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異世界からの現代社会に転生しました。  作者: ヘッジホッグ
2章 3歳になりました。
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29話 幼稚園での魔法の訓練の相談をしたぞ

「 父様・母様 ご相談があります。 」


「 おう! どうした聡一! VRマシンなら駄目だぞ!! 」


「 違いますよ あれは仕方ないので我慢します 」


「 それじゃあ どうしたの? そうちゃん 」



 自宅で父様と母様の帰宅を待ってから幼稚園での事を相談しようと話かけたところ、父様は、こちらの意見を聞くまでもなくVRマシンの事だと思い間髪入れずに拒否ってきた。

 一方母様は、最近では生活魔法を当たり前の様に使いこなし料理をしながら聞き返してきた。



「 VRマシンの事じゃなくて魔法の事なのです。 現在は警察や自衛隊によって立ち入り禁止区域内に魔物の封じ込めは成功しているとは思うのですが、急に大量に発生したり立ち入り禁止区域外で魔物が出現しないとは限らないと思うのです。しかも、立ち入り禁止区域内の魔物の量も強さもだんだん強くなってるとか? 」


 魔物の出現した場所を警察や自衛隊により封鎖されているのだが、封鎖された区域はまさにダンジョンとよんで差し支えないくらいの場所になってしまっている。

 魔素とは魔素の濃い場所に流れていきやすい性質があり、その為か魔素溜りができやすい、そんな場所にネガティブな感情と結びついて塊となった悪霊が集まってきて、魔力溜りの魔素を得ることでより強い力を得てしまう。 また自然の豊かな場所であれば、周囲の元素を得て実体化して魔物と化すのだ。

 うちの様に出現した下級精霊に魔力や対話を行い一般精霊に進化させていれば、悪霊など近寄ってこれに良質な魔素溜りとなるのだが、自我の芽生えていない下級精霊などは一溜まりもなく悪霊に簡単に取り込まれてしまうのだ。

 


「 そうなんだよなぁ この間なんて通常より強いゴブリンが出たらしいぞ あれはホブゴブリンじゃないかって噂だ 」


「 怖いわねぇ 私達も戦えるとはいえ自衛隊の皆さん大丈夫かしら 」



 そう言うと母様は料理の手を止めてこちらを見てきた。



「 そこなのです。 警察や自衛隊に頼ってばかりじゃなくて、もしもの為に一般人も自分の身を守れるように鍛える必要があると思うのです。 」


「 そういえば、うちの会社に来てた自衛隊の方が言ってたが、近々魔法の存在を一般に公表する方向で話が進んでいるらしいぞ VRマシンの事はまだ試作段階だから公表しないらしいが 」


「 そこでなのですが、うちの幼稚園で魔法を教えようと思うのです。VRマシンに関しては、守秘義務があるのかもしれませんが、僕個人の知識である魔法の存在に関しては国に管理されるものでもないですし公表するのが少し早くなるだけですしね 」


「 そうねぇ! 誰からも『魔法について話すな!』 なんて言われてないわねぇ まぁどちらにしろまずは、幼稚園の園長先生や保育士の皆さんに聞いてみないと駄目でしょうねぇ 早速明日でも聞いてみましょうか? 」



 そういうわけで、明日幼稚園で先生達に魔法の公表と訓練の相談をする事となった。

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