38話 キャラメイク(後編)
各種族のマネキンが出現すると、そのマネキンについてナビが説明を開始した。
「 これらが、君が今から選ぶ事のできる種族だよ ステータスは現実世界の肉体から決まるけれど、年齢や身長は好きに決める事が、できるよ!! ただし、現実とのギャップが大きすぎると現実世界での戦いに影響があるから、大体週に1日はオフライン世界での訓練を推奨してるよ。 オフライン世界に友達を招く事もできるからパーティメンバーや友達と現実の姿で訓練を一緒に行う事ができるから活用してね 」
「 なるほど、実世界と仮想世界で身長が違いすぎるとリーチとか歩幅が違いすぎて問題だと思ったが、それなら安心してキャラメイクできるな ところでステータスは実世界のステータスを参考にしてるとしたら各種族毎に何か違いはあるのか? 」
「 AIによるサポートの方向性が違ってくるよ エルフであれば魔法や弓の扱いへのサポートが強めで逆に、ドワーフであれば鍛冶や腕力などへサポートが強くなるなど選ぶ種族毎に成長の方向性が違うよ そこは各種族のイメージ通りの成長がしやすいように設定されてるけど、AIのサポートに頼らずに自力で頑張ってエルフなのに盾職になってる人もいるから空くまでも成長のサポートは参考程度にして好みで選ぶ人も多いかな 」
各種族毎イメージ通りに成長する様にAIがサポートしてくれるけど、あくまでも成長の方向性は自分次第って事か・・・・・・
まぁとはいえ、盾職は俺にはあってないと思うし、成長の方向性をサポートしてくれるのであれば素直に従うべきだな。それに確か、魔術に関してもそれぞれの魔術文字の持つ効果・例えばある文字は魔力を火属性へと変換させたり、また別の文字は魔力を圧縮させたりと各文字毎に色々な特性を持っておりそれらをいくつも組み合わせる事により無限の可能性を秘めている為、再現は難しいと思ったが、文字毎の特性ををシステムに登録する事で、それぞれの組み合わせによる効果も機械的に判定して再現するらしい。 とはいえ、契約者本人の魔力に反応する透明のインクで書かれた魔導書などが使われており魔導書を盗んだところで読めないし使えないのだ。 魔術を習おうと思ったら信頼を勝ち取って教わるしかないのだ。 既に魔術の使える俺には関係の無い話だ。
とにかくキャラメイクだが卜部家の道場での訓練の成果も試したいから刀に精霊魔法や魔術を使っての戦闘をしたいから選ぶならバランス型のヒューマンか魔法の特異なエルフってところか・・・・
そんな感じで色々考えた結果、せっかくの仮想空間なのだからとエルフを選ぶとマネキンだと思っていた物が光だしその光が俺を包み込んだと思ったら俺の体が、6歳児の体から大人のエルフの体へと変化していったかと思ったが、変化しきる直前の状態で止まった。どうやら微調整が可能らしく、イメージした通りに見た目が多少の変化をしていた。 髪の色や顔立ちや身長・体格等の調整が可能らしく、いつの間にか出現していたモニターで俺の姿が色んな方向から確認できるようになっていたので、それを見ながら調整をしてからキャラ名等の最終調整を終わらせた。
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