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サブ得と福サブとサブ井の能力

「んーここで

今日は能力開発を…」



と、俺カク志が呟く


能力開発がまだ

とはいえちょっと

余裕を持ちたい…


女性向けジャンルでも

能力がどーたらこーたらの

話は多いって話だから…


余裕は大事だけどやっぱり

早いところ能力開発しないと…


でもやっぱり余裕がどんどん…


と…悶々と考えてたら



「たぁ!」



なんだ?


糸?



「ん?」



「ん~…!」



今度は針が出てきた…?

てか出した?



「(見ない顔だけど…

新キャラか?


それとも俺が隠しキャラだから

気付かなかっただけか?)」



「ん?」



あ?あいつに

気づかれたか?


ええい俺カク志は

ここは思い切って聞いてみよう



「糸と針を出したのは…

えっと…?」



「ああ…

そうだ俺だ…


俺の能力はエネルギーを

裁縫に関する道具に換える

そして出せる操れる…」



静かながらも

力強い感じで

少し嬉しそうに笑う



「えーっと…?」



「サブとくだ…


・・・ちなみに

サブヒーローEだ」



「そうか

俺はカク志だ

よろしくねサブ得」



「ああ…」



と、まぁまぁな挨拶を

わし


その直後ふと気まぐれで目線をそらすと



その先に…



「ん?

急須?



今度はフォークが落ちてる…?



「あ

こりゃもしかして…」



サブ得が視線を向けた先に…



「とぁ!!」



今度は調理用ボウルが出てきた…!

それもでっかいのが!


否、視線を向けた先にいた奴が

出したんだ!



「おお~

やってるなぁ」



「ん?


ああサブ得か…」



また見ない顔だ…

こいつは…?

サブ得はもう知ってるみたいだけど…



「ああ俺は

サブ得だけど…」



「えっと…?」



と俺カク志がなんて言って良いか

わからなそうにしたら

こっちに気づいたのか

ボウルを出してたあいつは



「ん?誰だ?

ああ名前か?


俺は

サブヒーローFの

ふくサブ

と言うんだ


能力は自分のエネルギーを

食器とされるモノに…

って事だ」



「そうか

俺は…」



「カク志だろ?


さっきのサブ得とのやりとりが

聞こえてしまった…

まぁよろしく」



「ああ、よろしく…

福サブ…」



と福サブに

宜しくの挨拶をする俺カク志



「じゃあここで

一緒に鍛錬しないか?」



「そっちがOKなら

こっちもOK良いよ

こっちこそよろしく…」



とサブ得…

久しぶりに

ちょっと和やかで

ほっとする感じになってたら…



タタタタタ…



「(あ、あの足音は…

もしかして…)」



と、ちょっと嫌~な予感がしてると…



「あ!いたいた!」



ん?

大サブじゃない?

しかも女子?


そこで俺カク志に向かってきて

話しかけてる感じ?



「え、えっと…?」



「あ、お互いはじめましてか


私は

サブヒロインEの

サブだよ


これを機にどうかよろしく」



とサブ井が自己紹介を終えると…



「ああ、こちらこそ

俺は…」



と自己紹介を返そうと思ったら…



タタタタタ…



今度こそ大サブか!?

と、また身構えると…



「お~い!

サブ井?さんだっけ


カク志君はまだ…!」



「どした?

メイ莉加」



メイ莉加で

俺カク志はちょっとホッとした…



「なんだ?」



「ん…?」



なんだこいつ?

と不思議そうにメイ莉加を見る

サブ得と福サブ…



「(相手はメインヒロイン

つまり女向けジャンルの主人公なんだから

良いツラしとけよ…)」



まぁツンデレや素直クールを売りにしそうな感じは

もうなんとなくわかるけどさ…

このサブ得と福サブは…



「カク志君はまだ…

あの、その…」



なんか言いづらそうにする

メイ莉加…



「呼び捨てで良いよ

サブ井ってさ…


それより

まだなに?」



「む…

う~ん…」



ああメイ莉加に気を遣わせちゃダメだな…



「そうだよ

俺はまだ無能なんだ…」



「そりゃ残念だ…

能力が開発されてからだな…」



ん?

能力が開発されてから…?

サブ井は何をやりたいんだ?



「能力を開発してから…

何をやるんだ?

えっと…

サブ井?」



「そう私サブ井

そして…

劣化コピーを…」



サブ得のズバリの質問に

当然のように答えるサブ井だけど…



「劣化コピー

…って?」



「ああ私の能力は

能力持ちの相手のその能力を

劣化コピーして自分の能力にする事が出来るんだ


つまり

私もそうした相手とおんなじ能力が使える様になるんだ

劣化コピーだから

ちょっと弱くなったりするんだけど


でも私的にはデチューンって言いたいんだけど…

劣化じゃなくって

敢えてそうする時だけだってさ

その言い方は」



俺カク志の質問に

ちょっと詳しく答えるサブ井



「それ実演ってできないのか?」



「できまーす!

てか待ってました!」



福サブの疑問に

嬉しそうにサブ井



「んじゃ

やってみてくれる?」



「んじゃ福サブ氏にするよ

イイかな?」



「良いよ

OKだ」



ちょっとテンション高めなメイ莉加も

ちょっとお気軽に受け流す感じの

福サブとサブ井



「…」



そんなサブ井が

福サブをじぃ~っと見る事

大体だけど1分くらい?



「良し

これで完了

…っと!」



とサブ井の真正面に



「スプーン…

食器が出てきたけど…」



「ちっさぁ」



「…」



「ちっちゃい…

かも」



チャリ~ン



音を立てて落ちた…



そうサブ井の真正面に出てきて

足元に落ちた…


否サブ井がエネルギーで作ったスプーンは

ガチャガチャ即ちカプセルトイの中のおもちゃや

キーホルダーみたいなサイズで小さい…

大体4~5㎝くらいか?



「そりゃ劣化コピーだから…」



「しかし使いようによっては

かなり万能な能力です」



「あ、サブディーナ先生

いつのまに…」



ちょっと微妙そうにするサブ井に

そうサブディーナ先生…



「私も新キャラ基

新入生との挨拶をしに来ました」



「じゃサブディーナ先生の

能力の劣化コピーお願いします!」



「ええOKですが

その前に自己紹介です」



「あ私

サブ井と申します…

今からよろしくお願いします…」



「はい、ありがとうございます

私はこのイナホヅ学園で

教師をしております

サブディーナです

どうぞよろしくお願いいたします


ではそこの2人もお願いします…」



と、サブ井への

自己紹介が終わった後

サブ得と福サブに視線を送りながら

そうサブディーナ先生



「はい…

サブ得…です

宜しくお願いします…」



「福サブです

どうか今からお見知りおきを…」



そんなこんなで今回はここまでだけど…



「(まぁイイ刺激になったから

能力開発が近づくかな?)」

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