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アサルトセイヴ・ヴァーサス  作者: 九条智樹
第1部 VS. クロスワン・バスタード
26/65

第3章 黒白の翼 -6-


 残された残機ゲージは三〇〇〇。

 葵と相馬の機体は部位破壊によって移動が出来ない状態にあり、事実上の戦線離脱である。

 残された機体はただ一つ。コスト三〇〇〇で、再出撃を終えたばかりの耐久値一二〇二を誇る――桐矢の操るイクスクレイヴのみだ。

 このたった一機が撃墜された瞬間に、葵の夢は途絶える。


「落とさせない。絶対に」


 大地に降り立ったイクスクレイヴが、左右のアスカロンとグラムを抜き払う。


『何だ? さっきまで腑抜けてやがったくせに、今度はやけに威勢がイイな』


 その様子を見てうかつに飛び込むのは危険だと判断したのか、藤堂はすぐさま近づこうとはせず間合いをはかっていた。


「お前はここで、破壊する!」


 スラスターを全開にし、桐矢は突撃する。


『ウゼェんだよ、ザコが!』


 それにカウンターを浴びせようとする藤堂。

 だが。


「上に!」


 葵が指示を飛ばす。桐矢の操るイクスクレイヴは、その薙ぎ払いの攻撃を急上昇して見事に躱す。そして空振りした瞬間を見逃さず、そのまま急下降して刺突で切り抜ける。

 たった一撃。だが、アルス・マグナがそれでダウンする。


『強制ダウンじゃなく、ダウン値がきっかり一〇〇か』


「僚機の耐久値とコンボ、技の威力とダウン値は頭に入ってるからね」


 葵は通信機越しに笑ってみせた。

 もともと、葵はゲームが得意な方ではないだろう。何でも万能にこなせるわけでもない。

 クレーンゲームをしていたときに、桐矢はそれを知っている。


 だが、それでも葵は桐矢を遥かに超える強さを、このアサルトセイヴ・ヴァーサスで手にしている。

 それは彼女が、自分に足りないものを必死に補ってきたからだ。

 この知恵の泉のような博識こそが、葵の最大の武器なのだ。


『なるほど。機体が動かねぇなら、リーダーらしく指揮に回ろうってトコか』


 その葵の言葉を聞いてなお、呆れたように藤堂は呟いていた。


『――ウゼェな。あぁ、本当にウゼェ』


 ゆっくりとアルス・マグナを起き上がらせる。

 その動きは、何か手を出してはいけない野生の猛獣に手を出してしまったかのような、そんなどうしようもない恐怖を駆り立てる。


『……調子に乗ってんじゃねェぞ』


 ぞくり、と背筋が凍るような声だった。

 起き上がった瞬間、アルス・マグナの全てのスラスターが解放される。

 十二分に取ったはずのイクスクレイヴの間合いが、瞬きの間に詰められていた。


「――ッく!」


 全力で後方へステップするが、間に合わない。

 右薙ぎの一閃でイクスクレイヴの左腕が叩き斬られ、爆発する。握っていたグラムは共に消えてしまう。

 これで左の武装であるグラムもビームライフルも使えない。イクスクレイヴの攻撃の中で、最大威力を誇るアスカロンとグラムの五連撃も、エクストラ―ブースト専用技も、だ。

 だがそんなことは気にしない。その程度で驚き、動揺していられるような場面ではない。

 あの一撃でダウンさせられていたが、それでもすぐに立ち上がり、桐矢はアルス・マグナへ立ち向かう。


 ボス機体らしく、アルス・マグナとイクスクレイヴとの間には、絶望的な程のスペック差がある。だが、イクスクレイヴの機動力は全プレイヤブル機体中で最高だ。いくらアルス・マグナにはイクスクレイヴを超える性能があっても、操る藤堂自身が反応できない。

