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妄想
憧れるのはやっぱり、小説の様な世界。
色んな力を持った人達がいて、協力して悪者を退治する様な、そんな世界。
憧れていた。
何時かそんな世界が来ないかなって。
まあ今の現実がそうなんだけど。
でも、そんな力を持ってはいなかった。
一般人と、言ってしまえばそういう事なんだろう。
何の取り柄も無く、ただただ無関係で。
世界に干渉する事なく、世界が干渉する事もなく、終わりを告げた。
そして、世界を変える力を得てしまった。
最後の最後で関係を持ってしまった。
だから変えようと思う。
力は行使されなければその存在意義が無いから。
だからノートに綴った。
思い描いた世界を。
一変して、望む世界に成るようにと。
終わりです。
最後早足で意味分かりませんが終わりです。
ワンダーエンドに続きます。




