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異世界からの現代社会に転生しました。  作者: ヘッジホッグ
3章 小学生になりました。
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35話 入学式の朝

 小学校の入学式の朝、初の登校の為の準備をしていたら、妹の唯奈が駆け寄ってきて抱き着いてきた。


 「 にいしゃま~ わたしもがっこういっしょにいきたいのです いってはダメですか? かあしゃまもとうしゃまもダメだっていうのです 」


 妹の唯奈は生まれつき耳が聞こえないのだが、魔素に満ちた空間で生活しているせいか体内の魔力量は増大しており、幸いにも魔力を使ってお互いの脳のパスをつないでの対話が可能となっている。

 しかし、不思議なものでパスをつないだ対話なのに舌足らずな発音になっているのは、未だ正確に言葉を覚えていないせいなのだろう。魔力による脳の活性化のお陰で物事を覚える速度は速いのだが耳が聞こえないのだが、魔力を使った対話のお陰で通常の2歳児の子供と比べても上位に位置するくらいにはなっているのだ。


 とはいえ、今日の入学式は父様の会社の託児所でおとなしくしてもらう事となっている。

 まぁ今日は昼で学校が終わるので母様と一緒に父様の迎えに行くので午前中我慢してもらう事とする。

 


 「 ゆいな! お昼にはお兄ちゃんと一緒に迎えに行くから今日は父様と一緒にいてね 」


 「 ほんとですよ かあしゃま はやく むかえにきてくだしゃいね 」



 ずっと母様と一緒にいた妹にとって初めてと言える母と離れ離れというのも、小学校へ来たがった理由の一つだろう。まぁ精霊達に子守りを任せてもいいと思うのだが、精霊の見えない人達からみると2歳児を一人で放置しているように見える為、不味いだろうという事で父様に任せる事になった。



 朝ごはんが終わると父様の出勤時間になったので、俺や母様より先に父様達が出かける事になり父様と唯奈の二人の見送りをしてから、今日の入学式の忘れ物等がないか最終チェックをしてしばらくしていると、玄関のチャイムがなった。

 チャイムがなった玄関へ行ってみると、卜部家の執事である黒川さんが迎えにきていた。

 というのも今日の学校へ一緒に行きたいというアイラの希望により、俺達も連れて行ってもらえる事になったのだ。


 

「 すみません 黒川さん わざわざ来ていただいて 」


「 いえいえ 奥様! お嬢様の希望ですので、当然の事をしたまでです 」


「 アルト~~~♪  今日から一緒に学校だね!! 」


「 聡一君 亜希さん おはようございます 今日はよろしくね 」


 黒川さんに案内されて車の後部座席に乗り込むと満面の笑みでアイラとそのお母様が出迎えてくれた。

 そうして、俺たちが乗り込んだのを確認した黒川さんが運転席へ移動すると、車を走らせたのだった。


 

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