 アスカロンで四連撃を浴びせ、コンボ終了後に一度距離を取り直し、アルス・マグナの反撃を躱す。そして、その隙に刺突を浴びせる。


「来るよ!」


 事前モーションだけで反応した葵の言葉に従い、ヒットアンドアウェイを繰り返す。


『――ハエが、チョロチョロしてんじゃねェよ!』


 だが、その高速のヒットアンドアウェイにすら、藤堂はすぐさま反応出来るようになっていた。四回目のヒットで右に薙ぎ払おうと瞬間に、藤堂はそれをシールドで防いだのだ。

 だがそこに動揺はない。藤堂なら即座に対応できるだろうというのは、桐矢も葵も半ば分かっていたことだ。

 ただその予想が当たったことで、腹が立つほどの疑問が湧き上がる。


「……お前は、何で、このゲームを続けてる。常識外れの機動力を持つ機体を難なく操れる、それだけの腕があって、何でそんな汚い手段しか選べない」


『小綺麗なこと言ってんじゃねぇよ。さっきも言っただろ、コイツは他人が必死にしている努力を、遊びで簡単に踏み躙ってんだよ。俺も! テメェも!』


 アルス・マグナの三段斬モーション。発動前にタイミングを読み切り、葵の掛け声と共にシールドを展開し、それをどうにか凌いでみせる。


『汚い手段? 上等だ。このゲームはそういう意志で作られて、そういう連中で成り立ってんだよ! 下らねェ現実逃避の正義感を、振りかざしてんじゃねェよ!』


 だがそれに驚くでもなく、すぐさま機体の体勢を立て直し、藤堂は腰から取り出した刃を投げつける。

 この近距離における投擲攻撃に、桐矢は避ける間もなく吹き飛ばされる。

 アルス・マグナにとっては投擲用のナイフでも、イクスクレイヴには先程散ったグラムとほぼ同じ長さ、機体の全長の四割と同等だ。そんな牽制のような攻撃でさえ、このサイズ差では致命傷となる。


『夢だ希望だ、上っ面で塗り固めんな! このゲームは人が欲望を曝け出し、他者を拒絶し、虐げて! その歪んだ欲を満たす為のモンだろうが!』


「違う!」


 倒れたイクスクレイヴを起こし、アルス・マグナへ左薙ぎの一閃を浴びせる。強烈な一撃にアルス・マグナの巨体が叩き伏せられる。


「わたしの兄が作ったこのゲームは、絶対にそんなものとは違う!」


 桐矢の声に重ねるように、葵も叫び返す。


『何が違う!? 現にテメェらの目の前にいる俺が、その象徴を肩代わりしてやってるっていうのに!』


 藤堂の叫びと共に放たれたアルス・マグナの突撃を躱し、イクスクレイヴは背後へ回り込んで斬りかかる。

 だがアルス・マグナの背のスラスター翼がシールドを形成し、それも無力化される。


「お前は、そうまでして何を叶えるっていうんだ」


『決まってンだろ。力だよ!』


 振り返り、アルス・マグナはイクスクレイヴの右足を斬り離す。

 左腕部に次いで右脚部。これで機動力もかなり損なわれてしまった。

 残り耐久値は七一四。


『ウゼェ、ウゼェんだよ。テメェらみてェに俺の前をチョロチョロしやがるのが、俺は何より気に食わねェ! だから、俺は手に入れる! 権力も、財力も、技術力も! この世界で全てを握っている、NICを乗っ取ってな!! まァ、ゲームクリアしてもそれを拒んできやがったら、そのときはハッキングなり、色々方法はあるしな!』


「そんなふざけたことに、これを利用する気なのか!」


『テメェだってこの賭け(ゲーム)に乗ったんだろ!? その時点で人の欲望をとやかく言う資格はねぇよ! ――何遍も何遍も言わせんなよ。俺も、テメェも、みんな同類なんだよ!』


「違う! 葵先輩は、葵先輩だけは……ッ!」


 イクスクレイヴのスラスターを全開にし、桐矢は叫ぶ。


『どうせ、もう一度兄貴と暮らしたいとか女々しい願いなんだろ!? 自分で会いに行く勇気も振り絞れないから、ゲームを頼る。それも一人じゃ出来ないから他人を頼る! ハッ! テメェの信じる先輩様は、いい身分じゃねぇか!!』


