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我が神の名は・・・

作者: 煉恋々

これはわたしのあふれ出てきた妄想を具現化したものです。


これは気が向いたときにちょくちょくいじります。しかしたいして変わりません。


これはたぶん二度ほどいじった気がします。


これの前書き、本編、後書きに嫌悪感がでても知りません。

誰がこれを読んでるか知らんが、おはこんばんにちわ。

俺は24歳の日本人だ、いきなり異世界に来ちまったごく普通の男だ。

特に武術や頭脳が優れてるわけじゃない、所謂ゆとり世代ってやつだな。

ちなみに今は「レン」って名乗ってる、言っとくが厨二病じゃないぞ。

ここは・・・・・・世界の名前は知らないが中世ファンタジーな世界観でな、日本の名前を使うと不審がられてヤバイと思ったからだ。ちなみに由来はハンドルネームをからとって来た。



この世界には部屋でくつろいでた所をいきなり召喚されちまってな。

周りは見たことのない植物の森で、謎の神様やきれいな巫女さんとかいないかとパニックになっちまった。

全裸でないこととメガネを持ってたことは救いだな。靴はなかったんだが。

しかし俺は運がいいことに召喚されて右往左往していたら神父さんがたまたま通りがかって、俺を拾ってくれた。

見たことのない服を着て、言動のの怪しい俺を何も聞かずに助けてくれた。今でも頭が上がらないよ。



神父さんについていって教会についたら色々話をして、色々聞いたよ。

俺がいきなりこんなとこに来ていた事、家に帰りたいから住所を言って帰りたいって言ったな・・たしか。

そん時は異世界だなんて信じてなくてな。神や巫女なんて言ったが俺の見たことない植物なんて世界中に何万種類もあるから、心の中ではたちの悪いドッキリか、はたまた国外に拉致られたかと思ってたよ。

しかし神父さんは俺の言った住所や国がわからないらしくて、逆にここの住所を教えてくれたんだがそれが「アレクサンドラ中央皇国・スペシル領・N6523・E50」って言われたよ。

意味としては「アレクサンドラ中央皇国」にある「スペシル」伯爵の館から「北」に6523メートル「東」に50メートルだ。

今度は俺がポカーーーンだよ。



どうやらお互いに認識に齟齬があるって気づいてな。俺のいた「地球」今俺がいる「異世界(仮)」について情報交換をした。

その結果ここは本気で異世界なんだって分かった。そして神父さんが知る限り異世界に渡る方法は今はもういない創星神様しかできないって断言されちまった。



そしたらマジ泣きしちまった、「どうしても帰りたいんだ!!!何とかしてくれよ!!!!!!」ってすがりついてな。

神父さんにもどうにも出来ないって言ってたのに、馬鹿な俺を慰めてくれたよ。

たぶん1時間くらい泣いてな、やっぱり帰れないだと言われて諦めるしかなかった。



神父さんは本当に優しくてな、「ここに住んでいいよ、ついでにこの世界についても教えてあげよう」と言ってくれた。

異世界だなんて怪しい事言った上、馬鹿みたいに泣き喚いたのにそんな事言われてまた泣いちまったよ。




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それから色々教えてくれたよ。

この世界には人間以外にも「亜人」「魔人」「妖精」がいるとか、魔法があるとか、神様が実在して加護を「人」に与えているとか、魔物がいるとか。

人間は地球人と変わらない外見で、白人:黒人が半々らしい。中にはそれ以外の肌もいるが微々たるものだ。寿命は平均80歳ほど。


亜人は「人に動物を足した様な外見」でその「人:動物」の割合は親からの遺伝で決まる。大雑把に言えば人に近いほど素早く、動物に近いほど力が強い。寿命は元の動物にもよるが平均80~200歳ほど。


魔人は「魔法がうまい・強い人」だ。所謂エルフっぽい外見だな、ただし髪の色と肌の色が様々で青や緑の肌もあるらしい。ただ髪と肌の色が別々はあっても髪や肌だけ2色はない様だ。寿命は平均300歳ほど。


妖精は「背が低く、神に近い種族」らしい。身長は120cmが平均で、130cm以上あれば背が高いと言われる。ドワーフやゴブリンが該当する。寿命は短命種と長命種がいて短命種は平均20歳ほど、長命種は平均300歳ほど。

