47話 レッドボアの後はゴブリンでした。
解体したレッドボアを、それぞれのバックに詰め込み湖へと向かっていると、レッドボアの血の匂いに引き寄せられたのか複数の足音がこちらへと、向かってきた。
「 さっきのレッドボアとは、足音が違うから 今度はゴブリンかしら? 」
「 ああ! そうだろうな ここの魔物はレッドボアかゴブリンのどちらかが殆どだって話で、たまに熊の魔物がでるらしいが、幸いにも足音的に熊じゃあなさそうだ。 」
「 とはいれ、複数いるみたいだから今度は俺だけじゃなく、アルトとソフィアも戦闘だな 」
「 任せて! まずは、私が遠距離から弓で攻撃するから、その隙に近づいて攻撃お願いね! 」
丁度作戦が決まった直後くらいに、3匹のゴブリン達が姿を現した。
「 ギャギャギャー!!! 」
幸いにも、3匹ともボロボロになった剣を持っているだけで、弓などの遠距離タイプがいないようなので、作戦通りにソフィアに弓で一番手前のリーダーらしきゴブリンを弓で射ると、リーダーのゴブリンは慌てて矢を躱した。 その際に、他の二匹のゴブリンの注意がリーダーの方へとそれた為、その隙に俺が身体強化で脚力を強化して一気に間合いを詰めていき、左側のゴブリンの首に目掛けて腕へと回した身体強化で威力の上がったロングソードをゴブリンの首へ目掛けて思いっきり振りぬいた。 すると、ゴブリンの首が体から切り離されてゆっくりと倒れた。
振り向くと、ソルダードは右側のゴブリンへと魔力で強化され金属の様な硬さになった拳をゴブリンの顔に叩き込んでいた。 鉄球の様な硬さとなった拳で殴らればゴブリン程度ではひとたまりもなく、一撃で昏倒して倒れていた。 そして、真ん中のリーダーゴブリンはと言えば、左右のゴブリンがやられてるのに注意がいった瞬間にソフィアの放った矢がリーダーゴブリンの胸へと直撃して胸から勢いよく血を噴き出して倒れた。
「 やったな! 楽勝だったぜ! 」
そう、昏倒して倒れたゴブリンへとナイフを突き刺して留めを刺しながらソルダードがいうと、俺とソフィアもお互いを見て頷くと、小さくガッツポーズをした。
「 さて、こいつはどうするの? ゴブリンの肉なんて食べたくないし、ギルドに加盟してないから討伐証明なんてわからないよね? 」
「 そうだな、食べも出来ないゴブリンをずっとバックに入れたままなんていやだな! ここは、魔石だけ回収しておくとしよう! 」
そう言うと、さっきは動物の解体といった感じであったため、抵抗が少なかった二人も人型の魔物の解体には抵抗があるらしく嫌そうな顔をして倒れているゴブリン達から目をそらした。
「 冒険者になる以上、ゴブリンの様な人型の魔物の解体は避けて通れないよ!二人とも頑張って! 」
俺の言葉に、意を決したのか、二人ともゆっくりと倒れたゴブリンへと歩いていった。
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