37話 キャラメイク(前編)
小学校からの帰るのに正門のところで待ってくれていた黒川さんに連れられて家に帰ると、母様が唯奈を連れて帰っていたみたいで、早めのお昼を食べた唯奈がお昼寝をしていた。
今日のお昼ご飯は、母様がお好み焼きを作ってくれてエビやイカといった海鮮たっぷりのお好み焼きにソースと青のりをたっぷりかけて堪能した。
「 母様! ごちそうさまでした。 とても美味しかったです。 」
「 まぁ そうちゃん お好み焼き好きだものね! また作ってあげるわね 」
「 はい! それで、今日は約束していていたVRを早速やりたいです。 」
「 まぁ約束してたからねぇ お勉強も頑張ったしいいわよ でも無茶はしないでね 」
「 はい! 魔物だけでなくネット上では色んな人がいますから、僕がアイラを守ります! では、行ってきます!! 」
そういって俺は自分の部屋に向かった。ドアを開けるとVR用のフルフェイスヘルメットとVRマシン内での運動を全身の筋肉へ伝える為のスーツとVRマシンの本体であるタワー型パソコンの本体の様な機体が設置してあった。俺が、学校から帰ってくる前に用意してくれていたようだ。
早速、スーツを着用してからVR本体の電源をいれてからフルフェイスヘルメットを着用した。
フルフェイスヘルメットを被ってしばらくすると、真っ暗な空間上に『OTOGI-TECNO』のロゴが浮かび上がり消えていくと次に、『OTOGI-WORLD-ONLINE』のロゴが浮かびあがると、最近CMでよく流れているオープニングのBGMが流れると共に、俺の周囲が真っ暗な世界から雲から地上を見下ろす様な景色へと風景が変化し、そこから数々の冒険者たちの戦いや街の人々のくらしへと風景は変化していった。
しばらく、オープニングの映像を楽しんでいると、再び雲の上に風景が切り替わると大きな球状の光がふわふわと俺に近づいてきた。
「 やぁ、『OTOGI-WORLD-ONLINE』へようこそ! 僕はナビ!この世界の案内役だよ! まずは君にはこの世界での君の分身ともいえるキャラを作ってもらう。 ただし、この世界でのステータスは現実の君の筋力や魔力量から反映してる為、注意してね。まぁ医療用としても開発されてるから体が不自由な人へのリハビリ目的でもあるから、身体が不自由な人へは最低限の補助が付くように設定されてるから安心してね 」
このゲームは、当初は魔物相手への軍事目的として開発されていたが研究の結果、医療用としても多大な可能性に満ちているらしい。 現実世界では歩くことが出来ない人でも、VR空間であればAIのサポートの元歩くことができ、しかもその歩いた事による運動結果を全身の筋肉へと送ることにより歩くために必要な筋肉を鍛える事ができるのだ。
しかも、VR空間とはいえ実際に歩いて移動できるという事が精神的にもプラスの影響を与えているらしく、歩く事をあきらめていた患者がVR空間でのリハビリの結果歩ける様になったとの報告もあがっているのだ。
そんな事を考えていると、ナビの前方にヒューマンやエルフ・ドワーフ・獣人・ハーフリングといった風貌のマネキンの様な人形が目の前に出現したのだ。
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