人口は紹介した「人間>亜人>魔人>妖精」の順で多く、力や魔力と言った戦闘能力は「人間<亜人<魔人<妖精」で強いと言われている。

個人差は有るらしいから人間でもタイマンで妖精を倒すことも出来る。



魔法はRPGで言う「呪文を唱えて発動する」物ではなく「魔力を用いた技法」らしい。

だから魔力を拳に集めて殴るだけでも魔法になる。若干納得はいかないがそういう物だ。

効果は千差万別でイメージしだいで何でも出来るらしいし、呪文や魔方陣、触媒も要らなくても良い様だ。

回復も破壊もできるし歴史書には時間旅行や死者蘇生も発動に成功した事もあるみたいだぞ。

ただし効果が大きくなるにつれて魔力消費が多くなるからよほどの事がない限り使用する気も起きないらしいが。

まぁ呪文や魔方陣、触媒を使えば魔力消費を抑える事が出来るが、死者蘇生とかを使おうとしたら1日中詠唱して、東京ドームぐらいの魔方陣を用意して、人間の生贄を最低でも百人用意しなくてはいけないらしい。

何でも昔魔人の王様が「人間なんて下等生物必要ない」とか言って同族や亜人を脅迫や洗脳して攻めたらしいが、当時の人間たちが「人間に悪意を持つ者を殺し、洗脳を解く」って言うご都合主義満点の魔法で倒したと歴史書に記されている。

ただ、死者蘇生と同じくらいの詠唱、魔方陣を用意して生贄を1万人用意しないといけないみたいだったけどな。

そのせいか全体としては他種族を貶めたりはしない様だ。

大量の犠牲の上でだが、神をも殺せるからなここの魔法は。人数を武器にすればある意味人間が最強の種族かもな。



神様は一番上に創星神、次に三大神、その次に三大神それぞれの下に3柱づつ下級神がいる。敬称略。

創星神はこの世界を作り、理を決め、生命を生み、三大神を自身から産み出してから別の世界に行ったらしい。三大神の声を聞ける人が複数人いたらしく全員が同じ事を言ったため正しい神話みたいだ。

三大神は「力」「技」「守」を司り下級神は「力」の下に剣(攻撃前衛)、杖(弓や魔法の後衛系)、祈り(強化系補助)・「技」の下に生産(MMORPGのやつ)、盗賊(鍵や罠明け)、妨害(弱体系補助)・「守」の下に願い(回復)、盾(防御前衛)、建築(家や塹壕など)を司っている。ちなみに()の中は俺の印象が入っている。

神は自身を信仰するものに加護を与え、加護の内容は信仰する神が司る魔法を使用する時に魔力消費を大幅に削減してくれる。

三大神は自身の下級神3柱の加護と+αで受ける個人により違うらしいが「力」は自分自身に作用する補正、「技」は頭脳補正、「守」は他人に作用する補正が多いらしい。



魔物は簡単に言えば「凶暴化した動物」で創星神が世界を作った際に「世界に生まれる膿」の様な物を害が発生する前に放出して、人などに殺させて世界を浄化するための存在。

仮にも世界から直接生まれたからか大小様々だが取り付かれた動物の力を増幅して特殊能力も出来る。

実を言うと妖精も魔物と少しだけ似ていて「死んだら世界に戻りしばらくして妖精として生まれまた世界に戻る」と繰り返すため妖精達は死をあまり恐れておらず「前の自分がいたから今があって、次の自分のために悔いの内容生きる」を心情とするある意味輪廻転生を体現している。




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と、まぁ長々と語ったが俺はこの世界で生きるしか無いと思ったんだよ。

