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End・World・Online 【凍結中】  作者: エクステンド
7/11

現実での一幕

本日2回目の投稿。死にそう…

「おはよ~、お兄ちゃん」

朝食を作り終わったところで翼が二階から降りてきた。眠そうだ。

「おはよう、翼。昨日、何時までゲームしてた?」

「う~ん、2時位までかな…」

「あんまり夜更かしするなよ」

「善処するよ…」

「はぁ、まったく」

朝食を二つ食べた後、買い物に行く。

食材のストックがないからな。

いつも行くスーパー?グ〇メシティ。一番近いからな。

「涼風さん、久しぶり」

「あ、瑞樹君、久しぶりですね」

スーパーに行く途中にあった女子、涼風さんはクラスメートだ。学級委員長でもある。

瑞樹は俺の苗字だ。

「買い物ですか?」

「まあな、食材のストックが切れたんだよ」

「両親が共働きでしたんですっけ?」

「おかげで家事は全て俺がやってるよ」

「そういえば、話は変わりますが…」

因みに涼風さんは時々話が180度変わる事がある。

「『End・World・Online』ってゲームやってますか?」

こんな風に。

ただ、今回は珍しい。

大体は遊びの話から勉強の話変わるのだ。

しかも、なんていった?『End・World・Online』だと。まあ、嫌な予感がするのだが素直に返しておこう。

「やってるけど…」

「私もやってるんですよそれ!プレイヤーネームは『スズ』でやってるので今度ゲーム内で会いましょう」

「あ、あの多分俺のアバター見ても俺だと分からないですよ…」(本音:会いたくねえ)

「じゃあ、プレイヤーネーム教えてください」

「えーっと、『レイ』です…」(本音:万事休す!)

「それじゃあ、また後で」

涼風さんには噓を言っても必ず見抜てくるから噓が言えない…

はあ、憂鬱だ。

まあ、偶然に会うことなんて無いだろ。

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