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第九十六話 紅龍王との出会い

昨日と一昨日、投稿出来なくてすいませんでした。

新しい小説を思いついて、書いていたら他の小説を書くの忘れてしまったのです。

新しい小説はまだため書きしておきたいので、まだ投稿しませんが、投稿したら読んでくれると嬉しいです。次のは転生モノでもトリップモノではありませんが、異世界での物語になります。良い出来なので、お楽しみにっ!!

新しい小説を投稿する前に前書きや後書きにて報告します!!

宜しくお願いします。

 


 輪廻達は地下2階、3階と降りて行き…………









「言っていた通りに浅かったな」

「はい、この扉は前に地下100階で見たのと同じです」


 地下5階、ようやく最下層のようで、大きな扉が目の前にある。ボスの部屋であり、それは紅龍王がボスであると言っているようなものだった。




「紅龍王に何があったんだろうな?」

「試練に関係があるとお考えですが、それは確実ではありませんからね。紅龍王と話せるなら、そこで聞いた方が宜しいかと」

「始めからそのつもりだが、もし問答無用に襲いかかってくるなら、倒せばいいだけだ」


 試練と考えたが、それは確実な証拠がない。ガーゴイルはこの状況を読んでいなくて、たまたまダンジョンがここに生まれたかもしれない。

 さらに、一年前から眠っている理由もわからないまま。


 輪廻達は警戒しながら扉を開ける…………




「むっ!?」

「部屋の中が変わっていく!?敵の攻撃なの!?」

「年増エルフ、煩いです」

「これは、我の結界と似ているな」


 さっきまではダンジョンの中だったのに、今は青空が見えて、丘のような場所になっていた。




「あっ、あそこに!!」


 シエルが指を指した先には、水色の水晶が浮いているのが見えた。その中には1人の少女が眠っていた。




「額に紅い角が見えるな。あれが、目的の物ということは……」

「紅龍王で間違いありませんね」

「しかし、ここからどうすればいいんだろうのう?」

「水晶を壊さないと駄目なのかもな…………あっ」

「割れているみたいですね」


 水色の水晶にビビが入っていくのが見えた。紅龍王の少女の肌が外にさらけ出されると、凄まじい威圧と魔力が流れ出してきた。




「やる気満々みたいだな……」

「このまま、完全に復活まで待つ必要はないのでは?」

「それはそうだのう」


 輪廻も確かにそう思い、紅姫で紅龍王に斬りつけた。だが、紅龍王の少女に紅姫が触れる前に止まってしまった。




「通らないな」

「ここで攻撃をするのは後ろめたいような……」


 シエルは復活もしていない相手に攻撃をするのは、なんか違うように感じていた。




「では、私が」


 次はテミアが地喰を構え、剣に大量の土を固め、巨大な姿になったところで、そのまま押しつぶす。

 また触れる前に止まってしまった。テミアはさらに力を入れていくが、全く動かない。




「駄目だな。何らかの力が動いていやがるな」


 何度も攻撃をするが、全てが触れる前に止まってしまう。つまり、完全に復活するまで待つしかないのだ。




「時間がかかり過ぎていないか?さっさと出ればいいのに、少しずつヒビを入れていくだけなんて、待たせてイライラさせる作戦か?」

「まさか、思ったより硬くて中々出られないとか?」

「あははっ、年増エルフは面白いことを言うのではないか。ボスにそんなアホがいるわけではないでしょう?」








「あ、あの、手伝ってくれない?出られない…………」






「「「…………」」」






















「よし、帰ろう!」

「「「そうだね」」」


 輪廻は帰ることに決めた。ここから出るためには、世界の綻びを見つけなければならないが、ルフェアがいれば、すぐに見つかるだろう。




「お願いだよぉぉぉぉぉーー!!手伝ってぇぇぇぇぇーーーーーーー!!」




 紅龍王の少女の声が上がり、輪廻は頭が痛くなるのを感じた。そのまま、無視をしたいと思ったが、目的の物を手に入れなければならないので、仕方がなく水晶に向き合うのだった…………





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