・アサルトセイヴ・ヴァーサス
この度、『エリュシオンノベルコンテスト』の一次審査をこの『アサルトセイヴ・ヴァーサス』で突破することが出来ました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました!
それに伴いまして、一度は完結設定にしたこの『アサルトセイヴ・ヴァーサス』ですが、もう少し続けさせていただこうと思います。製作ストックなどもなく、まだプロットや新規設定を用意している段階で不定期更新とはなりますが、どうかお付き合いくだされば幸いです。
四月初めには2部の第1話を投稿する予定です。それまでの間、活動報告で行っていた設定公開をこの場でも行っていきたいと思います。第2部開始まで今しばらくお待ちください。
NICが開発・販売しているアーケードゲーム。ジャンルはチームバトルアクション。プレイヤブル機体数は初期で1500以上、シナリオ進行によってさらに解放される。
キャッチコピーは『鋼と血の舞う世界で、君は何を思うのか』
ゲームシステム〈根幹〉
・操作は特殊なゲーム筺体“コクーン”を使用する。
・それぞれのプレイヤーが選択したアサルトセイヴの操縦を担当し、最大4人対4人で対戦を行う。
・ゲームをプレイする為には“パイロットライセンス”というメモリーカード兼電子マネーカードの購入が必要(ライセンスはコクーンで初回プレイ時に発行される。チャージはコクーンのライセンス挿入口またはパソコンで可能)。ゲームプレイに必要な料金は電子マネーを通して自動で支払われる。なおパイロットライセンス内のデータはパソコンを通してバックアップを取ることが可能。またパスワードを登録する必要があり、他人のパイロットライセンスを使用することは基本的に出来ない。
・専用サイトにそのパスワードでアクセスすれば、コクーンを介さずとも機体の強化等の限定的な操作は可能になる。
・ゲームプレイはチーム登録を推奨されており、チームに所属することで戦艦一隻がチームに付与される。
・アサルトセイヴには性能の差があるが、それに応じて耐久値とコストが設定されており、性能が高い機体ほど耐久値も高くなるがコストも高い。戦艦にもコストがあり、アサルトセイヴよりも遥かにコストが高い。
・シナリオモード、トライアルモード、フリー対戦モード、固定対戦モード、ミッションモード、オプションの6つのモードがある。
ゲームシステム〈戦闘/勝利条件〉
・機体の耐久値が0となり撃破されるとその機体に設定されたコスト分だけ残機ゲージが減少し、戦艦から再出撃となる。残機ゲージが空になると敗北が確定する。なお残機ゲージが1000などの状態でコスト3000などの機体が再出撃する場合、コスト超過状態となり、耐久値がその割合分減少した状態からの出撃となる。
・機体の部位が一定のダメージを受けるとその部位が破壊され、一部機能が制限される。
・時間制限があり、タイムがなくなると強制的にゲームオーバーとなり対戦時は両者共に敗北の扱いとなる。基本的な制限時間は5分。
ゲームシステム〈戦闘/基礎〉
・射撃武器には弾数が設定されており、撃ち尽くすとその武器は発射できなくなる。武器は個別に設定された速度・方法で弾数が回復する。基本的にはビーム系の武器は徐々に回復(時間は機体ごとに違う)し、実弾は撃ち尽くしたあと一定時間で全弾回復かしゃがみ状態に移行し自動で弾倉交換を行って全弾回復する。
・格闘、射撃、防御中などは機体が一連の動作を終えるまで操作出来ない。その為、攻撃後や着地後などに移動できない時間(隙)が存在するが、ステップやスラストアクセルによってスラスターゲージを消費することでそれらをキャンセルできる。ただしコンボや射撃モーションなどのキャンセルは出来ず、あくまで隙に限定される。
・着地後の隙…1秒、格闘攻撃後の隙…1秒、射撃攻撃後の隙…0.7秒、チャージショット後の隙…1.5秒、ステップ後着地の隙…0.5秒となる。
・ダウン状態の間は相手の攻撃を一切受けない代わりにこちらも攻撃できない。またダウン回復後1秒間、またはこちらが攻撃するまではダメージを受けない。
・攻撃ごとに設定されたダウン値が100を超えるとダウン状態になる。ただしダウン状態の瞬間にいずれかのトリガーを引くかステップ、スラストアクセルを行うことでキャンセルできる(1秒以内に再度攻撃を受けた場合は強制ダウン状態になる)。また攻撃によっては強制ダウンに陥ることもあり、その際は錐もみ状態で落ちていきキャンセルは出来ない。
・戦闘中、ダウン値が50を超える攻撃を受けた場合は、ごく短い時間だが“よろけ”が発生する。その間は操作が出来ない。
