・アサルトセイヴ《Assault-S.A.V.E.》/セイヴ《S.A.V.E.》 (ゲーム内設定)
S.A.V.E.(Sham-neural interconnection Almighty Vehicular Endoskeleton-Mechanism =疑似神経接続型万能輸送機器用内骨格機械装置)とは人型の汎用輸送機器である。使用用途は運搬、工事、災害救助など多岐にわたる。
全長は約9m前後の巨大ロボット。通常コックピットは胸にあり、メインエンジンであるセイヴコアはコックピット直下の腹部に搭載されている。
フォルムは完全な人型。頭部はツインカメラアイが基本で、鼻と口は一体型のマスクで覆われており内部にはメインカメラの処理装置やレーダー装置が搭載されている。
機体の動きをプログラミングし、コックピット内のレバーやトリガーなどを操作することで自動的に複雑な動きを再現する仕様となっている。その為、設定外の動きは出来ず、自らあらかじめ設定しておく必要がある。
元来のセイヴ・オリジンは搭乗者が頭部にヘッドギアを装着し、肉体の動きをそのまま機体の動きにフィードバックする仕様であった。だが資源の節約の為に機体のサイズが縮小されて設計された際に、コックピットを自在に動ける大きさにするのが困難で、また機体の動き自体が肉体にも反映される仕組みでもあった為危険と判断され、トリガーなどの操作であらかじめ決められた疑似的な電気信号を発生させる現在の操縦システムが導入された。
アサルトセイヴ
セイヴの中でも、アサルトセイヴはその中でも戦術兵器として設計・建造されたセイヴを指す。
機体のフォルムはセイヴと同一。なお士気を高める効果などを図り、機体のフェイスは騎士の兜のような意匠が採用される場合が多い。
アサルトセイヴの掌にはエネルギー供給路があり、武装を握ることで接続してエネルギーの供給を行える。また、その際に一部の武装では望遠カメラなどの特殊な装置とアサルトセイヴを同期させることが出来る。 戦術兵器として最初に開発されたセイヴが強襲用であった為、以降の戦術用セイヴは強襲用などの使用用途に限らすアサルトセイヴと呼称されるようになった。
セイヴのメインシステムの起動シークエンス中は、コックピットのレーダーモニター(サブタッチスクリーン)部分に以下が表示される。
S-Sham-neural interconnection
A-Almighty
V-Vehicular
E-Endoskeleton-Mechanism
セイヴコア
セイヴのメインエンジン。電流を流すことで重力場に干渉するEM-G-と常温超電導体であるEM-S-という火星で採掘される二つの特殊なレアメタルを用いた専用駆動装置。(なおGはGravitationの略で、SはSuperconductorの略)非常に高価でありかつサイズが大きい為、軍事兵器としてのセイヴや宇宙戦艦にしか搭載されない。なお宇宙戦艦からは排除されているが、セイヴに搭載されているコアは神経接続装置の役割も担っている。
直接電流を流すのではなく電子回路に組み込むことで重力場の操作を非常に繊細に行うことを可能とし、機体のホバリングや旋回などを自在に行う。また重力の操作による移動の為に機体の重量は常に軽減された状態にあり、戦闘時の関節部分への負荷などを極端に減少させている。なお兵装の一部にビームすら弾く斥力場の盾があるが、セイヴコアを以ってしても常時攻撃に転用するだけのエネルギーを確保するには至らず、あくまで緊急回避的装置である。