ただ初っ端から問題が発生しちまってな。

俺は地球から来たから当然この世界の戸籍その他なんて無いわけよ。

これは極端な話適当にイチャモンつけられたらそこで即悪人判定されちまう。戸籍のある人とない人、どっちが信用できるかなんて明白だしな。

そうじゃなくても法律が俺を守ってくれない。



戸籍を得る方法は大きく分けて2つ。

1つは生まれた時に親が申請する。これは無理、そもそも親がいないし神父さんに親代わりになってもらうと公文書偽造になっちまう。

これ以上迷惑はかけたくないしな。

2つ目は特定の特殊職業に就く。例えば魔物と戦うため武器の所持の許可や命の危険がある冒険者。貴族になった時も当てはまる。

貴族なんかすぐなれるもんでもないから冒険者になると決めたわけよ。



そこからは勉強と鍛錬で大忙しだよ。文字道理常識が無いから勉強は最低限の一般常識、元々運動もあんましないから体力づくりに剣の素振りぐらいしか出来なかった。

3ヶ月の促進培養で冒険者俺誕生!!!なわけよ。冒険者ランク的には底辺も底辺だけどな、ほぼ一般人とも言う。

ただ漫画やアニメを見ていたからかこの世界の魔法は使うだけなら楽々だったな。魔力量は平均より上ぐらいだけどあるだけましだな、うん。



それで最後に神の加護を受けようと思ったわけだがどの神がいいかなんて素人だからわからないといったら神父さんはこう言ったよ。

「神は総てを見ています。その者の心を見て、その者に相応しい神が加護を授けてくれます。」

詳しく聞くと、例えば「剣」の加護を自ら受けたが、生きていくにしたがい「自分には盾の加護が良いのではないか?」と悩んだら神は「剣」と「盾」2つの加護を同時に与えるらしい。

その分効果が減るが、しばらくするとどちらか1つの加護になる。



それを聞いてとりあえず「杖」の加護に決めて、儀式をして貰ったんだが特に何かを感じるわけでもないから神父さんに聞いてみたら失敗したって言うんだよ。

「なんで分かるんですか?」って聞いたらこう答えてくれたよ。

「あなたの顔に刺青が浮かんでこないからです。」

詳しく聞くと加護を受けたものは顔に刺青が浮かぶらしい。個人で大小、彩り様々だがこれは絶対で三大神の場合上下または左右対称、下級神は非対称で浮かぶみたいだ。

そして俺は、数は少ないが神を否定した者と同じで何も浮かんでないらしい。



まぁ心当たりはある。

今じゃ日本で本気の信仰をしてる奴なんて何人いるかわからんしな。

俺もあえて言うなら仏教徒かもしれない気がしないでもない。

ついでに言えば便利な加護が欲しいから信仰するなんて不純を神様は御見通しだった様だ。



加護が無くても冒険者は出来るが地球が諦め切れない思いがあるから、世界中を旅する予定だったから何とかして加護が欲しい。しかしそんな思いでは加護が貰えない。

そんなジレンマになった俺の脳裏にあるアニメの言葉が浮かんだ。

アニメ自体は名前しか知らないが、ある二次創作で出てきたからそれだけは知っていた。

ものすごく矛盾してるが神様に縋る想いで浮かんだ言葉を口にしながら儀式をやった。






そして儀式は成功した。









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それから俺は1年たった今、世界中と言うには狭い範囲だが色々な場所を巡った。

良い事もあるあったが同じくらい悪い事もあったよ、しかし概ね満足のいく1年だったよ。



地球への手掛かりは見つからないがもう1つやる事が出来た。

それは俺の信仰する神様を教えて回る事だ。布教とも言うな。

と言っても基本は神を捨てた刺青の無い人達だけだが、これでもそれなりに増えた。

なんと78倍も増えたぞ!!まぁ元々1人だったから俺を入れて合計78人なんだが。



今も1人勧誘中だ。

「魔物に襲われた時に家族を助けてくれないなら神なんていらない!!」なんて言って魔物に復讐している、死に急いでる奴だよ。

他人に関わるべきでも無いかも知れないが、今にも死にそうだからつい声をかけちまった。

勧誘するときは何時もこのセリフを言っている。厨二病っぽいがたまにはいいだろう。











「我が神は絶対にあなたを裏切らない。」






「とくに決められた事など無いし、お祈りも好きな時にやればいい。むしろしなくても問題ない。」






「金も一切掛からないし、敬う必要も無い。」






「加護が消える時もあるが、それはあなたが諦めたときだけ。」






「覚えなくてはいけない事はただこの一文のみ。」













『人間だけが神を持つ。今を超える力、「可能性」という名の内なる神を』












どうだいこれを読んでいるあんたも、神さま・・・信仰してみないか?





そしてこれは続かない気がします。


そしてこれは応援という何かしらの何かがあれば続くかもしれません。


そして前書き、本編、後書きに嫌悪感ができたらごめんなさい。

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