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異世界からの現代社会に転生しました。  作者: ヘッジホッグ
2章 3歳になりました。
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23話 卜部家での話し合い(前編)

 「 父上少しお時間よろしいでしょうか? 」


 奥の応接間らしき部屋のドアをノックすると宗助さんは中にいるのであろう総一郎さんにそう伺いをたてた。


 

 「 入れ 」


 「 失礼します。 」



 そう言うと、応接間のドアを開け中に入って行った。

 


 「 なんだ宗助・・・・・今、世界中が大変な事になってるらしく、そちらの対応をしなければならんから手短に頼むぞ・・・・・ん?  お客さんか?・・・・・・・・ 」


 「 はい 父上! こちらの方々が恩田様ご一家でして・・・ 」


 「 ならん!! ならんぞ!!! アイラはまだ3歳だろう!!!結婚の挨拶なぞ!!!認めんぞ!! 儂は断じて認めん!!」


 「 まあまあ アイラちゃんと聡一ちゃんが結婚? うふふ アイラやったわね! 」


 

 アイラちゃんの御爺様は宗助さんに続いて入ってきた俺達・・・・というか俺に抱き着いてるアイラちゃんをみると血相を変え座ってたソファーから立ち上がって叫んだ。



 「 ちょっと、翔子何言ってるの!! もちろん私もアイラの結婚なんて反対ですっ!! ・・・・って!!父上 そうでは無くて 」


 「 もうっ!! パパも御爺様も大嫌い!!  アルトは私の旦那様だもんっ!! 」


 「 ちょっ!! アイラちゃん 火に油を注ぐ様なまねは・・・・ 」


 「 え? アルト・・・ 私の事嫌いになった? 」



 アイラちゃんに大嫌いと言われて真っ青になる総一郎さんと宗助さんのフォローをしようとした俺に向けて泣きそうな目で見てくるアイラちゃんに返事をせざるを得ない。


 

 「 俺がお前の事嫌いになるわけないだろ 」


 「 よかった・・・・・・ありがとうアルト・・・・ 」


 「 おいおい!  アルトもアイラちゃんも今はその話は後にしないか? それよりも魔物の件だろう・・・・ 」



 落ち込んでいた総一郎さんと宗助さんだったが父様の発言にようやく落ち着きを取り戻した。



 「 魔物?  何かあったのか? まさか襲われたのか? 」


 「 はい!! こちらの恩田様に助けていただいたのです。恩田様はゴブリンと呼んでいましたが我が家で古文書に出てきた小鬼の様な魔物でした。 」


 「 ふむ・・・やはり小鬼か・・・・・・しかし、宗助!! お前も小鬼ごときに遅れをとるとは情けない!! 我らのご先祖様は鬼退治で名をはせたというのに・・・・ 」



 そう総一郎さんは呆れた様に宗助さんをみると言うのだった。



 「 刀さえあれば遅れは取りませんでしたよ!! 素手の時に不意に襲われた為戸惑っただけです 」


 「 しかし、恩田殿に助けていただいたとの話じゃが 恩田殿は何か武道を嗜んでられるのか? 」


 「 いえ 武道なんて何も習っておりません。 しかし、その件も含めて本日あった事をお話できればと思っております。 」


 そう言った父様は総一郎さんの目を真っすぐ見つめてきっぱりと告げたのだった。

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