「黙れ!」


 アルス・マグナとイクスクレイヴの格闘攻撃が同時に繰り出され、格闘判定の鍔迫り合いに持ち込まれる。

 ぎちぎちとせめぎ合いながら、桐矢は吠える。


「お前には一生、分かんねぇだろうな。誰かと繋がるってことが、誰かを信頼するってことが、どれほど大事で、難しくて、怖いのか!」


 ペダルを踏み込めるだけ踏み込んだ瞬間、イクスクレイヴの握るアスカロンが、アルス・マグナを弾き返した。


『そんなモンは、繋がってなきゃ何にも出来ねェ弱者の理屈だ! 俺には必要ねェよ!』


「なら見せてやるよ。お前の見下したその弱者の理屈が、どれだけ強いのか!」


 よろけたアルス・マグナへ、高周波ブレードへ持ち替えて五連の斬撃を浴びせる。

 袈裟斬、左右の薙ぎ払い、逆袈裟。そして最後にダメ押しの袈裟斬。

 その瞬間に、桐矢はもう一度ペダルを踏み込む。

 操縦桿に、鈍い感触が返ってくる。それでも、無理やり前へ押し切る。


 ベギリ、と。

 アルス・マグナの右脚がへし折れる音がした。


「うぉぉおおお!!」


 そのまま一気に高周波ブレードを振り抜く。

 アルス・マグナの巨大な足が引きちぎれ、君の悪い赤黒い火炎と共に爆発する。


『――たかだか足の一本、ほしけりゃくれてやるよ! だがそれはテメェも同じだ。スラストゲージ、ほとんどねぇんだろうがよ!』


 桐矢はアスカロンに持ち直して、四連撃の斬撃を浴びせる。

 巨大で膨大な耐久値を誇るアルス・マグナのそのバーを、残り五割まで削ってみせた。

 脚を失い、移動の全てをスラストアクセルに頼っているイクスクレイヴだ。先に部位破壊された桐矢の方が、ゲージは早く尽きるに決まっている。


 だから。


「今だよ、桐矢君!」


 イクスクレイヴが緑の光に包まれる。コクーンの中に、けたたましいほどのモーター音が鳴り響く。

 すなわち――エクストラブースト。

 振り下ろされていたアルス・マグナの大剣を躱し、かつ、スラストゲージを一気に全回復している。

 全性能が一・五倍になるこの覚醒状態において、真に恐るべきは、イクスクレイヴの機動力である。

 元々が機動力はトップクラスのS判定。それが白の色付きというアドバンテージで、一・五倍。EXPによる改造で、さらに一・五倍。――そしてこの覚醒である。


 その機動力は、元々の三倍すら超える。


「お前にだけは負けねぇ。他人を虐げ、自分が頂点に立つことしか見えてないお前なんかに。――葵先輩の夢を、潰させたりしない!」


 もはや一条の光と化したイクスクレイヴを操り、桐矢はアルス・マグナに無数の斬撃を叩き込む。


『うるせェんだよ! 誰かに使われ、誰かの思惑通りに動かされて、それで満足してられるテメェらと一緒にすんじゃねぇよ!』


 機動力をフルに使ったイクスクレイヴですら叩き落とす、射撃と同じ範囲の全てを薙ぎ払うアルス・マグナの一閃。

 それに呑み込まれ、一瞬にして耐久値が残り二割にまで追い込まれる。耐久値が危険域に入ったことを告げる警告音が、コクーンの中に響き渡っていた。


『俺は耐えらんねェ。誰かの掌で転がされてるなんざ、苦痛以外の何ものでもねェ! だからルールすら破壊して、俺は、もっと上へ行く!』


「――行かせねぇよ。お前なんかに!」


 追撃を仕掛けるアルス・マグナの斬撃を躱し、四連撃の斬撃を叩き込む。

 反撃に振り回される突風のような大剣を躱し、刺突で貫く。


『代わりに自分が行くってか!? そいつは傑作だ! 何でもかんでも逃げ出してきやがったくせによォ! 教えてやる。世界ってのは、そんな一時の正義感でどうにかなるほど、甘くはねェんだよ!!』


「それでも……っ」


 イクスクレイヴのアクセルを壊れるくらいに踏み込んで、更に追撃をかける。


「それでも俺は……ッ!!」


 アスカロンで斬り上げてからの袈裟斬。アルス・マグナの赤く分厚い胸部装甲を切り裂き、中のコックピットを露出させる。

 胸部部位破壊の下位互換だ。この状態では、カメラの映像は途絶え、直接その傷口から外を見ているような映像に切り替わり、発生する衝撃は倍になる。機体ではなく、あくまでプレイヤーを阻害する部位欠損だ。


 だが、藤堂はそれをまるで意に介さない。

 何度も、何度でも、修羅のように藤堂は剣を振るう。

 桐矢が躱す度、躱す度、藤堂は確実にイクスクレイヴの速さに追いついてくる。


『兄妹ゲンカの仲直りの道具に、この〈reword〉はやれねェな! こいつは、そんなしょうもねェモンじゃァねェんだよ!!』


 アルス・マグナの突きが、イクスクレイヴの頭部を貫く。

 バチバチと、血の代わりに真っ赤な火花が溢れ、弾ける。


『気付けよ。ここはおままごとをする場所じゃねェ。仲間も友情もクソ喰らえ! コイツにいるのは、そんな甘いモンじゃねェだろ! ――必要なのは、引き金を引く指だけだ!!』


