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・NIC《Network-Industrial Complex》 / ・ミーミル


・NIC《Network-Industrial Complex》


 通信網産業複合体。葵理人が代表取締役を務める多国籍コングロマリット『NICグループ』の中核企業である。

 もともと葵立夏や理人の父親の会社である葵製作所が前身で、通信機器の分野で国内シェアトップであった。

 データ通信における超高画質映像データ通信対応の周波数、低価格・大量生産対応新方式対応基地局、データの圧縮・解凍方式の超高速化など根本的な通信技術を様々な方面で改革を起こし、二年で世界の通信産業を買収するなどして文字通り世界の通信を統べる世界的大企業。

 現在では通信のみならず映像機器はもちろん、家電、ゲームにいたるまで様々な物を製造販売し、いずれの分野でも成功している。

 既存のどのコンピュータでも通信方式に対応できるように対応ソフトウェアやMODEMを無料配布したことも成功の要因である。

 世界各地に通信サーバを用意してあるが、日本の神戸にあるスーパーコンピュータ京の研究施設跡地にNICの情報通信を支えるメインサーバと、NICが製造した世界最高峰のスーパーコンピュータ『葵』がある。


     *


・ミーミル


 NICのサーバとスーパーコンピュータ『葵』を統率するAIの名称(通称)。で、ほとんど人間と同じ思考機能を持ち、人間との会話も問題なく行える。

 グラフィックはCGで作られた人型のキャラクター。


 その正体はNICの代表取締役である葵理人の人格をコピー、あるいは抽出したものだと桐矢は考えているが真偽は定かではない。喋り口調は葵理人と一致しているが、ミーミルはそれを「設計開発したのが葵理人であるから」としている。

 名前の由来は北欧神話にてオーディンの相談役であった賢者の神ミーミルから。


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