生ね。」

「ずいぶん楽しそうだね。」

「だって、憧れのセーラー服が着れるんですもの。」

セーラー服を着た八重はいつもより大人っぽく見えた。

「そっか。そろそろ行こうか。」

「ええ、行きましょうか。」


ー非日常への第一歩を踏み出した。







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