「――っく!」


 イクスクレイヴのその騎士のような顔は炎に包まれ、奪われる。

 だが。

 メインカメラもレーダーも失い、サブカメラだけとなったその粗雑な映像で、それでも桐矢は、イクスクレイヴの圧倒的な速度を乗りこなしてみせる。

 既にアルス・マグナの耐久値を示すバーは残り二割だ。


 こちらの耐久値も、もう残りが一五〇。一撃でも喰らえば、瞬く間に消え去ってしまう。


 あと数度、敵の攻撃を躱して四連撃を打ち込めば勝てる。

 何度振るったか分からないアスカロンで、もう一度アルス・マグナを切り刻む。

 あと一割少し。あと二回コンボを決めれば消える。

 ここで仕留め――


「桐矢君!」


 葵の声で、はっと桐矢は気付く。ロックオンとは違う、別の警告音が鳴っている。

 そして桐矢は慌てて確認する。自身のモニターの左下のゲージを。


「嘘、だろ……。もうかよ……ッ!」


 エクストラブーストを示すそのゲージが、今、尽きた。

 さっきまであれほど高なっていたモーター音が途端に消えていく。

 イクスクレイヴの装甲から漏れ出た淡いグリーンの発光が、霞んでいった。無限にも思えたスラスターのゲージまでもが、そこで無情に尽きていく。


『どうやら、終わりみてェだな。桐矢一城』


 ゆっくりと推力を失い落ちていくイクスクレイヴに対し、アルス・マグナは空高く刃を振りかざす。


『こいつで、俺は世界を手に入れる!』


 風を切る、そんな音がした。



『――させるわけがないだろう?』



 その正体は、アルス・マグナの剣ではない。

 大剣を振り下ろす寸前、アルス・マグナにいくつもの桃色の光が襲いかかっていた。


『――テ、メェ!』


 藤堂が吠える。

 その視線の先にいるのは、新緑の装甲を持つ機体――アクイラだ。

 足を失い、右手を失い、それでもなお、左手の小さな拳銃一つの銃口を、紅く巨大なアルス・マグナへ向けていた。


『右手を破壊しただけでいい気になり過ぎだ。まさかこの僕が、ロックオン補正がない程度で狙撃も出来なくなるとでも思ったかい?』


 射撃の射程圏外でのアルス・マグナとイクスクレイヴの戦闘。そこへ、相馬は残された小さな武装でアルス・マグナだけを射貫いて見せたのだ。


 ――これこそが。

 相馬旭が、葵立夏と共に戦ってきた力の証。

 仲間の力だ。


『行け、桐矢君!』


「あぁ!」


 叫ぶように答え、桐矢は着地によって回復したスラストゲージを全て消費する勢いで、アスカロンを振り上げて突撃する。


「退場しろ、藤堂剛貴!!」


 袈裟斬から始まる得意の四連撃で、アルス・マグナの耐久値を削り取っていく。


『ざけんな……ッ! これで、こんなモンで勝ったつもりか! テメェらごときが、この俺の邪魔をすんじゃねェ!!』


 最後の抵抗といわんばかりに、アルス・マグナが刃を振り下ろす。

 イクスクレイヴの真っ白い装甲が真っ黒に焼き切られ、翼の片方を失い、コックピットの装甲がアルス・マグナ同様に切断される。

 コクーンの中に凄まじい衝撃が生まれ、サブカメラの映像すら消えちぎられた装甲から直接アルス・マグナの姿が見える。


 だが。


「負けねぇよ」


 それでも桐矢は、剣を振るう。

 葵の為に。

 そして――何よりも、自分の為に。


「もう負けるのも、逃げるのも嫌なんだ……っ」


 惨めな思いに背を向けて、見なかったことにして、それでいいと思っていた。

 けれど、それはただ誤魔化しているだけだ。自分にさえ嘘をついて。

 だから。

 前を見る。剣を握り締めて、ただ、勝利への飢えを力に変える。


「あんたはここで討つ。俺が――」


「違うよ。わたしたちが」


 その桐矢の手に葵の手が重なる。

 正真正銘の、最後の一撃だ。



「この居場所を、護る為に!」



 アスカロンの切先が、アルス・マグナのコックピットに突き刺さる。

 鈍く、重い衝撃が手に返ってくる。

 バチバチと、火花と共に青白いスパークが走る。

 反撃しようとして動かしていたアルス・マグナの腕は少し持ち上げただけで、次第に力を失い、だらりと垂れ下がる。

 装甲の節々から火場が散り、煙が上がる。


『クソが! 認めェ。こんなモンは認めねェ!! 俺は、こんなところで終わらねェ!!』


 ガチャガチャと藤堂が無理やり操縦桿を引く音が、マイク越しに聞こえる。

 だがアルス・マグナは応えない。その目の紅の輝きは、静かに失われていくばかりだ。

 右足や左腕、果ては頭部に翼までもがれた白き騎士はただ満足げに、剣を抜く。

 瞬間、イクスクレイヴの二倍以上の巨躯を誇るその紅の機体は、役目を果たしたと言わんばかりに、盛大な爆発で消え去った。


 眼底を突くような、白い光と紅の炎の中。

 桐矢は小さく笑う。

 それは、大切な何かを護り抜いた瞬間だった。


 次回、最終話です

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