・アヴァロン《AVALON》 / ・地球圏防衛連合 (ゲーム内設定)
・アヴァロン《AVALON》
シリンダー型のスペースコロニー群。また、そこから発足した宇宙国家。地球圏防衛連合以外の少数国の賛成多数を持って国として認められた。スペースコロニー群の名称は世界の公募から選ばれたものだったが、建国するにあたってバクロニム的に再度命名され、《Against Vanquish and Aggression on Lagrangian points Orbit Nations》、日本語訳は《征服や侵略に抵抗するラグランジュ点軌道上国家》となる。
最大収容人数一千五百万×40基のコロニーがあり、総人口は四億人。
極北の地域で生活できない国土を多く持つロシアを根幹とし、中国、北朝鮮、イラクなど様々な人民が移動している。なお中国国民は全人口のおよそ二割(約三億人)のみがアヴァロンで生活しており、台湾が残りの中国国民を吸収する形で中華連邦が設立されており、中華連邦はアヴァロンにも連合国にも属していない。
重力はセイヴコアの重力制御ではなく遠心力で疑似的に再現されている(セイヴコアでは賄いきれない)。その為、回転方向に対する向きで内部の運動に差異が見られるのでスポーツなどの競技場はそれとは垂直向きに設営される。また交通網に関しては地球上の坂道程度の認識で、それぞれの乗り物の駆動制御などで対応している。
コロニーである為、必然的に人工的に循環させた物資しか存在せず、独立したものの地球の豊富な資源に対して嫉妬し対立の意志があった。しかし、セイヴ・オリジンを手に入れたことにより技術面で大きく地球側を引き離すことに成功する。ところが、その技術を狙って地球側が攻撃を仕掛け、アサルトセイヴの試作機を強奪される。コロニーという事もあり外壁を壊された事で多数の死者を出したアヴァロン軍は、地球側を酷く糾弾し、宣戦布告した。
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・地球圏防衛連合
英語名を《Terrestrial Defense Union》、通称TDUや連合国と呼ばれる地球上の国家連合。アヴァロンの宣戦布告と共に発足した国際組織。『アヴァロンからの侵攻の阻止』を掲げているが、実質的にはアヴァロンの持つセイヴ・オリジンの譲渡及びその詳細な技術の開示を求めている。
アメリカを盟主とし、アメリカ大陸の国家、EU、日本、オーストラリアが加盟している。韓国や中東など冷戦時代のいくつかの国家は加盟していない。
自ら独立したアヴァロン側に地球は干渉する意図はなく、必要な物資は互いに輸出入していた為、地球側は友好な関係を築けているはずだと誤認していた。しかしアヴァロン側がセイヴ・オリジンとその技術を手に入れた際に徹底して隠蔽された為、関係が極度に悪化。強襲により鹵獲したアサルトセイヴの試作機を解析し、同型の機体の開発・製造に成功。これによりアヴァロンとの戦争が勃発する。




