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異世界からの現代社会に転生しました。  作者: ヘッジホッグ
2章 3歳になりました。
33/48

33話 訓練開始!

 卜部家の刀術道場での訓練をする為、道場の中へはいると同時に高濃度の魔素に包まれた。

 道場内での訓練を効率的に行える様にする為に、卜部家で魔物を退治した際に手に入れた魔石を使って道場内に結界の魔術を使用している。魔石に残った悪意の魔力を浄化する事で神聖な魔素にする事で神聖な結界を作るうえでの材料となるのだ。

 しかし、この場合は外部から身を守る為の結界というよりも周囲の魔素を集め閉じ込める為の結界として神聖な力に満ちたダンジョンの様な空間となっている。

 総一郎御爺様にはVRマシンは合わないらしく、道場で修行したいとの事もあり、丁度必要な数の魔石を手に入れることが出来たので、この方法を使う事になった。



 「 それでは、修行を始めるかのぅ 」


 「 はい! 御爺様! 」


 「 よろしくお願いいたします。 アイラのお爺様! 」


 「 まずはそうじゃのう 魔術で戦うにしろ刀で戦うにしろある程度の身体能力が必要じゃろう! 遠距離から攻撃をするにしても、相手も遠距離から攻撃してきた場合に対処できなくては話にならんからのう 魔術に関しては儂も聡一君から教えてもらったこの木刀もあるが使いこなすにはまた、身体能力が必要じゃ 」



 そう! 総一郎爺様には2つの魔法陣を刻んだ木刀を渡してあり木刀に魔力をながして魔法陣を呼び出す詠唱をする事で小型な魔法陣が木刀の柄頭あたりに発生して木刀の刃の部分に真空の刃を発生する魔術を生成するのだ。この状態で木刀を振るう事により真空の刃が前方へと放たれる。

 この魔術は総一郎爺様からこういう魔術が欲しいとのの要望があり作ってみたのだ。

 魔法陣を刻む際には、魔法陣本体に関する知識も必要だが、魔法陣と共に刻む魔法陣を呼びだす為の詠唱文を暗号化して刻んでおく方法と、特定の魔力を判定する為の魔法陣を一緒に刻んでおき登録された魔力の持ち主でなければ魔力を流して盗み聞いた詠唱文を唱えても使えない様にする方法がある。

 この木刀は後者の方法を取っており、総一郎爺様専用の武器となっている。

 この魔法陣を刻んだ真剣の制作も既に専属の鍛冶師へと頼んでいるらしく将来的には俺にも一振り欲しいものだ。


 

 「 まずは、基本となる木刀の振り方を覚えてもらおうか。 誤った振り方では体を壊す事にもつながるし独自の刀の振り方なぞ基本となる型を覚えたものがするものじゃ 」


 「「 わかりました。 御爺様!! 」」



 そうして俺とアイラは俺達用の小型の木刀を手に取ると爺様の振りを真似て木刀を振りかぶって振り下ろした。木刀を振る際は、魔力を使って身体強化をするのではなくまずは、しっかり正しいフォームでの振り方を覚えるべきであるらしい。身体強化を使って力づくで振ってしまうと変な癖がついてしまうらしいのだ。 正しいフォームを意識する為に、身体強化をするのではなく、周囲の魔素や体中の魔素を知覚する事により俯瞰した視点で自分のフォームを見る様にしながら、しっかりと振り下ろした。

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