・戦闘中に被撃墜・与ダメージや被ダメージによってエクストラゲージが溜まる。これが半分以上たまっているときに操作を行うことでエクストラブースト状態になり、機体の性能が一定時間アップする。なおハーフチャージの状態とフルチャージの状態では制限時間が違うほかに、機体性能の上昇率も異なる。
・フル・エクストラブースト状態では機体の全性能が1.5倍(被ダメージはその逆数倍)、ハーフ・エクストラブースト状態では1.25倍となる。なお持続時間はフル・エクストラブースト状態で12秒、ハーフ・エクストラブースト状態で6秒の間持続する。
ゲームシステム〈戦闘/応用〉
・格闘攻撃は一連の流れ(コンボ)が存在する。コンボ発生中はダウン値が100を超えてもコンボ終了までダウンは発生しない。
・途中で他のコンボへの移動が可能だが、その場合はそのコンボの二撃目から再スタートしその切り替え時の初撃によって総ダウン値が100を超えた場合は敵がコンボの途中でもダウンする。初撃と最後の一撃のダメージ率が高い為、コンボは最後まで決めた方が良い。
・格闘中にステップペダルを踏み込むと威力が50%上乗せされ、部位破壊確率3%が発生する。ただし、格闘攻撃自体が失敗する可能性50%が生じる。この失敗確率はコンボ全体ではなく一撃ずつである。
・格闘による部位破壊は“踏み込み”を行わない限り発生しない。射撃による部位破壊も同様であるが、威力の上昇はない。
・部位破壊には種類があり、右腕、左腕が破壊された場合はそれぞれが装備する武装の使用が不可能になる。右脚、左脚が破壊された場合は通常移動が行えない。スラスター(背中・胸部)を破壊されるとスラストアクセルおよびステップが行えない。頭部が破壊されるとメインカメラの映像が消え、二分の一の確率でレーダーの使用が不可能になる。またその場合は一部の機体では射撃攻撃が制限される。
胸部破壊に失敗した場合、さらに一割の確率でコクピット露出エフェクトが発生する。それを受けた場合、目の前のモニターに映る映像はさらけ出されたコクピットからの生の映像へ変わり、メイン、サブ問わずカメラの使用は出来ない。またコクーン内に発生する衝撃が倍になる。
・互いの格闘攻撃がぶつかった場合、格闘判定が発生する。発動タイミング、格闘攻撃時間、威力の三つの内で2つ勝っている方が勝ち、相手の攻撃を無効化して自身の攻撃を当てられるがダメージは半減する(ダウン値は変わらない)。なお引き分けた場合は互いに“よろけ”が発生する。
・シールドガードの際はスラストゲージを微量に消費する。スラストゲージがなくなった場合はシールドガードが出来ない。
・戦闘中に敗北を察した場合は、“オプション設定用キーボード”から戦術的撤退を選択することで戦闘を終了できる。チーム戦の際は、チームメンバー全員が選択しない限り撤退できず、メンバーが一人でも戦闘を続行している場合は、他メンバーは撤退選択を取り消すことが出来る。
・チーム登録の申請、解除は戦闘中にも行える。(捕虜のようなシステムとして)。その際の総残機ゲージは変動せず、脱退した場合は搭乗機体のコスト分のみがその単独プレイヤーに付与された状態で戦闘が続行する。
ゲームシステム〈戦闘/戦果〉
・戦闘後に表示される戦果は、獲得スコア、タイムボーナスの合計から算出される。
・獲得スコアには撃破ボーナスと被撃墜ペナルティがあり、撃破ボーナスは撃破した機体のコスト×2が、被撃墜ペナルティには撃破された機体のコスト分のマイナスの数値が用いられる。
・タイムボーナスは残りタイムリミットの秒数×100の数値が用いられる。
シナリオモード
ソロプレイのみ可能。EXPはチーム全体に蓄積され、強化済みの機体を使用することが可能。ただし未獲得機体は使用不可。残機ゲージはシナリオパートごとに変化。
初回プレイ時にアヴァロン軍か連合軍かを選択する。これにより以降のシナリオが全く違ったものになる。毎週土曜日に全ルート1話シナリオが更新され、分岐パートにおける勝敗によってシナリオがルートごとに分岐されていく。2018年6月12日(火)現在、アヴァロン軍、連合軍にそれぞれA~Jの10ルートのシナリオがあり62話まで更新されている。
トライアルモード
ソロプレイとなるが、EXPはチーム全体に蓄積される。また強化された機体を使用することが可能。残機ゲージは常に6000で固定されている。
フリー対戦モード
ソロ、チームプレイのどちらも可能で、敵、味方共にプレイヤー、CPUのどちらでも選択できる。シナリオモードに登場する全機体を自由に使用できるが、ただし機体の性能はチームの状態に関わらずデフォルトになる。EXPは蓄積されない。残機ゲージは3000ごと最大24000の8パターンの中から選択できる。
固定対戦モード
