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アートバンビーノ  作者: 凩夏明野
エピローグ
68/68

妄想

憧れるのはやっぱり、小説の様な世界。

色んな力を持った人達がいて、協力して悪者を退治する様な、そんな世界。

憧れていた。

何時かそんな世界が来ないかなって。

まあ今の現実がそうなんだけど。

でも、そんな力を持ってはいなかった。

一般人と、言ってしまえばそういう事なんだろう。

何の取り柄も無く、ただただ無関係で。

世界に干渉する事なく、世界が干渉する事もなく、終わりを告げた。

そして、世界を変える力を得てしまった。

最後の最後で関係を持ってしまった。

だから変えようと思う。

力は行使されなければその存在意義が無いから。

だからノートに綴った。

思い描いた世界を。

一変して、望む世界に成るようにと。

終わりです。

最後早足で意味分かりませんが終わりです。

ワンダーエンドに続きます。

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