チームプレイ専用。敵機にCPUを選択することは可能だが、味方にCPUの機体は登録できない。EXPはチーム全体に付与される。戦艦の参戦が可能だが、戦艦の操縦は出来ない。また戦艦の移動や砲撃は行われるが、大抵は敵戦艦をターゲットにしており戦闘に介入するようなものは行われない。残機ゲージは3000ごと最大24000の8パターンの中から選択できる。
ミッションモード
チームプレイ専用。味方にCPUの機体を登録することが出来ず、敵はCPUに限定される。EXPはチーム全体に付与される。残機ゲージは各ミッションによって異なるが通常は12000。
ミッションのクリアランクは以下の条件がある。
・SSSランク…『自軍残機ゲージ100%かつ自軍機耐久値95%以上』or『獲得スコア200000以上』
・SSランク…『自軍残機ゲージ90%以上かつ自軍機体耐久値90%以上』or『獲得スコア150000以上』
・Sランク…『自軍残機ゲージ80%以上かつ自軍機体耐久値80%以上』or『獲得スコア100000以上』
・Aランク…『自軍残機ゲージ600%以上かつ自軍機体耐久値60%以上』
・Bランク…『自軍残機ゲージ40%以上』or『自軍機耐久値40%以上(残機ゲージなしミッション)』
・Cランク…『自軍残機ゲージ40%以下』or『自軍機耐久値40%以下(残機ゲージなしミッション)』
・LOSE…『自軍残機ゲージ0』or『特殊条件失敗』
ミッションモード〈reward〉
〈reword〉プレイヤー限定のミッションモード。チームプレイ専用で、味方はチームのメンバーに限られ、敵はCPUに限定される。EXPはチーム全体に付与されるが、他モードのEXPとは合算されない。残機ゲージは各ミッションによって異なる。
ミッション難易度は格段に上昇しており、また通常モードと同一のミッションは存在しない。
〈reword〉プレイヤー限定条件
・選定条件はランダム(とされているが詳細は不明)
・パイロットライセンスのネーム欄に*が記載され、ミッションモード〈reward〉が解放される。
・ミッションモード〈reward〉に限りプレイ料金が無料になる。
・サンプルリワードキーが与えられ、願いを金銭換算で十万円相当まで叶えられる。
・〈reword〉プレイヤーで構成されたチームには総残機ゲージが与えられる。この残機ゲージはミッションモード〈reward〉と〈reword〉プレイヤーのチーム同士の固定対戦モードで自動・強制的に使用され、戦闘後に自動回復しない。
・ミッション〈reward〉をクリアするとチームに総残機ゲージが加算される。(初回クリアに限らない)。これはミッションごとに異なる値が手に入る。
・出撃した機体が負ったダメージは総残機ゲージを消費して回復する。
・総残機ゲージを全損した場合は〈reword〉プレイヤーから除外される。
・固定対戦モードにおいて総残機ポイントを賭けることが可能。撤退した際は保有総残機ポイント一割または賭けたポイントの半分を相手に与えることになる。
・ミッションモード〈reward〉の最終ミッションクリアでリワードが与えられ、あらゆる願いを叶えられる。
・ランダム(一部、チュートリアル時の戦い方が関係しているとも)で特殊な機体を一機のみ初回時から付与された状態でゲームがスタートする場合があるが、基本的に機体はEXPを消費し、選択・獲得する。
特殊機体
・特殊機体には数字持ちと色付きの二つがあり、それぞれ機体の一部に数字が刻印されているか、機体カラーが通常と異なる。なお特殊機体持ちはパイロットライセンスにそれぞれ背景に光を照らすと見れるように数字が書かれているか、ライセンス自体のカラーが機体と同じ色になっている。
・数字持ちは9~0までの数字を与えられ、機体の全性能がそれぞれ1.1倍~2倍になる。なお防御力には関しては被ダメージが与ダメージの逆数倍になる。同じ数字を持つ機体は数字の数+1しかいない。(No.0は1機、No.9は10機)
・色付きは7色あり、複数の機体が同じ色を持っている場合がある。橙《OR》…耐久力、赤《RD》…攻撃力(格闘)、黄《YE》…攻撃力(射撃)、緑《GR》…防御力、白《WH》…機動力、青《BL》…スラスターゲージ量、黒《BK》…EB耐久力のようにそれぞれが1.5倍になる。
ダメージ計算
・ハーフ・エクストラブースト時:与ダメージ1.25倍、被ダメージ0.8倍
・フル・エクストラブースト時:与ダメージ1.5倍、被ダメージ0.66倍
・格闘中踏み込み(ステップ):与ダメージ1.5倍(踏み込んだこうげきのみ)
・僚機ダメージ:与ダメージ0.2倍
・小数点以下は切り捨て。またダウン値は変化しない。




